“日本一 Indie Spirits”第1弾の『Back to Bed』などがPS Storeで配信

文：イズミン

　日本一ソフトウェアは、PS Storeで『Nidhogg -ニーズヘッグ-』、『Emily Wants to Play』、『Back to Bed』の3タイトルの配信を開始しました。

　配信開始された3タイトルは、海外インディーを中心にまだ日本に存在しない斬新なタイトルを発掘し、PS Store向けに国内移植・販売していくプロジェクト“日本一 Indie Spirits”第1弾として発表されたものです。

『Nidhogg -ニーズヘッグ-』

　本作は、北欧神話に登場する大蛇（Nidhogg）に食らわれる、“贄”を決める対戦格闘ゲームです。敗者が喰らわれるのではなく、勝者が偉大なる“贄”として大蛇に捧げられます。

　プレイヤーは1対1のフェンシングを制し、ステージ最奥にいるNidhoggへと辿り着くことが勝利条件となります。

▲“GO”の表示のあるプレイヤーが先に進む権利を持っています。

▲ステージの最奥にいる“Nidhogg”。

大蛇に喰らわれる“贄”を決める対戦格闘ゲーム

　格闘キャラは基本的に一撃で死亡し、即復活してステージへと復帰します。一度フェンシングに勝利したプレイヤーは次のステージへと進む権利を与えられ、敗北したプレイヤーは相手の進行を阻み、再び勝負して権利を奪い返えさなければなりません。

　操作はシンプルですが、突き、ジャンプ、蹴り、ローリングといった多彩なアクションが存在。バトルは一撃で生死が決まるため、プレイヤーのテクニックと瞬間の判断が勝利の鍵を握ります。対戦相手との駆け引きが熱く、プレイヤー同士の対戦が本作の真骨頂となります。

▲キャラが死亡するたび、その身がペイントのように飛び散り、ステージの床を染め上げていきます。

▲権利さえあれば無駄な戦闘を避け、ひたすら“先”へ進むことも策の1つです。

▲シングル、マルチ、オンラインのモードがあり、4種ある対戦ステージはステージごとに異なるギミックを持っています。

※オンライン対戦を遊ぶには、PS Plusを利用する必要があります。
※オンライン対戦は、PS4 ・PS Vita同士でも遊ぶことができます。

『Emily Wants to Play』

　プレイヤーはとあるピザ屋の配達員。雨の降る夜、ピザを届けに訪れた一軒家で、突如鳴り響いた雷の音とともに、家の中に閉じ込められてしまいます。

　散らかった家具、あちこちに転がる不気味な人形、どこからか聞こえてくる笑い声。深夜0時を告げる鐘の音が鳴った時、その家に住む人ならざる住人たちとの恐怖の“遊び”が始まります。

▲家具の散らかった、少し不気味な一軒家が舞台です。

▲家の中に転がる人形。目を離すと消えていることがあります。

極度の“緊張感”を味わうサバイバルホラー

　“遊び”にはルールがあり、そのルールを解き明さなければ生きてその家を出ることはできません。住人たちが現れるのはいつも突然で、いつ襲って来るかわからないという死と隣り合わせの状況が、プレイヤーに極度の緊張感を与えます。

　この家は一体何なのか？　生きた住人たちはどこへ行ったのか？　探索を進め、家の中に置かれた幾つものメモやレコーダーを手にすることで、この家に起きた“出来事”が少しずつ明らかになっていきます。

▲笑い声が聞こえたら注意が必要です。背後から人形が忍び寄っていることが……。

▲“ふりむいちゃだめ”と書かれたメモ。

▲地下室と思われる場所で見つかるレコーダー。母親と思しき人間の声が録音されています。

『Back to Bed』

　本作は、夢遊病の主人公“ボブ”が夢見る、奇妙な夢の世界が舞台のパズルゲームです。プレイヤーは人面犬“サボブ”となって、夢の世界を彷徨うボブを“ベッド”まで導いてあげることが目的となります。

　夢の世界は非現実な物体で溢れており、壁を床のようによじ登れる階段や視覚の錯覚で繋がっている通路などが存在します。プレイヤーはこの歪な世界を把握しながら、上手くボブをベッドまで導いていきます。

▲夢の中に広がる、奇妙で歪んだ世界。一見して繋がっていないような通路も、目の錯覚で繋がっていることがあります。

▲ステージのどこかにあるベッドにボブを導きましょう。

奇妙で風変わりな3Dパズルゲーム

　ボブは体が向いている方向へ直進し、障害物にぶつかると時計回りに90度方向転換します。また、ステージ中には主な配置物となる“リンゴ”をはじめ、通り抜けると別の場所に出る鏡、強風を吐き出す唇、ボブに襲いかかる狂犬など、さまざまなオブジェクト・ギミックが存在しています。

　ステージは難易度やクリア条件の異なるものが全60種。謎解きの面白さはもちろんのこと、幻想的で美しいステージを歩き回るだけでも楽しめます。

▲ステージからボブが落下するとゲームオーバー。落下してしまわないように、先回りしてオブジェクトを配置しましょう。

▲夢の世界には危険が一杯。ボブの進路方向にあるギミックに注意が必要です。。

▲ゲームを通して、ユニークでアーティスティックな世界を堪能できます。

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Published by Nippon Ichi Software, Inc.

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