2016年11月20日(日)
シャイの意外な一面や号泣したクリスマスの思い出話とは!? 『マジフォー』豊永利行さんインタビュー
ピタゴラスプロダクションのアイドルたち9人が全員登場する『MARGINAL#4』のドラマCDが3カ月連続リリース決定! 電撃Girl’sStyle12月号に掲載された、牧島シャイ役・豊永利行さんのインタビュー完全版をお届け!!
――今回のドラマCDでは、担当キャラクターはいかがでしたか?
全3巻通して、シャイ様は非常にシャイ様らしかったです(笑)。これまでドラマCDでは9人そろって何かをしたり、一緒にお出かけをしたりといったエピソードがなかったのですが、今回改めてラグポの2人は事務所のよきお兄さんであり、先輩なんだなと実感しました。
また、すべて録り終えた後だからこそ言えるのですが、シャイ様は“本当かウソかわからない冗談”が好きなんだな、と気づきました。みんなが「まじで!?」と焦り出した瞬間に「冗談だ」と種明かしする部分が何度かありまして……。演じながら「この人、生粋のSだな」と感じることもしばしばでした(笑)。
ラグジュリエットのお姫様たちは楽しんでいただけるんじゃないかな、と思います。とくにキラに対してはグイグイ突っ込んだりもするのですが、それも2人の信頼関係や絆があってこその“いじり・いじられ”なんでしょうね。一方、後輩にはしっかり指導やアドバイスする場面もあったので、「相変わらず良い先輩だな」と思いながらの収録になりました。
――キラ役の大河元気さんから「シャイの意外なシーンが見られる」と伺ったのですが、豊永さんから見ても、意外だと思われるシーンはございましたか?
そうですね。僕から見てもだいぶ意外なシーンがありました。台本をいただいた当初からどんな風に演じようか迷っていたのですが、結果的には“とってもあざとく”演じさせていただきました(笑)。
みなさんにはその“あざとさ”にぜひ引っかかっていただければと思います。とってもわかりやすい釣り針を下ろしてお待ちしていますので、釣られちゃってください(笑)。
――3枚のなかで、印象に残っているエピソードやシーンはありますか?
ピタゴラスプロダクションの全員でドラマを撮るシーンでしょうか。それぞれピタドルを演じながら、その上で別人を演じるという二重の演じ分けが非常に楽しかったですね。
シャイ様自身は感情を表に出すことが少ないのでその分、役の中で役を演じると普段の感情表現から1歩踏み出すことができる楽しさを感じました。感情の振り幅をどこまで出していいのか探りながら演じたこともあり、僕の中のシャイ様像がさらに広がったような気がしています。
もう1つ気になったのは“白雪王子”というネーミングセンスです(笑)。台本をいただいて初めて読んだ際に、笑いながら「白雪王子ってなんだよ!」って突っ込んでしまうくらいツボでした。恐らく、「豊永もココで突っ込んだのね」と納得していただける場面があるかと思いますので、みなさんも突っ込んでもらえるとうれしい限りです(笑)。
――今回は全員出演ということで、後輩たちとのシーンはいかがでしたか?
ハロウィンのお話だとシャイ様はキラと一緒に行動することが多かったのですが、パーティー編やクリスマス編では後輩たちと関わる時間が長かったかもしれません。そういった意味では、以前に発売されたPS Vita『MARGINAL#4 IDOL OF SUPERNOVA』でラグポがマジフォーと一緒にレッスンをしていた感覚に近かったかな。
キラと2人だと、どうしても先輩アイドルというよりも“いじる人といじられる人”としての相棒感が強くなるので(笑)。特にゲームのときにはいなかったUNICORN Jr.との絡みもあるので、僕としては「仲間が増えたな」と感慨深いものがあります。
――ドラマCDのテーマは「ハロウィン」「パーティー」「クリスマス」ですが、そのなかでご自身のエピソードはありますか?
子どもの頃のクリスマスで思い出に残っているのが、母親の完璧なサンタコスプレです! サンタクロースのマスクに付けヒゲ、サンタ服に帽子で登場したんですが、怖すぎて号泣したことが今でも記憶に残っています(笑)。
それまでは「サンタさん! サンタさん!」なんてはしゃいでいたんですが、いざ対面したらあまりにもリアルで! 「知らないおじいちゃんが家に入ってきた!」という不法侵入に対する恐怖と、頼りになるはずの母親がどこにもいない恐怖でいっぱいになってしまったんだと思います(笑)。
当時は祖父母と伯母と住んでいたのですが、祖母にしがみつきながらサンタさん(母)に向かって「こっち来ないで~!」と全力で叫んだ記憶があります(笑)。大切に育ててくれたんだなと感じられるいい思い出です。
僕の子供には、クリスマスでリアル過ぎるサンタさんはやらないようにしようという教訓にもなりました(笑)。サンタさんがなまはげと同じレベルになっちゃうと悲しいですから!
――読者にメッセージをお願いします。
第1弾のハロウィン編は発売済みですが、そちらを聴いてくださった方にはピタドルたちがワチャワチャしている様子を感じていただけているかと思います。気付けばRejetのスタッフさんたちにも“シャイ様”と呼ばれているシャイ様ですが、今回もパーティー編での乾杯前の挨拶など19歳とは思えない大人な部分を披露しています(笑)。
キラとの仲よし具合やマジフォーとユニコに対する厳しくも温かく見守っている様子にも注目していただきたいです。これまでシャイ様推しではなかった方も、今回で推しになってしまうようなシーンが満載なので、ぜひみなさんの耳で「豊永利行あざとい」と感じてくださいね(笑)。
また、これまでのCDは歌がメインでしたが、今回はお芝居が中心ですので、楽曲では表現し切れないパーソナルな部分をお届けできるかなと思っています。これからアニメーションも動き出しますので、まだまだ続いていく『MARGINAL#4』にぜひ期待していてください。
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