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『LoVRe:3』飛鳥☆が語る“降臨(ADVENT)”の基本とその対策を動画付きで解説!

2017-01-06 22:45

文:電撃ARCADE編集部

 あけましておめでとうございます!

 年末は体調を崩していて、あまり新バージョンを触れなくてしょんぼりでしたが、年明けから体調が戻ってきたのでかなり『LoV』漬けの日々を過ごしておりました。飛鳥☆です。

 さてさて、今回は昨年末に稼働開始した『Dear Servant KEEPER OF THE 13 KEYS』について書いていきたいと思います。

『LoV』

 そのなかでも、今回の追加で目玉ともいえる新システム“降臨(=ADVENT)”について!

 すでに新バージョンをプレイしている人にとってはおなじみだと思いますが、まだプレイしていない人からしたら「降臨とはなんぞや? 降魔と何が違うん?」って感じだと思うので、細かく見ていきたいと思います。

・降臨とは?

 ざっくりいうと“プチ降魔”みたいなものです。“使い魔枠”に専用のカードを登録し、マナの代わりに転醒ゲージを使用してそのカードを召喚することを“降臨”といいます。現バージョンでは、各種族2枚ずつの計10券種が排出されています。

 HPやフリックなどのコストに依存する能力は、転醒ゲージの使用量×10コスト相応のものとなっていますが、マナを使用せずに即戦力を呼び出せるということで、ATK/DEFは若干抑え気味な印象です。

 そして特徴的なのは、降魔とは違いUSの使用が可能な点。なんだったら転醒ゲージさえあれば降魔も呼べます。また、転醒ゲージさえあれば死滅しても何度でも“降臨”させることができます。

・降臨って強いの? 弱いの?

 なんとなくどんなものかわかったけど、気になるのは結局のところ強いのかどうかって話ですよ。結論から書くと降臨は“強い”です。

 なんたって、マナをためるという行為をスキップして使い魔を呼ぶわけです。相手が“降臨”を採用していなかったらその時点で強制的にマナ差を付けられるわけですからね。弱いわけがない。

 ですが、手放しで強いって部類の強さでもありません。むしろ適当に使うと当然弱いです。結局どっちなんだよ!(笑)

・降臨の有効な使い方(デッキの組み方)

 使い方によって強くも弱くもなってしまう“降臨”。これは前述したようにデッキの使い魔枠を使用するため、どうしても主力使い魔の枠が欠けてしまうためです。普段3枠ある主力使い魔の枠を、“降臨”を使用することができるだけの転醒ゲージがたまるまでの間、残りの2枠でやりくりしなくてはいけません。

 そのため、その2枠に入る使い魔には、普段3枠で分担する役割をなんとか2枠でこなせるような能力を求められるわけですが、それが実際にはかなり難しいのです。

・構築例

 ではどんなデッキがイケているのかというと、

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲キャンサー ▲エステル・ブライト ▲【想い】ハルフゥ ▲~宙天の月姫~

 例えばこちらのように、比較的すべてのジョブに対応していたじゃんけんデッキの

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲キャンサー ▲綾小路円佳 ▲【想い】ハルフゥ ▲~哀執の剣機~

 アタッカー枠を“降臨”にした形。タワー戦の難度は上がっている代わりに、うまく“降臨”までつなげることができれば、相手が降魔を呼ぶことができない時間帯に戦力差を持って強気に戦闘することができるでしょう。

 ポイントは“降臨”をのぞいた2枠、“キャンサー”と“【想い】ハルフゥ”がある程度不利なタワー戦をこなすことができる性能であること。この条件を達成できていない構成は弱点が多くなってしまうので注意しましょう。

 またゲージ消費が6本と多いため、USを使う機会が多いと思いますが、USを使わないまま終盤までいったときのためにメルト降魔を採用しておきたいですね。

<構築例2>

『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲ユダ ▲ナルメア ▲ニャルラトホテプ

 こちらは、今までのテンプレのナルメアを“【飛翔】ラケシス”に変更。“ユダ”から“ニャルラトホテプ”につなげつつ、“【飛翔】ラケシス”を“降臨”し、早い時間帯に2ジョブでの荒らしを可能にした形になっています。

『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲ユダ ▲【飛翔】ラケシス ▲ニャルラトホテプ

 神族の“【飛翔】ラケシス”と“【降誕】クロートー”はスペックがおさえられている代わりに、消費する転醒ゲージも4本。そのため、早めの自衛や荒らしの手段として使いやすくなっています。

 タワー戦のハードルも元の形よりも楽になっているため、“降臨”入門は“【飛翔】ラケシス”or“【降誕】クロートー”から入るのがオススメです。また、こちらの構成は多少の遅れで降魔を呼ぶことができるので、メルト降魔にこだわる必要はなく選択の幅が広いのも利点ですね。

・降臨対策

 と、ここまで降臨の基本的なことについて書いてきたわけですが、じゃあ逆に普通のデッキで降臨を受けるにはどうしたらいいのか? というお話をしていきたいと思います。 むしろ現状の環境ではすでに“降臨”が流行り始めていて、このブログに求められているのは“降臨”紹介ではなく“降臨”対策なんじゃないかと思うくらいになっています。

 さて、環境の話から始めても漠然としていてわかりづらいと思うので、実際に盤面に“降臨“がいっぱいいる試合の動画を撮ってきました。こちらを見ていただいたうえで参考にしていただけたらなと思います。

■【LoV】電アケ的ランカー決戦vol.12(飛鳥☆:アーリィカリオストロ)

 盤面に“降臨”を採用しているプレイヤーが4人。とくに流行っているのは敵方にいる“【飛翔】ラケシス”or“【降誕】クロートー”と“【旅立】アトロポス”を合わせた形です。これは要注意。

 幸いにも現時点で“【飛翔】ラケシス”or“【降誕】クロートー”と、大型マジシャンを組み合わせたデッキはほとんど見かけないので、対策は“降臨”使い魔と主力使い魔を同時に対応できる40コストのディフェンダーの使い魔を採用することでしょう。もしくは僕が使用している“ウラヌス“+大型ディフェンダーや、隣の方が採用している、“【飛翔】ラケシス”or“【降誕】クロートー”よりもひと回り大きい”降臨”使い魔、というのも十分対策になるでしょう。

 そして対“降臨”のもっともわかりやすい対策は、やはりきちんと降魔を呼び、自分の戦力を完成させることになります。

 “降臨”を相手にすると動画の試合のように、序盤から中盤まで絶え間なく荒らしが来るような展開になりやすいのですが、どこかしらで心が折れてしまって部隊を作るのを止めてしまうと相手の思うつぼです。確実に完成させて、降魔込みの戦力差で圧倒してしまいましょう。

 以上が、対“降臨”の大まかな対策になります。今後特定の“降臨”使い魔が台頭して来ることがあれば、都度対策について書いていけたらと思います。とりあえず現環境で注意すべきは運命神3姉妹です。【旅立】アトロポスは逆サイドへ突っ込んでいくムーブもしてくるので、フォローも忘れずに!

 それではまた次回☆

▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:オンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム
■稼働日:2015年11月19日
■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(200円・税込)が必要
■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります
▼『ロード オブ ヴァーミリオン8周年記念 LoV☆本』
■発売日:2016年6月25日
■定価:本体2,000円+税
 
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