ゲームの充実度はMAX!! 逢坂良太さん『剣が君 百夜綴り』インタビュー
6人の侍とひとりの少女の儚く美しい恋模様を描いたPS Vita版『剣が君 百夜綴り』。電撃Girl’sStyle12月号に掲載された、鈴懸を演じる逢坂良太さんのインタビュー完全版をお届けする。
鈴懸役・逢坂良太さんインタビュー
――収録の感想をお願いします。
まるでエピローグを劇場版で描いたような、そんな作品だと思いました。本編では描かれていない細かいお話が、ひとつひとつ丁寧に描かれています。本編の東海道の旅の途中にこんなことがあったのかとか、合間にこんなお話もあったんだなと、いろんな発見がありました。
『百夜綴り』を遊んだことによって、本編の物語に深みが出るといいますか、もっとおもしろくなると思います。また本編をやりなおしたら、また新しいものが見えてくるんじゃないかなと思いました。本当に、2本で1本の作品になっているのではないかと。
――百篇も物語が描かれているんですよね。
体感的には本編よりもセリフが多かった気がします。たぶんですけど。鈴懸はとくにでしゃばりなので(笑)。本編と『百夜綴り』のツインパックもあるそうですが、両方プレイしたら合計どのくらいかかるんでしょう。ボリュームはかなりありますよ。
――鈴懸の新たな一面などは発見できましたか?
今回は、もっと細かい部分で鈴懸の心の動きというか、動揺とか喜びが見えてくることはあったかなとは思います。ただ、本編でもかわいい一面やシリアスな一面もあったので、根本的には変わったところはありませんでした。
――とくに印象に残ったシーンを教えてください。
1番好きなシーンは、鈴懸と縁の飼い犬のコロが会話しているところです。鈴懸は動物と会話できるのでコロの代弁をするんですけど、そのシーンがすごく好きなんですよ。ペットは主人に似るとよく言うので、コロもかわいい感じのしゃべり方をするのかなと思っていたんですが、意外と侍言葉でした(笑)。
――今後、鈴懸の見てみたい、やってみたいお話はありますか?
結構、この『百夜綴り』で、今まであまり絡んでないキャラとからむお話がたくさんあったんですよ。逆に、いつも関わりの深い左京さんとのシーンが少ないかもと感じるくらいに、ほかのキャラとのお話が充実していたと思います。
実彰、螢、縁とも結構絡んだので、この作品をやることによって、ほかのキャラとどういう仲なのかというのがよりわかるんじゃないでしょうか。
――『百夜綴り』のタイトルの百にかけまして、今から100時間自由に過ごせるとしたら、何をしたいですか?
確実に旅行でしょう。ずっと前から行ってみたいと思っているんですけど、まだ行けてない沖縄がいいです。なかなか行くタイミングが難しいんですけれど。話に聞くと、宮古島の海が1番きれいらしいので、そこで青くて透き通った海を見に行きたいなと思います。
――最後に、発売を楽しみにされているファンの方々へメッセージをお願いします。
PC版が発売されてから3年、PS Vita版の発売を入れても1年ほど間が空きましたが、ここまで長いコンテンツになってくれたことがとてもうれしいです。
鈴懸の声を出すのは結構大変なこともありますけど、それを乗り越えてみなさんの前に届けられるというのも非常にありがたいなと思っています。鈴懸以外のキャラクターとの話も、きっとたくさんあると思うので、ぜひぜひ百編の物語を楽しんでいただければいいなと思います。
『剣が君 百夜綴り』過去のインタビュー記事はこちら
(C)2013-2015 Rejet
データ
- ▼『剣が君 百夜綴り』ダウンロード版
- ■メーカー:Rejet
- ■対応機種:PS Vita
- ■ジャンル:AVG
- ■発売日:2016年12月22日発売予定
- ■価格:5,800円+税