2016年11月25日(金)
『電撃Nintendo』では、Wii Uや3DSで遊べるインディーズタイトルにスポットライトを当て、インタビューとともに魅力を探る“インディーズ&ダウンロードタイトル最前線”のコーナーを連載中。
今月は、発売が間近に迫ったWii U版『ACE OF SEAFOOD(エース・オブ・シーフード)』を紹介している。
『エース・オブ・シーフード』は、プレイヤーが魚やカニなどの海産物になり、それぞれの生物に備わった特殊能力を駆使しながら、敵の海産物と戦うSTG。海産物ながらビームなどの武器で攻撃できるのが特徴で、生物の種類によっては、近接攻撃や囮(おとり)を使うこともできるなど、攻撃の種類は多彩だ。
▲ビームを撃つ敵のエイ。海産物のグラフィックはどれもリアルだ。 |
▲巨大なマグロと戦う戦艦!? 本作には戦艦や潜水艦も登場する。 |
海中にはさまざまな場所に“漁礁(ぎょしょう)”がある。漁礁は基地のようなもので、この中に入ると仲間を強化したり“魚群”と呼ばれるパーティを編成することができる。また、敵を倒した際に手に入れた遺伝子を使えば、その敵を生成することもできる。
▲海底にある漁礁を守る敵を倒して、開放するのもゲームの目的の1つ。 |
▲漁礁のなかでは、手に入れた遺伝子で新たな仲間を生成できる。 |
本作を制作するNussoft=大貫真史氏に、ゲームついてのお話を伺った。その一部を紹介しよう(文中敬称略)。
――『ACE OF SEAFOOD』のPC版を最初に作られたのはいつ頃ですか?
大貫:リリースしたのは2015年の8月です。その年の11月に開催されたデジゲー博(同人・インディーゲームの展示や頒布を行うイベント)に参加したときに、任天堂の方にお声がけいただいて、Wii U版の開発が始まりました。
――開発はスムーズに進みましたか?
大貫:いろいろと確認しながらの作業はありましたが、全体的には順調に進んだと思います。
――開発はお1人で?
大貫:音楽制作と一部のキャラクターのモデリング以外は1人です。あとはテストプレイにご協力いただいたぐらいですね。テストプレイをお願いしたのは今回初めてなんですけれど、バグチェックなどで大変助かりました。当初はあっさりし過ぎていたチュートリアルの改良に役立てることもできましたし、お願いしてよかったです。
――『ACE OF SEAFOOD』を前作『NEO AQUARIUM』のように対戦ではなく、TPS型のSTGに変えたのはなぜですか?
大貫:前作は舞台が水槽で、海の広さが表現できなかったのと、当時遊んでいた『SKYRIM』の影響もありますね。探索していろいろな場所やクエストを発見するのが楽しかったので。
▲海産物のキャラクターを作るには、ポリゴンに貼るテクスチャー(画像)が必要になる。制作初期の頃は魚を直接スキャナーに載せてテクスチャーを撮り込んでいたとのこと。 |
本作のより詳しいゲーム内容とインタビューの全文は、発売中の『電撃Nintendo 1月号』をチェックしてください。『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』の表紙が目じるし!
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