2017年1月7日(土)
『傷物語<III冷血篇>』初日舞台あいさつで神谷浩史さんや坂本真綾さんが最終章への思いを語る
劇場アニメ『傷物語<III冷血篇>』の初日舞台あいさつが公開日の1月6日に実施されました。本記事では、その公式レポートをお届けします。
舞台挨拶には本作の主人公・阿良々木暦役の神谷浩史さん、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役の坂本真綾さん、羽川翼役の堀江由衣さん、忍野メメ役の櫻井孝宏さんが登壇!
長年ともに『<物語>』シリーズを演じてきた阿吽の呼吸で、最終章となる本作の初日を迎えた感想やシリーズの魅力を余すことなく語りました。
トークイベント中、ついに最終章となる本作の公開を迎えたことに「長かった2012年がようやく終わり、めでたく新年が迎えられることができ感無量です!」と答えた神谷浩史さんに対し、満席の観客席からは、歓声と労いの拍手が沸き起こりました。
ゲストコメント(敬称略)
最終章の初日を迎えた感想
神谷浩史
長かった2012年がようやく終わり、めでたく新年が迎えられることができ感無量です!
本編を観た感想
神谷浩史
自分自身の反省点はたくさんありますが、キャスト皆さんの演技に嫉妬するほど素晴らしく、密度が凄く熱量が込められている作品だと実感しました。
坂本真綾
命を削って作ってくださったスタッフの皆さんの気力が見られる作品でした。音楽を含む全てが大団円に向かうスケールの大きな作品で、この作品に参加できて本当に良かったと思います。
堀江由衣
どのシーンも緊張感があって、息をつく暇もないくらい張り詰めていたのですが、最後には愛情を感じられる作品でした。
櫻井孝宏
観終わった後に残る後味がそのままテレビシリーズに続くのかと思うとグッときました。映画を観た後に、この作品のポスターのキスショットの涙を見ると、また印象的に見えました。
締めのあいさつ
神谷浩史
完結まで見守っていただき本当にありがとうございます。僕はこの日のために声優をやっていたんだ、という気持ちです。この『傷物語』という作品を完結に導くことが目標でしたが、西尾維新先生が原作の『<物語>』シリーズを書き続ける限り、これからも阿良々木暦を演じていけるように頑張ります。
坂本真綾
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという役を長く演じてきましたが、今回また新しい気持ちで演じることができました。ぜひ何度でも劇場にお越し頂き、何度でも観て楽しんでください。
堀江由衣
この『傷物語』が『<物語>』シリーズの最初の物語で、ここからテレビアニメの『化物語』、次の物語と続いていきます。時系列に沿って楽しんでいただくこともできるので、何度でも観ていただき、これからもずっと『<物語>』シリーズを愛していただけるとうれしいです。
櫻井孝宏
2012年から長い年月をかけてここまで来ることができ、感無量です。これまで『<物語>』シリーズを支えてきてくださった皆様と過ごせて、とても幸せでした。本当にありがとうございます。
第2週目劇場来場者プレゼントは『混物語』
第2週目の劇場来場者プレゼントは『混物語』に決定。阿良々木暦の前に現れた、まったく見分けのつかない3人のメイド。鴉の濡れ羽島からの使者である彼女達の目的とは?
『混物語』第10話は、『戯言シリーズ』より、千賀あかり・千賀ひかり・千賀てる子の3つ子が登場です。数量限定につき、各劇場なくなり次第配布終了となります。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト