2016年11月14日(月)
スクウェア・エニックスが12月15日に発売するPS Vita用ソフト『SaGa SCARLET GRACE(サガ スカーレット グレイス)』で11月13日(日)に6時間以上の公式生放送番組が配信されました。
番組では、発売を前に主人公であるウルピナとバルマンテ編の先行プレイが行われました。先行プレイ時に判明した新情報を箇条書きでお届けします。
・本作には4人の主人公が存在しますが、ゲーム開始時に表示されるいくつかの質問にどう答えたかによって、主人公が決まります。
▲性格診断のような質問でわくわくします。 |
・もちろん強制ではなく自分で決めることも可能ですが、選択肢によって決まった主人公のステータスには補正がかかり、戻って自分で主人公を選んだ場合は補正がかからないとのこと。
▲タリア編は、世界のバックグラウンドがわかるようなシナリオになっているそうです。紹介画面には魔女という気になる文字も。 |
▲ウルピナの頭にある花は河津秋敏さんにもわからないとのこと。「たぶん薔薇なんじゃないでしょうか」とコメントしていました。 |
・陣形画面で□ボタンを押すことで表示が切り替わり、防御力を確認できるように。陣形ロイヤルハーツの前衛2人は狙われやすくなるので、防御力が高いキャラを配置すると戦いやすくなります。
・過去作では説明文に書かれていても効果が発生していないものもありましたが、本作のロールの説明文に書いてある効果はしっかり発生しているとのこと。
・バトル中にひらめいた失礼剣。もともとは『ロマサガ3』のモーションのつもりでグラフィック担当に発注したそうですが、上がってきたら寝転がりながら斬る技になっていたとのこと。「これはこれで超失礼だし、まあいっか」と一発OKで収録されたそうです。(※もともとの失礼剣は、お尻を向けて攻撃するから失剣)
・防御時には持っている武器でガードしてくれることも。武器ガードは結構効果があるのでなめてはいけないそうです。武器ガードの他にも盾ガードがあり、盾ガードは防御をしていなくてもガードしてくれます。
・装備できるロールの数を増やす方法が存在。武器のスキルレベルが5になると、装備できるロールの数が2になります。さまざまな武器を使ってロールの枠を増やすか、1つに集中してスキルレベルを育てるかはプレイヤー次第。
・武器のスキルレベルが上がると攻撃力が上がり、受けるダメージも下がります。スキルレベルが10、20、30と一定を超えるごとに、連撃参加時のBP減少効果が増えるそうです。
・キャラクターのLPが0になってもロストせず、使えなくなるだけに。スタメンから外して2回戦うだけで、1回復する優しい仕様になりました。
・本作では攻撃後にひらめきが発生するので、技をひらめけば敵に2回攻撃できます。
・戦闘終了後に成長するのはHPと武器のスキルレベル。力や体力などのパラメータは上昇しませんでした。
・ウルピナならモンド、バルマンテならアーサーなど、主人公にはそれぞれパートナーとなるキャラが存在。他の主人公でもパートナーキャラは仲間になる? という質問に、河津さんは「なることもあればならないこともある」とコメントしていました。
・本作に技としてのパリイは存在しませんが、パリイという単語が入ったロールが存在するとのこと。
・装備できないものは存在せず、全キャラクターがすべての武器・防具を装備できます。
・バトルに入る前にオートでセーブされるので、セーブをし忘れていてもやり直しがきくとのこと。
・これまでの『サガ』と同様に、飛行系の敵に地走りや足払いなどは効果がありません。
・いわゆるデバフ系の能力値ダウン技は何度か効果がありますが、これ以上効かないという状態になったら、“○○ダウン”のアイコンが出なくなるとのこと。
・戦闘回数の直接の数字を見ているわけではないそうですが、戦っていくと次第に敵が強くなっていくとのこと。ただし同じ場所で何度も戦ってキャラの成長を狙っても、あまり敵が強くならないそうです。
・ゲーム中盤でのボス戦が公開され、グレータークロスという陣形や不動剣、ジョルトカウンター、ヴァンダライズなどの技の存在を確認できました。
・伊藤賢治さんのお気に入りの楽曲はボス曲である『武術を守護する者~星神マリガン』。星神の1柱である武術の神・マリガンの曲ですが、この曲があるということは……?
・ウルピナの兄であるアントニウスは小林智美さんお気に入りのイケメンキャラクターで、ちゃんと仲間になるとのこと。小林さんと河津さんとの間で、「(河津さん)死んじゃったりするかも」、「(小林さん)絶対に死なせないでください!」というやり取りがあったそうです。
▲村人の女性の名前が“○○村のネエちゃん”と表示されたり、敵兵が「殺!」という一言とともに襲ってきたりとテキストの『サガ』感は随所で確認できました。 |
・アングリーマーチという変わり種の陣形が公開。戦闘開始時に全員が怒り状態の代わりに、怒り状態の人数分のBPが増えますが怒りが取れるとBPが初期状態の2に。短期決戦には向いていますが長期戦には向いていないラピッドストリームみたいな陣形とのこと。開発中、強すぎてどんどん調整していった陣形だそうです。
・バルマンテ編は2台同時プレイでシナリオの変わり具合を確認。一方はひたすら戦闘を回避した結果アングリーマーチの入手条件となる仲間が登場せず、3回の戦闘で1つのシナリオが終了。もう一方は10回以上戦ってシナリオを終え、アングリーマーチを入手していました。
▲選択肢によって、シグフレイが完成を目指していた塔が倒壊するパターンと倒壊しないパターンに分岐。この結果が今後のシナリオにどう影響していくのか気になるところです。 |
この他にも生放送では、頭を使って連撃を狙う様子や敵のインタラプト技に味方のインタラプト技を重ねるなど、『サガ スカーレット グレイス』の醍醐味とも言える戦闘のおもしろさが多数公開されました。
ゲーム序盤のシナリオも確認することができるので、本作のことが気になっている人はタイムシフトなどで視聴してみましょう。
※画面写真はすべて開発中のもの。
(C) 2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
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