2017年1月10日(火)
ヒューネックスは、PS Vita用ソフト『罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V』を6月29日に発売します。価格はパッケージ版が6,900円+税、ダウンロード版が5,900円+税。
▲新規キービジュアルを使用したパッケージデザイン。 |
本作は、2016年8月に発売されたPC女性向け恋愛ADV『罪喰い~千の呪い、千の祈り~』をPS Vitaに移植したもの。赤羽根健治さん、小野友樹さん、立花慎之介さんら豪華男性声優が出演する、和風現代ファンタジーとなっています。
ヒロインは、異常者によって目前で両親を殺されたトラウマを心の奥底に抱えながらも、日々を前向きに過ごす“庵崎薫”。とあるきっかけで鬼とも呼ばれる存在“上樹の一族”になってしまう上、自身の前世である“世羅姫”が受けた呪いにより、咎人を喰らう“罪喰いの儀”を行なわなければ、酷い乾きの果てに死ぬのだと告げられます。
PS Vita版の新規キービジュアルとともに、発売日や追加要素などの情報が公開。原作全面協力のもと、人気キャラクター“カゲロウ”のルートや各攻略キャラクターの後日談などが追加されるとのこと。
【ストーリー】
いつも通り勉強し、いつも通り友人と喋り、いつも通りの星空を見ながら歩いていた、高校からの帰り道。
主人公たちは突如、殺意を滾らせた男に襲われ、理不尽な死の淵に追いやられる。
声すらあげられない恐怖と、苦痛。悶え苦しむ主人公の耳に届いたのは、不思議な雰囲気をまとう青年――永海連の声だった。
彼の口づけは主人公を救い、引き返せない呪われた道へと誘う。
原作PC版で人気のあったエンド有りサブキャラクターのカゲロウに、待望の個別ルートが追加されます。
ユーザーからの要望が多かった、連との出会いから互いの信頼が培われていくまでの期間が大幅に加筆されます。
後日談にはもちろん新規CGも追加。原作PC版では語られることのなかった彼らとのその後の物語を楽しめます。
各キャラクターのルートクリア後、ギャラリーモードで特定のCGをタッチすると、攻略キャラクターのCGに関連した録りおろしボイスが再生される機能が追加されます。
本作の主人公。呪いを受けた“世羅姫”の転生体ですが、前世までの記憶はありません。目前で両親を殺された過去を持ちますが、そう思わせないほど明るく活発な性格。
スポーツ全般が得意で、特に師範である義父から教えを受けた剣道では並外れた強さを誇ります。花より団子で、連が現れるまでは色恋とは無縁の生活でした。迷い苦しみながらも人の罪を喰らい、戦いを通して自分の生き方を模索していきます。
▲「できるできないじゃない。守りたいから守る」 |
世羅姫の従者だった“連記”の転生体。姫が討ち倒された際、自らの意思で呪いを受けることを望み、以降は彼女の魂に寄り添う形で転生を繰り返しています。
姫としての記憶がなく窮地に陥っていた主人公を助け、罪の購い方である“罪喰いの儀”を教えてくれます。優しく見えますが、基本的に主人公が第一で、わりと他の存在はどうでもいい性格。
▲「君が笑ってくれれば、俺はいつでも幸せになれる」 |
一千年前からの世羅姫の婚約者。主人公が転生するたびに“罪喰いの儀”の遂行を見守っていましが、前代で世羅姫の魂を見失ったことで、ずっと彼女を探していました。寡黙で無表情のせいか冷たい印象を受けますが、内面には意外なほどの……。
▲「私は、そこにいる私の花嫁を迎えにきたんだ」 |
とある理由から主人公の命を狙う“陸(くが)一族”の御曹司。幼いころから“世羅姫の魂”を消滅させるべく教育された結果、優れた力を持つ一方で、歪な人格になってしまいました。戦闘狂で享楽的。つねに偉そうで、主人公のことは“いい玩具”だと思っています。
▲「まあ、どっちにしろ殺すけどよ」 |
主人公の親友である素子の双子の兄。美術部所属。爽やか美男子な上に性格もいいのでかなりモテますが、重度のシスコンのせいか恋愛には興味がない様子。
▲「確実に約束できるのは、俺は俺の一生を通して、薫を幸せにするってことだけだ」 |
至央の側近であり、育ての親のような存在。至央が幼いころから、傍近くで仕えてきました。主とは逆に、穏やかで紳士的な振る舞いをします。
▲「すべては至央様のお望みのままに」 |
容姿は幼いですが、戸籍上は至央の兄ということになっています。実際には陸の術によって生み出されたホムンクルスであり、方法は違えど、至央と同じく世羅を滅ぼすために造られました。明るく無邪気に見えますが、残虐な性格をしています。
▲「君はかわいい。牙を立てたくなるくらいにね」 |
主人公の父親ですが、血の繋がりはありません。友人の娘だった主人公を引き取り、育てました。剣道では日本一と言われるほどの腕前を持ちますが、主人公のため(?)に趣味と実益をかねたオネエ系キャラを始めてからは、どっぷりとその道にはまってしまっています。そのせいで近所の主婦には、「顔がいいのに残念だ」と嘆かれています。
▲「もっと甘えなさいよ。アンタに遠慮されると寂しくなるわ」 |
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