2017年1月23日(月)
1月24日に配信される『DOAX3』VRパラダイスの変更点をレポート。PS4 Proで肌や髪の質感がさらに向上
1月24日にコーエーテクモゲームスより配信されるPS4『DEAD OR ALIVE Xtreme3 Fortune』のPS VR対応アップデート“VR パラダイス”。配信に先駆け、体験した模様をレポートします。
“VR パラダイス”では、ゲーム内のコンテンツ“イベントパラダイス”、“グラビアパラダイス”、“フォトパラダイス”を、PS VR対応モードで楽しめます。PlayStation 4 Proに対応し、より鮮明で精彩に溢れたバカンスが待ちうけています。
“VR パラダイス”はPlayStation Storeで使用権“VRパスポート”を購入することで利用できるように。『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune』製品版を持っている人は2月28日までゲーム内から無料でダウンロード可能。無料期間配布終了後は、製品版でも使用権を購入する必要があります。
まずはPS4版の“VRパラダイス”を体験。以前同様に、女の子がビーチにて歓迎してくれるのですが……なんだか先日の時よりも、より臨場感が増しているような気がします。髪の毛の動きや肌の質感、ちょっとした動きを含め表現力がさらに増しているように感じました。
文字で書いても伝わりにくいのですが、女の子が近寄ってきた時は照れてしまうほどです。いや、普通にプレイしていても照れるのですが、思わずドギマギしてしまうほどでした。
その後、PS4 Proでプレイしてみたところ……「日差しがまぶしい!」と思わず目をつぶってしまいそうになるほどの美麗さ。全体的に光の明暗が鮮明になっているように感じましたね。
映像のクオリティの違いをよりはっきり感じられたのは、“日焼け”と“濡れ”を変更した時です。濡れた布や肌に光が当たるつや、質感はかなり変化がありました。特に“濡れ”は雨に降られてしっとりした女性の艶やかさ、お風呂上がりの色っぽさを感じましたね。まるで、モニターから匂いたつような感覚でした。はい、すみません。
朝や夕方でもおもしろさは変わらないのですが、最初は明るいところで見てみることをオススメします。
リアルな感触ということで、気になったのは前回あったザックセンサーの機能です。女の子にぶつかった時、どのような反応をするのか!? 前回以上にリアルな反応があるのでは? と思って試してみたのですが、この機能はオミットされていました。
あわせて、以前に用意されていたコントローラを振ることで風を送れる機能も、残念ながら削除されていました。よりリアルな描写を実現している一方で、女の子に干渉することはできなくなっているようです。おとなしく観賞するようにしたいと思います。
引き続き用意されているのは、△機能でコチラを向いてくれるシステム。アップになった時だけでなく、ポージングしているさまざまなところで、目線をくれるのでVRとの相性はいいです。
また、□ボタンを押すと島やオブジェなどがすべて消えて、真っ暗な空間にキャラと2人だけという特別な雰囲気を味わえます。
全体の感想としては、女の子とのドキドキなバカンスを相変わらず楽しめるというものです。そのうえで、PS4 Proであればさらに高精細な女の子……よりお化粧がほどこされたキャラと会えます。
もちろん、PS VRに加えて、PS4 Proが必要になるので環境のある人だけが楽しめるというものですが、もし叶うのであれば、ぜひ最高の状態の彼女たちと素敵なひと時を満喫してほしいです。
今回のプレイ時には『DEAD OR ALIVE』シリーズのディレクターである新堀洋平さんが同席されていました。VRの開発やアップデート内容について聞くことができたので、掲載します。
――VRパラダイスの見どころを改めて教えてください。
『DOA X3』は“目の保養”をテーマに開発しています。女の子がカワイイ、きれいという当たり前のことに加えて、VRパラダイスでは女の子をずっと見ていたいと思える空間作りを心がけました。私が3D酔いしやすいのですが、私でも酔わないという点にVRでは気を配っています。
――具体的には、どういった点でしょう?
処理落ちすると酔うので、まずは処理落ちを徹底的に排除しました。さらに映像のジャギがあるとそれも目の疲れの原因になってよくないので可能な限り調整しています。他にはVR用に光加減やカメラを見なおしていますね。
描写は両目で60フレームなので、実質120フレームです。PS4 Proはかなり快適に動くのでハード性能にも助けられました。
――キャラクターや背景もVR用に調整されているのですか?
すべてではありませんが、一部は対応させています。
――PS4 Proに対応した理由は?
技術的な話はできないのですが、PS4 Proで一番やりたかったのは、解像度を限界まで高めたいということです。それをやったうえで、処理落ちしない限界を模索しました。ここでも、すべての要素を見直して、いいところに落とし込むという作業がありました。
先ほども話しましたが、“目の保養”がテーマなので、とにかくそこにいるという臨場感を大事にしたかったのです。肌や歯の表現、髪の毛や目といった細かな部分まで精彩に描くことができたので、これまで以上に女の子を近くに感じられ、ずっとこの島にとどまりたくなると思います。
――VRパラダイスでのプレイヤーの視点はどのように決めたのでしょう?
女の子の周囲を1周するように個々のアングルを決め、さらにシチュエーションに応じて味付けを施しています。グラビアパラダイスで選んだシチュエーションによってはちょっと驚くようなアングルもあります。開発者のこだわりポイントを確認して楽しんでください。
――フォトパラダイスでは複数のアングルがありますが、こちらについても教えてください。
フォトパラダイスは、女の子のポーズが決まっていることもあり、そこまで変わったアングルは用意していません。シンプルにキャラの周囲に4点ご用意してあります。
――1,500円+税という価格帯はどのようにして決められたのですか?
基本無料版では“カジノ会員権”は2,000円+税になります。できるだけ多くの人に遊んでいただきたいので、それより下げたいと思っていました。そのうえで、会社と相談しつつ値段を設定しています。
――今後、ビーチバレーやビーチフラッグなどのアクティビティをVR対応させる予定はありますか?
もちろん開発初期は想定していました。ただ、激しく動くものはVR酔いが発生してしまいます。激しく動くうえに、女の子を複数出すことで処理不可もかかり、VR酔いが発生しやすいのが実情です。
1人のアクティビティについては突き詰めていけば酔わないものもできるかもしれません。ただ、VRの市場はまだ始まったばかりなので、研究こそ続けていっても、実現するのはもう少し普及され、多くの人に遊べるようになってからだと思います。
――記事の最後にメッセージをお願いします。
本当に、本当にお待たせいたしました。さまざまな調整を重ねる日々でしたが、いよいよ世の中に出せる日がやってまいりました!
“VR パラダイス”では、女の子たちをものすごく近くに感じることができ、特にPS4 Proではこれまでにないような臨場感が味わえます。『DOAX3』をやりこんでいるハイレベルなオーナーさんはもちろん、PS VRのすごさを味わいたい人はぜひPS4 Proで『DOAX3』の“VR パラダイス”をお試しください。あれはもう、世界が変わります。
今なら『DOAX3』製品版をお持ちの方は“VR パラダイス”を無料でお楽しみにいただけます。この無料キャンペーンは2月28日までですので、忘れずにダウンロードしてください。
それだけではございません。1月24日から“VRパラダイス”配信を記念して、PSストアにて製品版のセールを実施します! 通常の約37%OFFでご購入いただけます! このセールは2月13日までですので、お見逃しなく。
また、基本無料版で利用いただける“VRパスポートセット(マリー&ほのか使用権つき)”も用意させていただきました。こちらは2,900円+税です。
それでは最高の目の保養をお楽しみください!
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