2017年1月26日(木)

『大逆転裁判2』主人公・成歩堂龍ノ介や事件に関係する場所を紹介

文:イズミン

 カプコンは、3DS用ソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』の登場人物や本作の事件に関する場所の画像を公開しました。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

 『大逆転裁判』シリーズは、『逆転裁判』の持つ独特の世界観やキャラクターたちが織りなす良質なミステリーを味わえる部分を継承しつつ、19世紀末の日本と倫敦という新たな舞台設定で新主人公である成歩堂龍一の先祖“成歩堂龍ノ介”が活躍する作品です。

 “ウソやムジュンを突き、真実を暴く”面白さはそのままに、重要なキャラクターとして、大探偵シャーロック・ホームズが登場。新感覚の謎解きが楽しめるシリーズとなっています。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

『大逆転裁判2』イントロダクション

 19世紀末。今世紀最後にして最大の万国博覧会が、大帝都倫敦にて開催されました。

 しかし。頂点を極めた栄華を象徴する祭典の裏では、闇の連鎖が新しい事件を呼ぶのでした。

 大日本帝国から大英帝国へ、2つの世界をまたぐ壮大な物語が、ふたたび動き始めます。

 成歩堂龍ノ介の大法廷活劇……その第二幕が今、切って落とされました!

すべての“謎”が今。解き明かされる

主な登場人物

 主人公の成歩堂龍ノ介や大探偵シャーロック・ホームズなど、登場人物に関する情報が公開されました。

成歩堂龍ノ介(なるほどうりゅうのすけ)

熱き覺悟を胸に再び法廷に立つ、逆転の祖先

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

「弁護士としての覺悟……、ごらんに入れましょう!」

 本作の主人公で、大日本帝国、帝都勇盟大学の学生です。ある事件をきっかけに大英帝国へわたり、弁護士となります。

 異国の地で巡り会った大探偵シャーロック・ホームズやその仲間たちとともに、数々の怪事件に挑みます。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

シャーロック・ホームズ

すべてを超越した推理をつむぐ、空前絶後の大探偵

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

「名探偵。それが、コタエです。」

 世界で最も偉大な大探偵。人智を越えた観察力に基づく推理は、まさに論理の曲芸術(アクロバット)と呼ぶにふさわしいものとなっています。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

※イラストは、『大逆転裁判』のものです。

御琴羽寿沙都(みことばすさと)

新世界に思いをはせる、可憐なる一輪の花

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

「懐かしき日々……、今一度お会いしとうございます。」

 かつて成歩堂を“法務助士”として支えていた少女。今はとある事情で日本に帰国しています。

 遠い異国で弁護士として修行する成歩堂を気にかけています。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

※イラストは、『大逆転裁判』のものです。

アイリス・ワトソン

大探偵に寄り添う、伝記作家にして天才少女

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

「さあ。お茶がはいったよ! 焼きたてのクッキーもめしあがれ!」

 ホームズの同居人。倫敦で大人気の小説“シャーロック・ホームズの冒険”の作者。10才にして医学博士号を持つ、驚異の少女です。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

※イラストは、『大逆転裁判』のものです。

寿沙都の胸に去来する、ある事件とは……

 見晴らしのよい少し高台にぽつんと佇む、寿沙都の姿。そこには、1本の松の木とその横には、誰かの墓でしょうか……花がそなえてあります。寿沙都が墓参りをする人物といえば……。

 寿沙都はその人物に想いを馳せながら、何を思うのでしょうか……。

 そして、一通の手紙が、龍ノ介の元に届きます。それは、隠されたある事件を呼び起こすきっかけとなります……。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

事件に関するとある場所を公開

 新たな画像が公開されました。画像は新たな事件に関係する場所の1つのようです。ツギハギだらけでボロボロの壁や装飾物に、右側の床にはかつらのようなものが置いてあります。

 また、左側にあるものは、カキワリにも見えますが……? 干してある衣類などを見ると、あまり上等な用途の部屋ではなさそうです。ここでいったい何が起こったのでしょうか?

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

 新たに公開された場所で、何か事件が起こったようです。画面には、倫敦警視庁(スコットランドヤード)のグレグソン刑事の姿が見えます。

 グレグソンの言う“呪われた下宿”とはいったいなんなのでしょうか……?

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』

『大逆転裁判』の基本的なシステムをおさらい

 本作は、“ウソやムジュンを指摘して、真実を暴く”爽快感が楽しい『逆転裁判』シリーズを踏襲しています。システムも基本的には同様で、“探偵パート”と“法廷パート”をこなすことで、ストーリーが進行していきます。

 事件が発生したら、“探偵パート”で事件現場などを調べて証言や証拠を集め、“探偵パート”で集めた証言や証拠品などを武器に“法廷パート”で戦い、事件の真相を暴いていきます。

 そして、それぞれのパートに『大逆転裁判』ならではのシステムである“共同推理”と“陪審バトル”が登場します。

 “探偵パート”では、事件現場を調べて証拠品を集めたり、関係者からの証言を集めたり、法廷で戦う材料となるものを収集します。あらゆる証言や証拠を見落とさないようにしましょう。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲探偵パートでは、主に“調べる”、“話す”、“移動する”、“つきつける”という4つの行動で事件を調査します。“移動する”で事件に関係する場所へ行き来し、事件現場や関係する場所を“調べる”。そして、“話す”や“つきつける”で、事件関係者などから情報を聞き出します。

 “法廷パート”では、探偵パートで集めた証言や証拠品を武器に、ウソをついたりムジュンした発言をする証人や検事らと戦います。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲“死神”の異名を持つバンジークス検事との対決の場となる法廷。ムジュンを指摘し、真実を暴いて、無罪を勝ち取りましょう。

※画面写真は『大逆転裁判』のものです。

『大逆転裁判』ならではのシステムその1:“共同推理”

 探偵パートでは、ホームズがいる場面で“共同推理”が発生することがあります。ホームズは鋭すぎる観察眼と自由すぎる推理力で、放っておくととんでもない超推理の領域へ行ってしまいます。

 プレイヤーは龍ノ介として、その推理のおかしいところをツッコみ、真実へと導いていきます。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲ホームズが名推理を披露。
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲推理のムジュンを見つけてツッコミます。
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲ホームズの超推理の道筋を修正して、真実を導き出しましょう。

※画面写真は『大逆転裁判』のものです。

『大逆転裁判』ならではのシステムその2:“陪審バトル”

 倫敦での法廷では、裁判長に加えて、無作為に選出された6人の倫敦市民が判決を左右します。

 検事や証人の証言を聞いて“有罪”と判断してしまう陪審員を説得して、評決を再検討させましょう。説得が成功すれば、評決が“無罪”に逆転します。

『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲倫敦の法廷の流れは、事件概要説明→証人尋問→陪審員による評決と陪審論告→陪審バトル→成功で審議続行という内容になっています。
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲“証人尋問”では、証人の証言を検証する“尋問”で、ゆさぶったり問い詰めたりして、証言にムジュンをみつけたら、それを示す証拠品をつきつけましょう。
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』
▲6人の陪審員を相手にする“陪審バトル”では、陪審員たちは尋問の様子を見て、被告人が“有罪”あるいは“無罪”の評決を決めます。“有罪”と思い込む陪審員を説得し、評決を“無罪”に逆転させましょう。

※画面写真は『大逆転裁判』のものです。

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