2016年11月18日(金)
サスペンスRPG『ブラックローズサスペクツ』は貞本義行さんのキャラが生き生きと動く
サイバーエージェントの子会社・ピクセルフィッシュより、今冬配信予定のiOS/Android用サスペンスRPG『Black Rose Suspects(ブラックローズサスペクツ)』。メディア向けの先行体験会でわかった本作の注目ポイントをまとめて紹介します。
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●動画:『ブラックローズサスペクツ』公式PV
豪華すぎるスタッフが集結!
まず、本作の企画原案およびシナリオを担当しているのは、『ウィッシュルーム 天使の記憶』や『ラストウィンドウ 真夜中の約束』で独特な世界観を作り上げ、根強いファンを持つ鈴木理香さんです。
そして、メインキャラクターデザインは『新世紀エヴァンゲリオン』や『サマーウォーズ』のキャラクターデザインなどで知られる貞本義行さんが担当しています。
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その他、OPアニメーションには『機動戦士ガンダムOO』の監督をされていた水島精二さんが参加し、声優キャストも神谷浩史さんや花澤香菜さんなど豪華メンバーが勢ぞろいしています。
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キャラクターの魅力を引き出すアドベンチャーパート
ストーリーは主人公のイアン・ハンターが、街に突如現れ始めたキメラの謎を追っていくというもの。バトルをクリアしながらアドンチャー形式で物語を読み進めていきます。
シナリオだけでなく背景デザインにも鈴木さんが携わっているので、細部まで鈴木さんの思い描いた世界観が表現されています。
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▲『ウィッシュルーム』や『ラストウィンドウ』に魅了された人間なら、このゲームの雰囲気に触れるだけで感動してしまいます。 |
プロデューサーの梅田慎介さんによると、「ただの紙芝居にならないようLive2Dを採用した」そうで、キャラクターが生き生きと動くことも大きな特徴です。
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▲アドベンチャーパートだけでなく、ホーム画面など至るところがLive2D仕様となっているので、つねに躍動感あるかけあいが楽しめます。 |
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▲カットインをはじめとしたグラフィック演出が加わることで、アドベンチャー形式とは思えない見応えがあります。 |
ストーリーは海外ドラマのようにシーズンで区切られています。各シーズンにはチャプターが10まであり、さらにチャプターごとのエピソードが8つあるので、1シーズン80話というボリューミーなストーリー構成になっています。
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▲梅田プロデューサーいわく「チャプター1終了時にはプレイヤーを驚かせる仕掛けがある」らしいので、楽しみにしておきましょう! |
近未来の地球が舞台となるサスペンス
本作の舞台は、“WG(グレテイストギャップ)”と呼ばれる世界大恐慌の影響で、地球全体が“アース連合”という1つの国家になった近未来。
連合政府は、リバティゲート大学が開発した全地球民を遺伝子レベルで管理する“レッドシステム”により、恒久的な平和を目指します。
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▲リバティゲートはネオアメリカ西部エリアにある同地区最大の年。アース連合のリバティゲート支部はニューヨーク支部と並ぶネオアメリカの重要拠点。 |
主人公である元ニューヨーク市警刑事のイアン・ゲートは、リバティゲートの街に立つホテル“ホテル・ザ・ペルゴラ”を、創業者の祖父のブルーノから相続。
オーナーという身分を隠しながらホテル専属の探偵を名乗り、弟のバードが犯人とされている連続殺人事件“ブラックローズ”の真相を追います。しかし、その中でアース連合に潜む闇へとたどり着き……。
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▲物語の冒頭で、さまざまな生物をかけ合わせたモンスター“キメラ”と、一部の人間が持つ特殊能力“パラノーマル”の存在を知ったイアン。彼はパラノーマルを持つ仲間とともに、キメラと戦いながら謎を追っていきます。 |
オート進行の3Dリアルタイムバトル
Live2Dのアドベンチャーだけでなく、3Dで描かれるバトルにも注目です。バトルはリアルタイムで進行し、基本的にはオートでキャラクターが攻撃をしてくれます。
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▲各キャラクターの使用武器は、それぞれ思い入れのある道具がパラノーマルによって変化したものとなっています。 |
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▲敵として出現するキメラは“いかにも”な見た目。はじめは気色悪い印象でしたが、徐々にかわいく見えてくる不思議なデザインです。 |
攻撃をしていくと味方のゲージが溜まっていき、満タンになったらゲージを消費して特殊能力“パラノーマル”を発動できます。タップ操作により任意のタイミングで発動できますが、フルオートにしてしまうことも可能です。
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▲パラノーマル発動時には、ダイナミックな演出が入り、見た目にも盛り上げてくれます。 |
パラノーマルには、エリアルやダウンといったさまざまなタイプがあり、“トリガー”となるパラノーマルを発動すると、同じタイプの“ドライブ”を持つ味方が追撃をしてくれます。
追撃にはゲージ消費などのデメリットがないので、トリガーとドライブを意識した編成をすることで、パーティの戦闘力が大きく上昇します。
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▲パーティメンバーが増えてきたら、いろいろなトリガーとドライブを組み合わせてみましょう。 |
カードを集めて個別ストーリーを解放
本作では、さまざまなキャラクターのカードをパーティに編成します。キャラクターごとに全レアリティのカードが用意されており、カードを強化してレベルを上げたり、アイテム使ってレアリティを上げたりする育成要素が盛り込まれています。
また、同じキャラクターのカードを複数所持していると、サブカードというものが設定されます。これはパーティに編成したカード以外から一番強いものが選択され、その能力を一部加算するというものです。
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また、カードにはそれぞれ固有のストーリーが設定されており、ストーリーを解放すればキャラクターの魅力をより深く知ることができます。
キャラクターのカードの総合レベルによって解放されるストーリーも存在するので、好きなキャラクターのカードはレアリティを問わずに強化しておきましょう。
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キャラクターストーリーはバトルにも影響があり、ストーリーを解放していくと前述したサブカードの効果が大きくなっていくので、損はありませんよ。
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▲SSRカードの絵柄は有名イラストレーターが担当し、カードのストーリーをすべて解放すると、全画面でイラストを鑑賞できるようになります。 |
エンドコンテンツも多数実装
多数のエンドコンテンツが遊べるところも本作の大きな魅力。まず、大型ボスを討伐するレイドバトルでは、他プレイヤーとの協力プレイが可能です。レイドボスはいくつもの部位を持ち、部位を破壊することで報酬が増加していきます。
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▲レイドボスには狂暴そうな巨大キメラが出現します。 |
続いては対人コンテンツのアリーナ。他プレイヤーのパーティとフルオートでの戦闘を行い、その結果がランキング化されます。トリガーやドライブをうまく組み合わせ、最強のパーティで挑戦していきましょう。
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▲ランキング報酬には課金アイテムも用意するそうなので、積極的に挑戦しましょう。 |
最後に、個人でコツコツと進めていくコンテンツとしてタワーが用意されています。敵を倒しながらタワーを登っていき、報酬を獲得していきます。階層が高くなるほど報酬も豪華にはなりますが、もちろん敵も強くなっていきます。
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実際にプレイしてみるとストーリー、サウンド、グラフィックのいずれも細部までこだわっていることが、ひしひしと感じられました! 鈴木理香さんが企画原案というだけあって、アドベンチャーパートの完成度は抜群に高く、随所からスタッフやキャストの力の入れようが伝わってきます。
しかし、ややこしいシステムなどはないのでクオリティの高いゲームをシンプルに遊べる。まさにスマホならではの、最高のタイトルです!
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※スクリーンショットは開発中のものです。
(C)pixelfish,Inc.
データ
- ▼『Black Rose Suspects』
- ■メーカー:pixelfish
- ■対応端末:iOS
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:今冬
- ■価格:基本無料/アイテム課金
- ▼『Black Rose Suspects』
- ■メーカー:pixelfish
- ■対応端末:Android
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:今冬
- ■価格:基本無料/アイテム課金