2017年2月23日(木)
『NieR:Automata』アルコールありトークライブの模様を伏字率低めで、できる限りお届け!
2月13日に東京・新宿ロフトプラスワンで行われた“PlayStation祭 Presents『NieR:Automata』スペシャルトークライブ”の模様をお届けします。
アルコールありのイベント+内容の拡散不可ということで、おもしろい部分はほとんど記事化不可能なトークライブでしたが、可能な限り記事で情報を伝えていきたい次第です。
▲細かいところにも『ニーア』のイベント感が盛り込まれており、非常にうれしかった方も多いのでは? |
実機プレゼンテーションでは初公開のボスがお披露目!
出演者は、齊藤陽介さん、ヨコオタロウさん、田浦貴久さん。ゲストは『グラビティデイズ2』ディレクターの外山圭一郎さん、同作宣伝担当の北尾泰大さんも登壇しました。MCは松嶋初音さんが担当。
エミールヘッドを装着したヨコオさんは田浦さんと齊藤さんに助けられながら登場。早速自己紹介をしてくれたものの、やはり声はこもり気味(笑)。
▲2人に助けられながらヨコオさんも登場です。 |
中には愛知から来てくれたお客さんもいるとのことで、田浦さんが帰りに寄りますといった冗談がありつつ、1杯目のアルコールの注文が入ります。
齊藤さんは芋焼酎ロック、ヨコオさんはモスコミュール(ストロー付き)、田浦さんはファジーネーブルを頼んでいました。
▲遊びはじめるヨコオさん。 |
トークセッションでは、何故『ニーア オートマタ』に“ニーア”の名が冠されているのかという質問が出ましたが、これについては発売後に伝えたいとヨコオさんからコメントがありました。「今言うとみんなキャンセルしかねない」とのこと。
また、Twitterでは『オートマタ』から『ニーア』をプレイした人がトップビューに対しての意見を言っていたところ、古参ファンから「これがないとニーアじゃない」論争が始まってしまったそうです。
開発環境については、田浦さんの社内政治手腕が素晴らしく、非常に円滑に進んでいたように見えていましたが、田浦さんいわく、山あり谷ありだったとのこと。ヨコオさんと●●●して、●●●が●●●とかあったそうです。
実機プレゼンテーションでは難易度の高いボスとの戦闘も
実機プレゼンの前には、欧州で公開されたというヨコオさんと田浦さんの映像が公開。欧州では事前予約特典として、エミールTシャツがもらえるようで、そちらのプロモーション映像となっていました。
が……その内容が田浦さんのエミールTシャツを脱がせようとするヨコオさん、床を転がりまくるヨコオさんと、いい意味でひどい内容(笑)。
▲ここだけ見ると非常に微笑ましいだけの映像なんですが……。 |
▲次の瞬間……もみ合いを始めるヨコオさんと田浦さん。 |
床を転がっている際にF●●●やS●●●を連呼したそうですが、もちろん全部カットされたとか……それはそうですよね。『オートマタ』がたくさん売れたら、ロングバージョンを公開してくれるかもしれないそうです。
▲綺麗なテロップに差し替えられています(笑)。 |
実機プレイでは、本編中でも中々の強敵らしいボスとの戦闘が。●●中は、ダメージが与えられるようになるなど、会場限定で攻略情報らしきものが伝えられました。
順調にボスと戦っていく田浦さんがなんと途中で敗北! ショックのあまりファジーネーブルをこぼしてしまうのでした。リベンジマッチでは無事撃破し、汚名返上してくれました。
▲プレイ中にヨコオさんから質問をあびせられて田浦さんもたじたじ。 |
▲2回目は無事撃破! さすがです。 |
雑コラとイクラ丼が会場を襲う
唐突にステージのスクリーンに山小屋の画像が。なんだこれはと混乱していたのも束の間、陶芸をしている田浦さん(雑コラ)とイクラを収獲するヨコオさん(雑コラ)が写しだされ、会場にはなんとも言えない雰囲気が漂います(笑)。
▲奈良の山奥らしいです(もちろん嘘)。 |
そして次にエミール印の丼ぶりが! おお……? とどよめく会場。特に説明もないまま、イクラ丼が作られる流れになり、ヨコオさんの「田浦~?」の掛け声に、会場が「セクシー!」と返す、よくわからない掛け合いのもとエミール丼ぶりにイクラが注ぎ込まれていきます。
▲3日間寝ないで作られたエミールの丼ぶりがこちら。 |
▲ヨコオさんがとってきたイクラです(もちろん嘘)。 |
▲イクラ丼完成! |
ひと際盛り上がった後は、会場の皆さんにもイクラ丼が振る舞われることに。筆者もさりげなくいただきましたが、イクラの量が多くて驚きました。イクラがダメな人のために、鮭フレーク丼も用意されており、なんて気遣いが行き届いたイベントなんだとこちらにもビックリ。
▲実際に振る舞われたイクラ丼セット。丼ぶりは持ち帰れるようにラップがしてありました。 |
イクラ丼のうつわに使われていたエミール丼ぶりは持って帰ってよいとのことに。3日寝ないで丼ぶりを作り続けてくれた田浦さん、ありがとうございます……!
イクラ丼を食べている間に、“『NieR:Automata』 meets amazarashi”の楽曲『命にふさわしい』のMVを手がけた本山敬一さんがサプライズ登壇。
人形200体が“穿通”、“噛砕”、“燃焼”、“圧壊”、“切断”、“爆破”などで破壊されたことでも、おなじみのMVですが、最初は候補の中のひとつでしかなく、もっとマイルドな案も挙がっていたそうです。
※撮影に利用した人形は“本寿院”にて人形供養に伏されました。
MVの感想について、皆さん第一印象だけでコメントをしないで、ちゃんと深読みしたうえでメッセージをくれたのがうれしかったと齊藤さんより伝えられました。
▲『ニーア』ファンなら迷わず“レッドアイ”と、本山さんもかなりのファン度を見せてくれました! |
プラチナゲームズ特別インタビュー
『ニーア オートマタ』の開発に携わったプラチナゲームズの皆さんが映像付きで紹介されました。そこまで紹介していいのかと思うような部分まで言及されていたので、詳しくは割愛させていただきます(苦笑)。
ちなみに電撃オンラインのインタビューの際、映像を収録しているところをお見かけしていたので、どうなるか気になっていましたが、ちゃんと会場でもウケていて安心しました。
▲高田さんのコメントはちゃんと会場でウケてましたよ! |
『グラビティデイズ2』チーム参戦で、さらなるカオス空間に!?
イベントが後半戦に突入すると、ゲストの外山さんと北尾さんが登壇してくれました。開始前にハイボールを8~9杯ほどキメてきた外山さんは、ろれつが怪しいところもありましたが、無事(?)に乾杯の音頭をとってくれました。
▲終始楽しそうな外山さんが乾杯の音頭をとってくださいました。 |
ほろ酔い気分の外山さんと、サポート役として活躍する北尾さんを巻き込んで、1970年生まれ生まれのゲームクリエイター図鑑がヨコオさんより披露されました。
もちろん、未監修ですので、詳しい内容はこちらも割愛させていただきます(笑)。
▲ヨコオさんの独断と偏見による王子、泥酔度。外山さん、ヨコオさん、齊藤さんのベロベロ3兄弟というワードがおもしろすぎました(笑)。 |
何故こんなにも1970年生まれのゲームクリエイターが多いのかという点については、ゲーム業界がちょうどドット絵から3Dに切り替わるタイミングで大きな転換期となったなど、興味深い話もありました。
『グラビティデイズ2』に2Bの衣装が来るかも!?
実際に会場にお越しいただいた皆さんから寄せられた質問が投げかけられるコーナーも展開しました。正直、このコーナーが一番危ないので、ギリギリ紹介できるところだけお伝えします。・予約好調だから調子乗ってる?
齊藤さん:実際の本数は我々も知りません(笑)。でも、Amazon.co.jpで1位になっていたので非常にうれしかったです。
・ヨコオさんSとMどっちですか?
ヨコオさん:女性に対してはどちらでもいけます。男性に対してはありません。
・今まで一番困った無茶ブリは?
田浦さん:脱げって言われたことです。
・2Bのコスチュームを『グラビティデイズ2』で出してくれない?(外山さん)
齊藤さん:真面目に検討します。
・発売時期が被った中で一番きついのは?
ヨコオさん:正直『Horizon Zero Dawn』。同じハードですし。
・『ニーア オートマタ』のハッピーエンド度を教えてください。
ヨコオさん:ウルトラハッピーエンドですよ。でも、みんなから違う違うと言われ続けているうちに自分でも不安になっています。
と、こんな調子で危ない質問が投げかけられる場面もありましたが、和気あいあいと進んだコーナーは終了。『グラビティデイズ2』に2Bの衣装が出ることに関しては、かなり期待させていただきます!
早いもので、質問コーナーをもって本イベントは閉幕に。最後はステージに登壇した皆さんが来場者をお見送りするスペシャルな形でイベントは終了しました。
4月22日には大阪でのトークイベントも決まっていますので、関西方面の方々もおもしろいトークを聞けるチャンスです!
攻略設定資料集は4月28日発売。キャラ&ストーリー解説やヨコオタロウ氏による短編小説なども収録!
本作の攻略情報と設定資料を収録した『NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫』を4月28日に発売します。価格は2,500円+税。仕様はB5判・304ページとなっています。
やり込みに役立つ攻略データに加え、ネタバレ注意のキャラクター&ストーリー解説も収録!
ディレクター・ヨコオタロウさんによる短篇小説、小説家・映島巡さんによる書き下ろし小説2篇も読める『NieR:Automata』ファン必携の1冊です。
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