2016年12月2日(金)

『Vainglory』アップデート2.0では初心者や熟練者に遊びやすい環境が導入

文:Taka

 Super Evil Megacorpは、iOS/Android用アプリ『Vainglory(ベイングローリー)』のウィンターシーズンにおける最初のアップデート“アップデート2.0”を始めとするさまざまな新情報を発表しました。

 また、『Vainglory』初の世界大会が12月3日(日本時間)に開幕し、それに伴い日本語配信がTwitchで実施されます。

“アップデート2.0”について

 12月15日実施予定のアップデートでは、プレイヤーがもっとも求めている機能に対応に加えて、初心者にはゲームを学びやすい環境を、熟練者にはより深い遊びが導入されます。

 まず、ヒーローの概要画面が大幅に刷新され、ゲームにおける役割や任務に関する新しい教育ツールが実装されます。

『Vainglory』
▲新たなヒーローの選択画面。

 熟練プレイヤーには、戦術選択と多様性をさらに拡大するために設計された複数の新しいアイテムとリニューアルされたジャングルのオブジェクトの実装が予定されています。

 なお、この仕掛けは同時に試合の序盤で遅れをとってしまったチームが逆転を図れる機会を増やすものとのことです。

 さらに、プレイヤーのソーシャルギルド参加を大いに促進させる新しいギルド発見・管理ツールの搭載。プレイヤーがスキンやヒーローをより収集しやすくする“ミステリーチェスト”が開始されます。

 これらすべてが1回のアップデートに含まれており、加えて、新ヒーローと多彩なスキンも登場。詳細は後日発表が予定とのことです。

“eスポーツ・フランチャイズ・プログラム”ついて

 2017年にSuper Evil Megacorpは、プロフェッショナル・チームのためのフランチャイズ・プログラムを開始します。

『Vainglory』
▲Team SoloMid。

 このプログラムは堅実に成長し競争力のあるエコシステムを構築し、プロフェッショナル・チームとプレイヤー・コミュニティとの関係性を深めるものです。また、このプログラムの参加者たちの活動により発生したeスポーツの収益を分配することも予定されています。

 フランチャイズの保有者は、自動的にトップの大会での参加資格を得られるわけではなく、これまで通り、参加資格を得て他の参加者と同じようにエントリーする必要があります。

 なお、最初のフランチャイズの保有者8人とプログラムの詳細は、2017年のスプリングシーズン前、2017年初頭に発表されます。

開発者向けAPIについて

 『Vainglory』の情報・攻略サイトやアプリ開発者、大会主催者などを対象に、開発者向けAPIが2017年初頭に開始されます。

 これにより、熱心なプレイヤーやプロフェッショナル・チーム、サードパーティ・サイトとプロバイダーに関連するプレイヤーの統計、試合結果、アイテムやヒーロー統計にアクセスできるようになります。詳しくは公式サイトを確認してください。

Super Evil Megacorpの組織変更についてのお知らせ

 Super Evil Megacorpが世界中でパートナーシップを深め、企業としての成長を後押しする目的で、人事異動することが発表されました。

 2017年に、初代CEOであるBo Daly(ボー・デイリー)さんが、President and Chief Business Officerという新しい役職に就き、現在のCOO Kristian Segerstrale(クリスティン・セガーストラリ)がCEOに就任します。

データ

▼『Vainglory』
■メーカー:Super Evil Megacorp
■対応端末:iOS
■ジャンル:アクション
■配信日:配信中
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『Vainglory』
■メーカー:Super Evil Megacorp
■対応端末:Android
■ジャンル:アクション
■配信日:配信中
■価格:基本無料/アイテム課金

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