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2016年12月15日(木)

映画『3月のライオン』キャスト総出演の予告編第1弾公開。神木隆之介さん演じる主人公・桐山零の心が叫ぶ

文:あべくん

 2017年3月18日より【前編】が、4月23日より【後編】が全国公開される実写映画、『3月のライオン』の豪華キャストが総出演する予告編の第1弾(90秒)が公開されました。

『3月のライオン』

 羽海野チカさん原作の国民的人気コミック『3月のライオン』を、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が神木隆之介さんを主演に迎え、連載10年を迎える年に運命の実写映画化。親子、兄弟姉妹、友だち、師弟――人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメント二部作が全国公開となります。

 今回の予告編は、交通事故で両親と妹を失った幼少期の主人公・桐山零が、葬式場で父の友人のプロ棋士・幸田(豊川悦司さん)に「君は将棋、好きか」と問われ、生きていくために「はい」と答えてしまう物語の冒頭から始まります。

 17歳にして天才プロ棋士と呼ばれる零ですが、家も家族も無く、孤独を抱えてすがりつくように将棋に向かう日々。川本家の3姉妹(倉科カナさん、清原果耶さん、新津ちせさん)や、ライバル棋士の二海堂晴信(染谷将太さん)との出会いによって自分の居場所を見出しますが、義理の姉・香子(有村架純さん)に存在を否定される様な言葉を投げかけられます。

 夜空の中、零の「将棋しかねーんだよ!……強くなるしか……」という魂の叫びは、見る者すべての心に響きわたります。零を導くプロ棋士・島田(佐々木蔵之介さん)との出会いや、香子と微妙な関係を続ける強面の棋士・後藤(伊藤英明さん)との対決、そして将棋の“神様の子供”宗谷冬司(加瀬亮さん)の存在。

 すべてを賭けてトップを目指す零に加え、様々な人生を背負った人々の姿が切り取られます。零に複雑な思いを抱え、「すべて将棋に奪われた」と泣き叫ぶ香子。難病を抱えながらも将棋に向かう二海堂。一人泣き崩れる後藤の背中。ある秘密を抱えた宗谷。そして、学校で事件に巻き込まれた川本家の次女・ひなた(清原果耶さん)に、「僕は一生かかっても、君に恩を返すよ」と告げる零。

 “何も持たなかった”少年と彼をめぐる人々は、どのように闘い、人を愛し、生きていくのか――? それぞれが何かを抱えながら、誰かのために生きる感動の姿が描かれます。

作品概要(敬称略)

【監督】大友啓史
【原作】羽海野チカ『3月のライオン』(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
【脚本】岩下悠子、渡部亮平、大友啓史
【出演】神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、前田吟、高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、新津ちせ、板谷由夏、伊藤英明、豊川悦司
【製作】『3月のライオン』製作委員会
【制作プロダクション】アスミック・エース、ROBOT
【配給】東宝=アスミック・エース

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

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