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2016年11月17日(木)

劇場アニメ『ひるね姫』2つの世界が描かれたキービジュアルに注目。12月3日より特典付き劇場前売券が販売

文:たすん

 『東のエデン』、『精霊の守り人』、『攻殻機動隊S.A.C.』を手掛けたアニメ監督の神山健治さんが描く、父と娘の感動アニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』のキービジュアルが公開されました。

『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』

 高畑充希さんが演じる、幸せそうに眠るヒロイン・森川ココネをとらえた温和な雰囲気の第1弾ポスターから一転し、何かを発見して驚くココネの姿と周囲に広がる岡山県倉敷市の風景、そしてもっともも特徴的なココネの足元の水たまりが表現された鏡写しの世界が描かれています。

 また、ぬいぐるみのジョイは生命を宿し、バイクはロボットの“ハーツ”に変形、倉敷の風景は異形の怪物が立つファンタジックな世界となっています。そして、ココネは髑髏をあしらったジャケットを着た少女の姿に……。

 これは、ココネが見る夢の世界を表現したもので、ココネはどんな夢をみて、髑髏ジャケットの少女はどんな活躍をみせるのか? 想像力をかきたてるビジュアルとなっています。

●『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』ストーリー

 夢の中で再会した物語。すべてを知るために、私は眠る。

 岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたった1つ得意なこと、それは“昼寝”。

 そんな彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。進路のこと、友だちのこと、家族のこと……考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。

 2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるが、そこまでの悪事を働いたとはどうしても思えない。

 ココネは父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼なじみの大学生・モリオを連れて東京に向かう決意をする。

 その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たった1つの得意技である“昼寝”を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった。

劇場前売券の情報が公開

 12月3日より劇場前売券が販売開始されます。特典は2つのキービジュアルと主人公・森川ココネが描かれた特製クリアファイル2種類となります。なお、前売り券の価格は、ムビチケ小人券が900円(税込)、ムビチケ一般券が1,400円(税込)となっています。

●特製クリアファイル パターン1

『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』

●特製クリアファイル パターン2

『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』

■作品情報(※敬称略)
タイトル:『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』
公開日:2017年3月全国ロードショー
監督・脚本:神山健治(『攻殻機動隊 S.A.C.』『精霊の守り人』『東のエデン』)
音楽:下村陽子『キングダム ハーツ』
キャラクター原案:森川聡子(『猫の恩返し』)
作画監督:佐々木敦子(『東のエデン』)
演出:堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉
ハーツ・デザイン:コヤマシゲト(『ベイマックス』)
クリーチャーデザイン:クリストフ・フェレラ
色彩設計:片山由美子
美術監督:鮫島潔、日野香諸里 3D監督:塚本倫基
撮影監督:田中宏侍
音響監督:はたしょう二
制作スタジオ:シグナル・エムディ
配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)2017 ひるね姫製作委員会

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