アトムとお酒にメロメロ!? 藍羽ルイ役・高橋直純さんが『マジフォー』ドラマCDエピソードを披露
ピタゴラスプロダクションのアイドルたち9人が全員登場するドラマCDが3カ月連続リリース中。電撃Girl’sStyle1月号に掲載された、藍羽ルイ役・高橋直純さんのインタビュー完全版をお届けしよう。
――『MARGINAL#4』でドラマCDは久々ですが、いかがでしたか?
全体的にどのお話にも各キャラクターの色が表れていて「9人揃うとそうなるよね」といったハチャメチャなエピソードが満載です。個人的には「キミたちしょっちゅう一緒にいるね!?」と思ったりもしましたが、全員が楽しそうにしている“お仕事の裏側”を知れるのはファンのみなさんにとってはうれしいことなのかな、と思いました(笑)。
シャッフルユニットも得難い経験ではありましたが、やっぱりマジフォーにいるルイを見ると「帰ってきたんだな」とホッとしますね。ルイのことなので、きっと先輩・後輩と活動して得たものをマジフォーに還元してくれるのではないでしょうか。
――今回のドラマCDシリーズでの藍羽ルイくんはどういった感じなのでしょう?
最初の頃は周囲にツンツンしていましたが、最近ではすっかりみんなとも打ち解けていますよね。じつはよかったなと思う反面、当初のルイを演じられないことにちょっと寂しさを覚えていました(笑)。そのため、今回ある巻に収録される夢のなかでのエピソードでは“元々のルイ”を出すことができたら、という思いで演じさせていただきました。僕なりに当時の“仲間とは一線引いている”ようなニュアンスを大事にしてみましたので、ぜひ探してみてください。
――高橋さんから見て、意外な一面などが明らかになったキャラクターはいらっしゃいますか?
クリスマス編のアトムのかわいさはもはや「ズルい!」と言いたくなるレベルです(笑)。思わず「そんなに純粋なの!?」と心のなかでツッコんでしまったほどで……。ただ、彼が素直で真っ直ぐな分、アトムと会話する場面のルイは「アトムくんってば、またそんなこと言って……」と“呆れ”や“ツンツン”した様子を表現しやすかったです。
――今回は全員出演ということですが、どなたとのシーンが印象に残っていますか?
ツッコんでいる回数が多いからかも知れませんが、やっぱりアトムとのシーンがとくに印象深いです。ただ、アトム・ルイの関係性は『MARGINAL#4』の原点でもあると思っているので、対アトムになるとどうしてもツンとした感じを出したくなっちゃうんですよね(笑)。
「ちょっとそんなグイグイ来ないでください」みたいなニュアンスでしょうか。個人的にはそんな2人の関係性をなんとも微笑ましく感じるので、アトムにはこれからもいい距離感でいて欲しいな。2人一緒のときのルイはあまりボケたりしないのですが、ちょっと強引なアトムに戸惑うところは普段の冷静さが抜けてかわいいと思います(笑)。
――3枚のなかで、印象に残っているエピソードやシーンはありますか?
ハロウィン編の仮装シーンも印象深いのですが、先ほど挙げたクリスマス編のアトムとルイのシーンでしょうか。そのときのアトムがとっても優しくていいヤツなので大好きです(笑)。いつも通りのストレートな部分ももちろんあるのですが、「寒いだろ?」といったさり気ない優しさが散りばめられているので「ニクいなぁ!」と思ってしましました。
じつは、このシーンはアトムに“ある意外なこと”をされるので、余計にびっくりしたんです。普段はルイの方が「アトムくんから目を離すと大変ですから」と言わんばかりに世話を焼いているのですが、このシーンではそんなアトムから手を差し伸べられる驚きと戸惑いに加え、仲間の優しさに触れられたうれしい気持ちを大事にさせてもらいました。これまで以上に深くなった2人の関係性を聴いていただけるとうれしいです。
――ドラマCDのテーマは「ハロウィン」「パーティー」「クリスマス」ですが、その中でご自身のエピソードはありますか?
昔はこういったイベントごとに乗じて、みんなでワイワイ遊んだなと懐かしい気持ちになりました(笑)。じつは若い頃は我を忘れるほどお酒を飲まないと、飲んだ気分にならなかったんです。反面、誰かと飲むときは酔った人の代わりにきちんとお会計もして、介抱もしてあげて……と周囲の面倒をみていたように思っていました。
それがある飲み会で知人が面白半分に設置した定点カメラから衝撃の事実が明らかになりまして……。あれほどしっかりしていると思っていたのですが、実際はなに一つできてなかったんです(笑)!! 椅子から転げ落ちたり、なにもない所でつまずいていたりと醜態の連続でした(笑)。まるで覚えていないのですが、映像は間違いなく僕だったのでそれから飲むときは気をつけるようになりました。
仲間とのパーティーって本当に楽しいのですが、お酒は程々にという教訓ですね(笑)。ただ、そういった失敗を経て今は無茶せず楽しめているのかなと思います。
――高橋さんは元々、お酒は強いですか?
今はもうそれほど強くなくなってしまいましたが、昔は日本酒の瓶をバンバン開けていくタイプでした。周りに「すごいね!」と言われるのがうれしかったというのもあって、無茶な飲み方をしていたなと自分でも思います(笑)。今はビールを1杯飲んだときのほろ酔いくらいで十分楽しいと思えるようになりました。記憶も飛びませんしね(笑)。
ただ、弱くなってしまったぶん、部屋にあるお酒がいつまで経っても減らなくなってしまいました。それがちょっと寂しくもありつつ、ラインナップを見ると昔とは好みも変わったように感じます。今は断然、日本酒よりも泡盛を飲むことが増えました(笑)。
泡盛は数口で一気に酔うのですが、次の日まで残らないところが気に入っています。今でもたま~に、寝落ちして気がついたら朝だったパターンがあるのですが、それでも頭はスッキリしているので僕の飲み方と合っているのかも知れません(笑)。
――読者にメッセージをお願いします。
1、2作目でハチャメチャしているピタゴラスプロダクションですが、3作目はアトムを中心に物語が展開していきます。ピタドルのメンバーを想う気持ちや個々の役割、接し方などが顕著に表現されたストーリーになっていますので、そういった部分にも注目して欲しいですね。
最新作の「クリスマス編」がシリーズの最終巻になりますが、2作に負けないくらい楽しいお話なのでぜひお手に取っていただけるとうれしいです。ピタドルたちが幸せなクリスマスをプレゼントしますので、一緒にステキなパーティーを楽しみましょう。
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