2016年12月30日(金)
2016年12月24~25日に東京ビッグサイトで開催された“ファイナルファンタジー XIV ファンフェスティバル 2016 TOKYO”。会場にはステージのほかにファンアートコンテストや各種アクティビティコーナーも備えられ、訪れたファンを楽しませてくれました。
▲初日、開場約1時間前の様子。中央奥が入口ですが、すでに場外でかなりの行列ができていました。 |
ここでは今回はそんな会場の様子を振り返りつつ、1日目のライブ後に行われたFFXIV脱出ゲーム“クルザス四竜討滅戦”の様子をレポートしています。
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■1日目ステージスケジュール
09:00 開場
10:30 基調講演
12:30 第2回エオルゼア横断アルテマクイズ
14:00 第34回FFXIVプロデューサーレターLIVE
16:00 コスプレコンテスト
18:30 スペシャルライブ-ピアノ
19:30 FFXIV脱出ゲーム
■2日目ステージスケジュール
10:00 開場 オープニング
10:30 直樹の部屋
12:30 コスプレファッションショー
13:00 開発パネル
15:00 アドレナリンラッシュトーナメント
18:00 抽選会
19:00 スペシャルライブ-バンド
20:30 イベント終了
会場入口からステージ方向に進むとモーグリがお出迎え。1日目、2日目ともにオープニング後は記念撮影コーナーになっていました。おなじみのハイクオリティコスチュームに身を包んだ『FFXIV』公式コンパニオンさんたちはここがメイン戦場となっていたようですよ。入口付近では特製パンフレットも販売されており、初日はなんと祖堅さんが売り歩いていたとか……!
▲ファンの肉声を書き込む”お肉ボード(メッセージボード)”。今回も多くの人が書き込んでいました。イラスト付きメッセージが多いのは日本ファンフェスの特徴かも? |
入口右手には各種バトルチャレンジコーナーがありました。どのコンテンツも常時60分待ち以上の列ができていたようですが、とくに人気があったのはやはり24人で挑むプロトアルテマ討滅戦でしょうか。ちなみにプロトアルテマ戦はラスベガスと比べてザコ敵が登場したりとグレードアップしていたようですが、数度やれば動きがわかるくらいのちょうどいい難易度で、戦闘時間はすんなりいけば約5分ほどでした。独立した1コンテンツとしては短めですが、はたしてどのような形での実装となるのでしょうか。
バトルチャレンジコーナー付近には、『シアトリズム ファイナルファンタジー』の試遊台と、秋田F.A.T.E.やTGS2016でも出展されたアラグの操作盤も設営されていました。『シアトリズム ファイナルファンタジー』はプレイすればヤ・シュトラのNESiCA用ストラップがもらえるとあってかなり盛況だった様子。
▲こちらは交流コーナーの様子。時間によってコアスタッフさんたちが入れ替わるため誰と話せるかはラムダムで、ファンもスタッフさんも常に笑顔での交流となっていたようです。 |
ステージ左奥の空間は来場者の遊び場、アクティビティエリア。射的やイライラ棒などなど、日本ならではの縁日の楽しい”お祭り"を想起させるものが多く、各所でコアスタッフさんが対応していたこともあって、遊びながら両者が笑顔で交流している姿も多く見られました。
出張エオルゼアカフェも大盛況。大阪限定メニューや、ファンフェス会場限定メニューも楽しめました。個人的オススメは豆&栗の入ったシチュー“レンティル&チェスナット”。ふかふかのナイツブレッド付きでした。会場限定の“サボテンダーのグリーンカレー”はかなり本格的な辛さでしたがこちらも味は◎
パーティションで作られた回廊に並ぶファンアートの数々。出展された作品のハイクオリティっぷりに、訪れた人は驚き半分賞賛半分といった様子でした。どの作品にも共通しているのかなと思った部分は、みんな独自の物語を感じさせるような雰囲気を備えていたところでしょうか。コンテストで選出された作品も惜しくも賞を逃した作品も、どれも愛を感じられて本当にすばらしかったです。
1日目のピアノライブ終了後に行われた『FFXIV』リアル脱出ゲームには1000人ものプレイヤーが参加し、クリアを目指して会場内を奔走しました。この脱出ゲームは2017年2月10日から各地でスタートする“大迷宮バハムートからの脱出”とは別の、会場限定オリジナル版。脱出ゲーム熟練者も初心者も入り混ざり、4人チームを組んで脱出を目指しました。
▲スタート前には、ステージに登壇した吉田P/Dによる解説も。 |
ルール自体は至ってシンプル。プレイヤー4名はそれぞれ何らかのジョブになって、全4戦あるバトル(チェックポイント)に、正しいジョブで挑めばOKです。ただしジョブになるにはキーワードがいるので、それを解き明かすために、会場内各所に置かれた設問と配られた解答用紙を見比べ、問題を解いていくわけですね。
また、各バトルに勝利するには別途キーワードが必要になる場合もあるので、“ジョブの問題”と“バトルに勝利するための問題”を両方解いていく必要があります。それらを解くための紙資料もいくつか渡され、制限時間は60分! これがまた絶妙な時間設定で、会場内を歩かないとならない焦りも手伝って、かなりエキサイティングでした。なお、スプリントは厳禁。危ないですからね。
▲会場各地に備えられていた、ジョブのキーワードを得るための問題。クロスワードの要領で回答用紙に答えを記入していく感じでした。左画像の問題の場合は、アイコンの名称“ヘヴィ”が正解。これをタンクの“V”の列に書き込み……という感じで答えを埋めていきましたよ。 |
▲1~4のバトル(チェックポイント)にはコアスタッフさんたちが待機し、プレイヤーの対応をしていました。ちなみに、筆者はのめり込んで遊んでしまったため写真がほぼ撮れておりません。悪しからず! |
ゲーム終了後は吉田P/Dによる解説タイム。なんとこの段階で、普通に第4戦目の問題を解いただけでは“真のクリア”とはならないことが判明。隠された情報を正しく読み解いてパーティメンバー全員のジョブを竜騎士に統一する必要があったとのことで、そんなの解けた人いるのか? と思っていたんですが……。
けっこういました。さすが光の戦士たち……! 最後は真のクリア者がステージに上がり、コアスタッフさんも含めて全員で記念撮影。こうして”クルザス四竜討滅戦”は幕を閉じたのでした。
刻一刻と制限時間が迫るなか、チームメンバーで「問題わからん!」と言い合いながらヒントを整理し、「あっ!」と答えに気づいたときのテンションの上がり方はかなりのものでした。筆者のチームは結局全問題を制覇することはできませんでしたが(脱出ゲーム初見なので【許してください】)、“リアル脱出ゲーム”の楽しさは十分に味わえましたよ。2017年は各地で実施されるとのことで、“次こそは!”という思いを胸にぜひ参加してみたいと思います。みなさんもこの白熱感を味わいにぜひチャレンジしてみてください。
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