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2016年12月22日(木)

『チェンクロ3』伝授必殺を攻略。伝授のやり方からオススメの組み合わせまで紹介!

文:まり蔵

 セガゲームスがサービス展開中のiOS/Android用RPG『チェインクロニクル3(チェンクロ3)』。本作に登場する“伝授”システムについて、ご紹介します。

『チェンクロ3』

 11月24日のサービス開始から1カ月がたちましたが、皆さん『チェンクロ3』を楽しんでますかー!? 本作では、“聖王国”、“賢者の塔”、“炎の九領”、“砂漠の湖都”、“精霊島”の5カ所を舞台に、シリアス・コメディ・熱血などテイストのまったく異なる5つの物語が展開。5人の新主人公をはじめ、新キャラクターが多数登場する他、さまざまな新システムが実装されました。

 そんな新要素の中の1つに、“伝授必殺”というものがあります。“週刊チェンクロ新名鑑”でもお伝えしましたが、これは『チェンクロ3』より登場する新世代のキャラクターに、“伝授可能”な技を持っている第1部・第2部のキャラがスキルを伝授するというものです。

 ゲーム内では12月22日15:00より、伝授をより楽しむために発生確率を調整した“冬の伝授発生キャンペーン”が開催中です。というワケで、この記事では、この“伝授”システムをフィーチャーしてご紹介します!

 必殺技を伝授する流れを解説するのに加えて、どのキャラにどのキャラの必殺技を付けていいかお悩みのアナタに、電撃の『チェンクロ』担当編集&ライター陣がオススメの“伝授必殺”を紹介しますよ!

5分でわかる“伝授必殺”! 必殺技を伝授するまでの手順を解説

1.新世代のキャラの親愛度を10まで上げる

 まずは、必殺技をもらう側のキャラ(『チェンクロ3』から登場する新世代のキャラクター)の親愛度を10まで上げます。10まで上げると“伝授必殺”が解放され、伝授が可能に。ちなみに親愛度は、そのキャラをバトルで使用することで上昇します。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲『チェンクロ3』の主人公の1人、ヘリオスの親愛度を10まで上げます。

2.新世代のキャラと第1部・第2部のキャラを同じパーティに入れて戦う

 親愛度を10まで上げた新世代のキャラと同じ職業の、“伝授可能”な技を持っている従来のキャラ(第1部・第2部のキャラクター)を同じパーティに入れてバトルをすると、バトル終了時にごく稀に“伝授”が発生します。

 ちなみに同じ職業であれば、武器系統が異なっていても伝授可能。ただし、コラボキャラクターは伝授することができないので、注意しましょう。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲ちょっと見えづらいですが、シュザの必殺技“鬼神剣”をヘリオスに伝授。スキルを2つ以上持っているキャラは、特定のスキルが1つ伝授されるようです。

3.新世代のキャラの絆アビリティに従来のキャラを設定

 “伝授”が発生した後、新世代のキャラクターの絆アビリティに伝授してくれた従来のキャラを設定すると、そのキャラに由来する“伝授必殺”が使えるようになります。

『チェンクロ3』
▲絆アビリティに設定する際、所属ボーナスとは別に伝授ボーナスが発動。かなりのボーナスが付きます。

4.戦闘では本来の必殺技と伝授必殺の2種類が使える

 “伝授必殺”は戦闘中に、本来持っている必殺技と切り替えて使用することが可能。切り替えは、バトル画面下部のスキル名の左側にある“伝授”というボタンを押すことでできます。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲伝授必殺を発動すると、通常の必殺わざとは異なるオリジナルのボイスを聞くことができます。

5.“伝授必殺”はinfo画面から“忘れる”ことが可能

 “伝授必殺”は何度も付け替えが可能です。他の必殺技を伝授したい時は、info画面の“忘れる”ボタンを押して空にした状態で、再度1~4の手順を踏んでください。

『チェンクロ3』

電撃の『チェンクロ』担当編集&ライター陣のオススメ伝授は?

アツゴロウ

 主に電撃系の雑誌で活動するゲームライター。『チェンクロ』は連続ログイン日数が1,200日に到達し、もはや日常の一部と化している。3部のお気に入りキャラはビジュアルも言動もツボなセレステ。

 『チェンクロ3』では、とにかく精霊島の主人公“セレステ”がカワイイ! なので彼女を大活躍させるための、伝授必殺を習得させたキャラクターの組み合わせを考えてみました。

 まず主役のセレステですが、彼女の初期必殺技は2マナの範囲攻撃で、威力もそこそこある“クライシスフォール”。火力はこれで十分なので、伝授必殺は扱いやすさを重視で選びたいところです。

 そこでオススメなのが、湖都の大盗賊こと“ムスタファ”。彼の“サンドバイパー”は前方の広範囲をまとめて攻撃できる、いわゆるスラッシュ系の必殺技で、使用マナも1。さらに敵をスロウ状態にできるので、毒/暗闇/スロウ状態の敵へのダメージが上がるアビリティ“不思議な金属”を持つセレステにはピッタリなのです!

 同じような必殺技の使い手としてはチャレンジガチャなどで入手できる“ヴェスパ”もいますが、彼女のスキルで発生させられる毒より、スロウのほうが個人的に好みのため、ムスタファをチョイスしました。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 セレステとのコンビで使いたいのが、同じ精霊島ガチャで入手できる“ヌヴィエム”。彼女の初期必殺技は1マナですが敵1体に小ダメージ+暗闇とやや火力不足なので、高火力の伝授必殺で補うのがベストでしょう。

 候補としては魔神の“ラザニル”、鉄煙の大陸の“ハンネス”などがいますが、自分としては同じ精霊島所属の“ハジャダ”を推したいです。ハジャダなら絆での所属ボーナスが増えるし、16連射+暗闇付与の必殺技“エスピアツィオーネ”も強力。敵を暗闇状態にできれば、セレステの“不思議な金属”による火力アップにつながりますしね。なにより、自分がプレイを始めたころに手に入れたハジャダに、また活躍の場ができたことを純粋にうれしく思います……!

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 HP回復アビリティなど、防御面も優れているセレステですが、強敵相手にはやはり回復役の僧侶と一緒に運用したいところ。そんな時には、彼女の姉代わりである“シーシャン”が頼れる存在です。シーシャンならアビリティ“鷲獅子の双子・妹”でセレステの攻防を強化できますし、必殺技“グリフォンヒール”の回復量も優秀。

 これだけでも戦力としては十分ですが、自分はレムレス島の殴り(突き?)僧侶・ヘロディアの必殺技を伝授してみました。ヘロディアの“希望の物語”はダッシュ範囲を攻撃でき、いざというときの攻撃役も任せられます。また、攻撃後は一定時間味方の攻防を強化する効果まであり、セレステがさらに強力に。セレステのサポート役として、SSR僧侶にも劣らない働きを見せてくれますよ!

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 以上の3キャラクターを入れたパーティ、なかなかの強さですので一度お試しあれ。ただ、精霊島は新ビジュアルの“バリエナ”など、のちに追加されるであろうキャラクターもいますから、よりよい組み合わせがまだ出てくるはず。新シナリオを含め、今後の『チェンクロ3』からも目が離せません!

マスクド・イマイチ

 ガチャを回すために、ガチャの記事を書くライター。基本的に性能厨だが、女性キャラに対してはそれに限らない。最近は胸よりも腰からお尻のラインが気になるらしい。どうでもいい情報だ。3部はミユキのポンコツぶりに萌え。

 私が選んだオススメの伝授必殺は3つ! その前に、みんなは上記の伝授必殺の手順についてよく読んで、私みたいに「同じ武器種じゃないと伝授できない」とかそういう思い込みは捨てるようにね!(〆切前々日まで気づかなかった)

 さて、この伝授必殺ですが組み合わせも膨大、まさに無限の可能性を秘めていますね。私は基本的な考え方として、「敵陣後列の踊り子や僧侶を攻撃できない!」という状況をなくしたかったので、それをフォローする組み合わせから考えました。

 また、3マナという重いスキル持ちキャラに1マナスキルを伝授することで、MAXチェインをねらいやすくするなど、純粋に“強くする”よりも“使い勝手をよくする”ことでお気に入りキャラをパーティに入れやすくしてみました。

 と、長い前フリでしたが、オススメ伝授必殺その1は、“アリーチェ”にユニ Ver.2の“アブソリュートゼロ・レギオン”です。近接魔はロマン! 魔法使いオンリーパーティで悩むのが前衛をどうするかですが、第1部・第2部ではユニやカティアが活躍してくれました。『チェンクロ3』では主人公にアリーチェという突・魔法使いがいるので、彼女を前衛特化にしようと思い、ユニ Ver.2を選びました。

 アリーチェのスキルは自分中心範囲攻撃なので奥の敵に届きにくく、それをダッシュ範囲スキルの“アブソリュートゼロ・レギオン”で補おうというわけです。ダッシュ攻撃後の凍結領域も強力ですよね。加えて、ユニの絆アビリティ“通常攻撃時、一定確率で敵を凍結にする”も強力ですし! 本当はディルマ様の1マナ回復スキルと迷ったのですが、回復魔法使いは別キャラで考えたほうがよいかなということで。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲まずはオーソドックスな組み合わせ。とにかく後列からの支援がやっかいな『チェンクロ』の敵構成ですが、これなら安心。アリーチェは『チェンクロ3』の前衛魔法使いを代表するキャラになってくれそうです。

 その2は、“エシャル”にシャロララの“ピーティクルリット”です。エシャルはスキルを2つ持っており、1つが近接攻撃スキル、2つ目が最後列での踊りバフ。これに強力な範囲攻撃の“ピーティクルリット”を付けることで、1人3役の活躍を見せてくれる……! と思っています。

 実際にはもうちょっと運用してみないと有用性はわからないのですが、シャロララの絆スキル“マナを1つもった状態で戦闘開始。WAVEが進むたび、もっともHPの低い味方1人を回復する”が強力なのもうれしいところです。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲単体、範囲、バフ、なんでもできる戦士が誕生! これまで湖都は戦士があまり目立たなかったので、エシャルは貴重なキャラになるかもしれません。

 その3は趣味枠、みんな大好き“ジーメオン(パイセン)”にハンネス(プロ)の“ヴルカーン”です。プロの“ヴルカーン”といえば、範囲内をタッチすることで砲撃を放つ強力な範囲攻撃。1マナで5回の小ダメージという非力なパイセンに、超必殺技を持たせてあげたかったのです。

 しかも、パイセンは“鉄煙の大陸からやってきた”という、大陸間の行き来がしやすくなった『チェンクロ3』の設定を持ったキャラ! 王都で出会ったのに“鉄煙の大陸”出身のパイセンは、自分のスキル“クラフトネイル”でスクラップを(一定確率で)1つ破壊できるのです。すごいぜパイセン! 一定確率ってところが気になるけど気にするな!

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲プロの技術で敵を一掃! ……した後に、タッチミスでパイセンを敵陣に突撃させないように気をつけましょう(プロあるある)。

 以上がマスクド・イマイチの選ぶ、オススメ伝授必殺でした。性能を見て無難に行くもよし、コンビ愛で伝授するもよし、プレイヤーごとの楽しみ方が生まれましたね。今後どんなキャラが『チェンクロ3』に登場するか楽しみです。

 私の愛するチヨメちゃんのスキルを伝授するに値するキャラが登場するのか!? ちなみにチヨメのスキルは2マナ単体ダメージというわりとオーソドックスなスキルなので、誰に付けてもよいので愛で選びます。愛だろ、愛。

ライターM

 通りすがりの『チェンクロ』好きライター。先行プレイ記事を書いておきながら伝授システムの仕組みをド忘れして、親愛度を10まで上げずに「伝授が発生しない~」などと小一時間ほど頭を抱えていた残念な人。本人は「いや違うんだ、わざとなんだよ、技だけに」などと意味不明な供述を繰り返しており……。

 魅力的な新キャラクターが多くて片っ端から伝授を試したかったのですが、納得いくまでやり込んで締め切りを限界突破すると、担当編集さんに満面の笑顔で腹パンされそうだったので、3キャラに絞って試してみました。

 選んだのはこの3名!

【エレメンガルド → セレステ】

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

【リヴェラ → ヘリオス】

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

【キララネ → ウガガラ&プアア】

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 正直なところ、“セレステ”は使い勝手がよすぎて、何を伝授するかものすごく迷いました。結局、結束目当てで組み込んだ騎士を率いて敵陣に突貫させるイメージが一番強かったので、領域系のスキルに決定!

『チェンクロ3』
▲領域系を同時に展開した経験がなかったのですが、どうやら両立するようで、なかなかカオスな画面になっています……。

 スクラップを1つ作ってしまう点に目を瞑れば、<反響>範囲内の敵を巻き込んでダメージを与えられる“ツェーレシュトロム”がいい感じに機能してくれます。乱戦気味になったところで固有スキルに戻して、クライシスフォールでダメージを与えるとともに、領域範囲内の味方の防御アップを図ります。

『チェンクロ3』
▲領域で防御を固めつつ、<反響>を利用してボスへのダメージを雑魚敵にもお裾分け。

 ダメージソースは、ヘリオスくんに伝授させたリヴェラの“奥義・斬空剣”。マナ1で吹き飛ばし効果もあるので<反響>との相性もなかなかです。

『チェンクロ3』

 ウガガラにはキララネの“オラクル・ノヴァ”を伝授。コンセプトは……「ただでさえもふもふな獣っ娘を、もっともふもふさせたかっただけ」です。スミマセン。

 いざ試してみると……それなりにまぁという感じでしょうか(笑)。プアアを活用するなら、伝授&絆を“カティア”に変更して、近接特化でもいいかもしれません。

まり蔵

 電撃オンラインの『チェンクロ』担当編集。3部のイケメンをゲットするべく、各酒場ガチャを夜な夜な回す日々。全体攻撃ができる魔法使いが大好物なので、新世代のキャラではドウマがお気に入り。

 役に立つ“伝授必殺”はライター陣にまかせて、私はあえて『チェンクロ3』のイケメンキャラをフィーチャーしようかなと……! こつこつ3部のガチャを回してゲットしたSSRのイケメンキャラクターに付ける、オススメの伝授必殺をお送りします。

 最初は、九領の魔法使い“ドウマ”にヴェルナー Ver.2の“ヴォルケーノヘイズ”です。ドウマは、子安武人さんボイスの呪術使いですね。通常スキルの“呪式・夜鳥祟り”が広範囲小ダメージ攻撃+呪い付与なので、伝授するなら一発が大きい技がいいかなと。

 ということで、直線上の敵に「炎属性の大ダメージを与え、さらにダウン」させる“ヴォルケーノヘイズ”をチョイス。結果、敵Lv50以上の高難度クエとかじゃなければ、ボスWAVEはこの人の必殺技だけで戦えるんじゃないかというくらい強くになりました。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 続いては、湖都の弓使い“イスマイル”にアシュリーの“スターダスト・アロー”。イスマイルの通常スキル“ドラゴニックシュート”は、上記の“ヴォルケーノヘイズ”と似ていて「直線範囲上にいる全ての敵に炎属性の大ダメージを与えダウンにする」という優れものなんですが、3マナで少々重めなんですね。

 “スターダスト・アロー”は2マナで、敵に15本の弓矢をランダムで降らして小ダメージを与えてくれるので、マナが足りなかったり、複数のザコ敵を一掃したい時に重宝するかなと。WAVEをまたいで攻撃してくれるのもうれしいんですよね。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』

 3つ目は、副都の騎士“マウリッツ”にダナディの“ブレイブタックル”です。実は、マウリッツが敵陣にいる時に発動するスキル“リバースピアッシング”が、「後方に向かってダッシュ」して敵にダメージを与えるというちょっとテクニカルな技でして。

 ダナディのブレイブタックルで敵に突っ込んで、返す刀(?)でリバースピアッシングを発動して自陣に戻ってきたら、ちょっとおもしろいんじゃないかと(笑)。実際やってみたら、どちらも1マナで発動できますし、合わせ技でフィニッシュできたのでオススメです!

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲まずは“ブレイブタックル”を発動して、攻撃しながら敵陣に突っ込みます。
『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲次に“リバースピアッシング”を発動して、自陣に戻ってくる! おかえり!

 最後は、九領の新主人公“アマツ”にリンセ Ver.2の“ゴッド・ニャンド”! これは、正直見た目がどうなるのか気になったからです! それだけです! アマツごめん!

 アウトローなアマツが、にゃにゃにゃにゃーんと猫パンチを繰り出したらどうなるかなと、ちょっとした好奇心だったのですが、実際に使ってみたらかなりかわいいことに。オラついているアマツさんもいいですが、猫パンチで敵と戦うアマツさんもいいなと思った次第です。

『チェンクロ3』
『チェンクロ3』
▲アマツさん、ちゃんと猫グローブを付けて……!?

 と、それぞれが好き勝手にオススメの“伝授必殺”をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。このシステムは、それこそものすごい数の組み合わせがあり、コレが正解というものがあるわけではありません。

 ひたすら強さを追求した組み合わせにするもよし、効率重視で使い勝手のいい組み合わせにするもよし、遊び心あふれる組み合わせにしてもよし。皆さんのお好きな“伝授必殺”の組み合わせを、ぜひ見つけていただければと思います!

(C)SEGA

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