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2017年3月3日(金)

第23回電撃小説大賞《大賞》受賞作『君は月夜に光り輝く』 は読む人すべてが涙したラブストーリー!

文:電撃オンライン

 選考に関わったすべての人の心をしめつけ、満場一致で4,878作品の頂点に輝いた、第23回電撃小説大賞《大賞》受賞作『君は月夜に光り輝く』が好評発売中。

 作家の山口幸三郎先生・綾崎 隼先生、作家で写真家の蒼井ブルーさん、イラストレーターで本作の装画も手がけたloundrawさんなど、多くの絶賛が寄せられる感動作の魅力をお伝えします!

君は月夜に光り輝く

<あらすじ>

 大切な人の死から、少しだけなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」でずっと入院したままの女子生徒がいた。

 月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。

 余命がわずかな彼女には「死ぬまでにしたいことのリスト」があると知り――「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた。

 生きること。死ぬこと。絶望。希望。そして、愛すること。人生のすべてがつまった感動がここにある。“今を生きる”人すべての人たちに届けたい、読む人みんなが涙した最高のラブストーリー。

『君は月夜に光り輝く』のココがすごい!必見ポイント

君は月夜に光り輝く

【ココがすごい! (1)】
 選考会でも満場一致! 難病ものを超える感動に注目!

〈発光病〉の少女・まみずの数々の願い。彼女の大切なスノードームを壊したお詫びに、彼女の願いを叶えようとする僕・卓也の奔走。限られた時間のなかで、たくさんの〈願い〉を通してつながっていくまみずと卓也と、2人の切なすぎる約束に、涙とともに温かい感動がわきあがります。

 「しっとりと心に染み渡る、美しい恋物語」「参りました。泣きました。生きていく――そのための力を読者にプレゼントしてくれる」「ああいいなー、とため息が漏れるような小説だ」と、なみいる選考委員も心をしめつけられ、満場一致の受賞。

 読む人の心をわし掴みにした、まみずが卓也に託した〈最後の願い〉と、感動を締めくくる最終ページの美しすぎるラスト5行は、絶対読み逃せない名シーンです!

【ココがすごい! (2)】
 大人気イラストレーターloundrawさんが描いた美しすぎるビジュアルに注目!

 どこか歪でありながら愛しいキャラクターたち。瑞々しいシーン描出、繊細でリアルな心理描写。この物語に共鳴してくれた、loundrawさんのイラストがとにかく美しすぎます!

 ポスターイラストのほか、描き下ろしイラストも文庫に収録。まみずと卓也の心をまるごと映し出したようなイラストはため息ものです。

【ココがすごい! (3)】
 コメントだけでもじわっと感動……各方面から絶賛の声、続々!

「静かに重く胸を衝く。文章の端々に光るセンスは圧巻」
 ――山口幸三郎(『探偵・日暮旅人』シリーズ著者)

「難病ものは嫌いです。それなのに、佐野徹夜、ずるいくらいに愛おしい」
 ――綾崎隼(『ノーブルチルドレンの残酷』著者)

「「終わり」の中で「始まり」を見つけようとした彼らの、健気でまっすぐな時間にただただ泣いた」
 ――蒼井ブルー(作家、写真家)

「誰かに読まれるために生まれてきた物語だと思いました。
 何かが終わること、始まることの先にある純粋な想いにその目で触れてください」
 ――loundraw(イラストレーター)

(C)KADOKAWA CORPORATION 2016

データ

▼メディアワークス文庫『君は月夜に光り輝く』
■著者:佐野徹夜
■イラスト:loundraw
■発売日:2017年2月25日発売
■定価:本体630円+税
 
■メディアワークス文庫『君は月夜に光り輝く』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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