2017年1月20日(金)
アクションが話題の『仁王』からストーリーやキャラを紹介。最終体験版は2日間限定でプレイ可能
コーエーテクモゲームスから、2月9日に発売予定のPS4用ソフト『仁王』。本作の特集企画第1回をお届けする。
今回は、高難易度のアクション要素を支える、重厚なストーリー面に注目。主人公・ウィリアムを巡るダークファンタジーの魅力を掲載する。
『仁王』とは?
『仁王』は何度もやられながら敵の配置やステージ構成を覚えつつ、進んでいく骨太アクションRPG。
ザコ敵との一対一だろうと気を抜けば死、敵に囲まれても死、遠距離から弓で狙われても死……。歯ごたえのあるゲームだが、1つ1つをキッチリ覚えて進めることでクリアできるという絶妙な難易度と達成感が本作のアクション面での魅力となっている。
▲ウィリアムに襲いかかる怪異たち。怪異の種類によって攻撃方法もさまざまある。 |
▲怪異だけではなく、敵軍の兵士も敵として登場する。 |
やりごたえのあるアクションに加えて、しっかりとしたストーリーが用意されているのもポイント。歴史と怪異が入り混じったダークファンタジーな世界観は見どころの1つとなっている。
謎の異国の剣士の目的とは? なぜ日本に大量の妖怪が生まれたのか? 徐々に紐解かれていく。
▲敵武将との一騎打ちや合戦など、歴史モノならではのバトルシーンも用意されているという。 |
歴史と怪異が混ざり合うダークファンタジー
物語の舞台は慶長五年の日本。長きに渡る戦は人々に死をもたらし、その死は怪異を生み出していく。そんな魑魅魍魎がはびこる日本へやってきた金髪碧眼の侍・ウィリアム。
彼は強力な力を持つと呼ばれる“霊石”と、謎の男・ケリーを追い求めて、日本中を旅していた。
▲薄暗く不気味なステージの数々。 |
その卓越した剣技で立ちはだかる怪異をことごとく斬り、“仁王”と呼ばれるようになったウィリアムは、服部半蔵の手引きにより後の将軍・徳川家康と出会う。そこでウィリアムは、家康と敵対する石田三成の背後で暗躍するケリーの存在を知ることに……。
▲織田信長が倒れた本能寺ステージや天下分け目の合戦が行われた関ヶ原など、おなじみの場所にて激しいアクションが展開する。 |
登場キャラクター
ウィリアム(声優:ベン・ピール)
数年の航海を経て日本にやってきた侍。徳川家康に仕えたイギリス人航海士の三浦按針がモデルとなっている。
服部半蔵(声優:森川智之)
徳川家康に使える忍者。慣れない土地で戸惑うウィリアムの旅を手助けしているが……。
お勝(キャスト:武井咲)
半蔵配下のくノ一で本作のヒロイン。主な任務は諜報活動で、忍術の扱いに関しては右に出る者はいない。
徳川家康(キャスト:市村正親)
数多の戦を生き抜いてきた歴戦の将。その活躍から、“もっとも天下人に近い人物”と言われている。
立花誾千代(声優:伊藤静)
戦国時代に名をはせた女性当主。父から受け継いだ愛刀“雷切”を片手に戦いをくり広げる。
立花宗茂(声優:花輪英司)
“西国無双”と称される勇将。現在は大宰府に身を隠している。
黒田官兵衛(声優:多田野曜平)
かつて豊臣秀吉を支えた名軍師で、長政の父。長く囚われていたため足を病んでいるが、その鋭い頭脳は衰えることを知らない。
黒田長政(声優:土田大)
多くの戦で武功を立てた官兵衛の息子。見た目通り豪快な性格だが、民を思う気持ちは誰よりも強い。
本多忠勝(声優:玄田哲章)
徳川配下の武将で、武功の大きさから“徳川四天王”とも呼ばれる。戦場を支配するほど巧みな兵法を使いこなす。
井伊直政(声優:福山潤)
本田忠勝と同じく徳川四天王の1人。苛烈な戦いをくり広げ、体には無数の傷跡が残っている。
石田三成(声優:櫻井孝宏)
今は亡き豊臣秀吉の忠義に生きる武将。徳川軍と対立し、豊臣家の存続に執念を燃やす。
島左近(声優:藤原啓治)
石田三成配下の筆頭武将。三成の右腕として知略を巡らせ、徳川軍の謀略に真っ向から激突する。
大谷吉継(声優:堀内賢雄)
石田三成と固い絆で結ばれた将。病におかされた体を押して、友である三成に加勢する。
雑賀孫一(声優:加瀬康之)
傭兵集団・雑賀集の頭領。鉄砲などを使った集団戦術に長けている。
丸目長恵
九州一帯を拠点とした兵法家。ゲームではウィリアムに奥義を伝授する師匠として登場する。
登場する舞台を紹介
厳島
海上に浮かぶ廃れた神社。青白く月明りが漂うステージで、血に濡れた刃が交錯する。
石見銀山
銀とアムリタの採掘が盛んな石見銀山。倒れた鉱夫に人々の怨念や狂気によって、凶暴な妖鬼を生み出す。
中津
九州北部にある中津の山は石灰岩で形成され、洞窟は複雑な階層構造となっている。浅い階層に住む賊ですら、最深部に立ち入ろうとしない。
信貴山
旗指物や壊れた城壁、朽ちた兵など、戦の跡が残るのは、廃墟となった信貴山城。天守や御殿の内部など、城内には蜘蛛の巣が張り巡らされている。
本能寺
織田信長が夢半ばで斃れた悲劇の跡が残る本能寺。雪と氷で閉ざされて廃墟と化した寺社には、幽玄さが漂う。
比叡山
信仰対象となる霊山であると同時に、大きな兵力を持った軍事拠点でもあった比叡山。対立していた織田信長の命によって元亀二年に焼き討ちされたという。
二俣
遠江国の二俣は、天竜川と二俣川が合流する地。徳川軍にとって要衝であり、家康の長男・信康の最期の地としても知られる。
伊賀
伊賀は長く忍者が治めていた。全国制覇に乗り出す織田信長は天正六年に、伊賀国に侵攻したが、奇策に苦戦したため、その2年後に大軍勢を投入し、伊賀を制圧した。
関ケ原
関ヶ原は、7世紀の壬申の乱でも天下二分の戦いの場となった。東西併せて十万を超える大軍勢が、霧の立ち込める関ヶ原にて対峙する。
最終体験版が2日間限定でプレイ可能
1月21日00:00~22日23:59の2日間限定で、『仁王』の最終体験版をプレイ可能。ソフトのダウンロードは1月20日よりPlayStation Storeで事前にダウンロードできる。
記事を読んで気になった人は、2日間限定の体験版をプレイしてほしい。
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
データ