来春から全国のゲームセンターで稼働予定のアーケードゲーム『電車でGO!!』。天候や朝の通勤ラッシュなど、さまざまなシチュエーションを再現しており、前作よりもさらに踏み込んだ“本物の運転士になったような”体験ができるのが魅力です。

　今回の記事では、11月5日（土）～11月8日（火）に開催されたロケテストの模様をお届け。初心者視点から、本作の魅力をレポートしていきます！

▲筐体の外観は、一般的な電車を模している。

▲取材に行った時間は開店直後でしたが、すでにロケテストには多数のファンが並んでいました。

細部までこだわった運転席の再現性に驚愕！

　筐体の中に入ってまず驚いたのが、その再現性。マスコン（速度調整を行うためのレバー）の手触りやタッチパネルに表示される計器、3面モニターで表現された車外の様子などなど、電車に関する知識がそれほど豊富ではない自分でも、そのメカっぽさにテンションが上がりました！

▲3面モニターでダイナミックに外部の様子を表示。駅構内の様子などの再現度も高く、VRゲームのような没入感を味わえます！

　ロケテストでは、“新人ミッション”と、それをクリアした後に挑戦できる“熟練ミッション”の2つが選択できました。どちらも路線は山手線で、原宿→渋谷→恵比寿→の間を運行していきます。ちなみにプレイ料金は、1回300円でした。

　運転席に着き、いざ電車を発進！　とはりきるも、なぜかマスコンが動かず。どうやら、マスコンの親指側についたボタンを押しながらでないとレバーを手前に引けず、加速ができないようです。

　そんな不意の加速防止のための安全対策に関心しつつ、何とか電車を加速させていきます！　加速時の座席の振動も、運転しているって感じでいいですね。

▲運転中は、細かい情報は前方にある計器画面に表示されます。計器部分はタッチパネルとなっており、戸閉灯の点灯などが可能です。

操作はわりと簡単！　うまく速度を調整してスコアを稼ぐ

　運転中は、マスコンを動かして、制限速度を意識して速度を調整していきます。制限速度は運行距離で切り変わっていくので、現在の制限速度を守りながらも、次の制限速度をチェックして速度を調整するのが重要！

　ただし、操作自体はそれほど複雑ではないので、運転中はのんびりと景色を楽しむ余裕もありました。マスコンをニュートラルの位置に戻せば、速度を維持しながらの運行も可能です。

▲左手はマスコンをつかみつつ、右手をグリップボタンに沿えるのが基本スタイル。グリップボタンを押すと“レールマンセンス”が発動し、得点を稼げるポイントが表示されます。

　景色を眺めながらのんびり運行していると、渋谷駅が見えてきました。停止位置に合わせて速度を減らしていきます。このタイミングが、なかなか難しい！

　駅構内で加速しなければスコアを獲得できるので、あらかじめどのていど減速するとどのくらいの位置に止まるのか、ということを把握しておく必要がありそうですね。初回は、あたふたとマスコンを上下させながらも、無事に渋谷駅に到着しました！

▲駅に到着すると、運転中の行動によってスコアを獲得できます。制限速度を守りつつ、安全性に気を配った運転をすると高得点をもらえるようです。

▲プレイ中はうっかり忘れていましたが、足元には警笛ペダルも。適切なタイミングで警笛を鳴らせば、スコアが獲得できます。

▲駅構内では、別ウィンドウで電車に乗り込む乗客の姿を確認できます。

　初回は、渋谷駅構内での加速が響いてゲームオーバーになってしまいましたが、追加でクレジットを投入すればコンティニューが可能です。気を取り直して、次の恵比寿駅へ！

　同じく速度を調整しつつ、次の駅に着いたら早めの減速をと心がけます。1駅ぶんの運転で調子をつかんだのか、渋谷→恵比寿間の運行は、比較的うまくいったような気がします！　2駅ぶんを運行すると、“新人ミッション”は終了でした。

初心者でも気軽にプレイできるゲーム性は魅力的！

　プレイ終了後、勉強のためにほかのプレイヤーのプレイを見学していましたが、かなり高レベルな人が多かったですね。

　自分はスコアはあまりよろしくなかったですが、そんなプレイでも、運転席や景色を眺めつつ、運転士の気分をしっかりと味わえました。鉄道ファンにオススメなのはもちろんですが、鉄道の知識のない人も、ぜひアトラクション感覚でプレイしてみてください！

▲正式稼働後は、路線も追加予定という本作。個人的には、よく利用する中央線沿線の駅が追加されるのが待ち遠しいです！

実際のプレイ動画でゲーム性をチェック！

　最後に、本作のプレイ動画も掲載します。ゲーム性が気になる人は、ここで実際のゲーム画面をチェックしてみてください。

■【電車でGO!!編】電アケ的ロケテレポート #01

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