2017年2月12日(日)
『ユーリ!!! on ICE』久保ミツロウさんや豊永利行さんらが作品を振り返り。暴露話も展開
男子フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』のトークショー&オールナイト上映会が、2月11~12日にかけて開催されました。本記事では、トークショーのオフィシャルレポートをお届けします。
オールナイト上映会前のトークショーには、原案・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案を務める久保ミツロウさん、勝生勇利役の豊永利行さん、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一さん、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝さんが登壇。
久保さんのあいさつからトークショーが始まり、「熱気がすごい! 緊張しています!」と熱が高まる会場の様子を伝えました。そして、続いて豊永さんも「オールナイトなので、グランプリファイナルあたりで寝てた(笑)とならないように、最後まで頑張ってください!」とあいさつし、会場のボルテージはさらに上昇。
ちなみに、本日は新ビジュアルも解禁となり、スケーターたちがそろった新ビジュアルがスクリーンに映り出されると、会場からは歓声が上がりました。
▲キャラクターたちが大集合した最新ビジュアル。 |
フィギュアスケート作品ということで、“ショートプログラム”、“フリースケーティング”、“インタビュー”で構成された本トークショー。“ショートプログラム・振り返りトーク!!!”では、各キャストが演技を振り返りました。
「心で演じたいと思っていたので、7話くらいから記憶がない。でも本作を通して諏訪部さんと深い関係になれた。」と語る豊永さんに対して、「そうかな?」と諏訪部さんがヴィクトルのような奔放な返しをして笑いが起こるなど、息の合った掛け合いが続きました。
▲豊永利行さん(勝生勇利役)。 |
内山さんは「ユリオはシリーズを通じて本当に変化した印象。それに自分もついていった感じ」と語り、3人の語りを受けて久保さんも「物語を創り上げる中で、作品が何回でも生まれ変わっている感じがした。独りよがりにならずに作品が創れたと思う」と、各々にとって初めての経験をしたことが分かるトークが展開。
その他、豊永さんが「1話モノローグの勇利は、いつの勇利なのか? を想像してほしい」と、作品を楽しむポイントを語れば、公式グッズの“マッカチン(ヴィクトルの飼い犬)“ティッシュケースを抱いて登場した諏訪部さんは「演じたポイントなどはあえて語らないようにしている、それぞれの中にあるヴィクトルを楽しんでほしい。ただ一言……僕はマッカチンが大好きです!」と宣言しました。
▲諏訪部順一さん(ヴィクトル・ニキフォロフ役)。 |
内山さんは、印象的だったセリフについて「豚関係」とズバリひとこと。「豚に食わせる金メダルはねぇ!」、「家畜」など、本作の特徴でもあるユリオの印象的なセリフの発想元を尋ねられた久保さんは「かつき(勝生)→かちく(家畜)」だったと暴露するなど、今だからこそ聞ける話をさまざまな角度から展開しました。
▲内山昂輝さん(ユーリ・プリセツキー役)。 |
“フリースケーティング・今だから言える話!!!”では、久保さんが海外で遭遇した『ユーリ!!! on ICE』ファンとの衝撃的なおもしろエピソードを展開。世界中にファンを持つ本作ならではの体験談が繰り広げられました。
“インタビュー”では、予め公式Twitter募集された質問に回答。“11話でクリスを迎えにきた彼は誰ですか?”という久保さんへの質問がスクリーンに映し出されると、客席からは「あ~!!!」と共感の声が。これは、スイスのスケート連盟の男性であることが久保さんにより明らかになりました。
▲久保ミツロウさん。 |
「自分がやりたいフィギュアの技」については、内山さんが「スピンがすごいと思う。目が回らないのが不思議」と語ると、久保さんが「JJのスピンをぜひ見てほしい。ずっとカメラ目線(笑)。今日はJJソングもぜひ歌ってください」と、オールナイト上映会を控えた客席を盛り上げました。
盛り上がるトークショーも終盤となり、締めのあいさつではそれぞれが本作への愛情を語り、久保さんは「みんなが全力で作った作品がどのように皆さんの中で完成するのかが大事だと思う。朝まで寝ないで楽しんでいってください!」と語り、終了となりました。
※電撃オンラインでは、オールナイト上映会のレポートを後日お届けしますので、そちらもチェックしてみてください!
(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会