2017年2月28日(火)
アソビモは、iOS/Android用オンラインゲーム『BTOOOM!オンライン』の配信を、本日2月28日より開始した。
『BTOOOM!オンライン』は、原作コミック『BTOOOM!』をゲーム向けに再構築してオンライン要素を組み合わせた本格3D対戦ゲーム。原作で描かれる生死をかけた戦いの“怖さ”と“緊張感”をリアルに体感しながら、武器となる“BIM(爆弾)”を駆使して頭脳戦を戦い抜くことになる。
配信開始に先駆けて、2月27日に都内の秋葉原UDXシアターにおいて、リリース発表会が開催された。発表会には、原作者の井上淳哉さん、アソビモの林雅人プロデューサー、アニメで鷹嘴役を務めた高橋名人らが出席。『BTOOOM!オンライン』についてトークセッションや実機プレイなどを行った。その模様を、ゲームの最新情報とあわせて紹介する。
▲左から井上さん、高橋名人、コスプレイヤーの五木あきらさん、お笑い芸人の野生爆弾、林プロデューサー。 |
『BTOOOM!オンライン』は、3分程度の短い時間で手軽にバトルが楽しめるステルスボンバーアクションゲーム。ゲームのサイクルは、“公式戦”→“ケース入手・開錠”→“スキル入手”→“スキル装備・強化”の繰り返しとなる。
“ホーム”がすべての行動の起点となり、“公式戦”、“非公式戦”、“練習”、“キャラ設定”などの機能を利用できる。公式戦は、本作のメインコンテンツであるオンライン対戦モード。
非公式戦は友だち同士でクローズな部屋を作って対戦できる機能で、練習はキャラクター操作やスキルの設定などを試せるモード。キャラ設定では、アバターのカスタマイズやコスチューム変更、スキルの設定ができる。
操作キャラクターは、自由自在にカスタマイズが可能。性別、顔、髪型、髪色、肌色、体型などを細かく設定できる。体型に関してはかなり細かく設定でき、体・頭・腹・胸の大きさ、腕・脚の太さも調整可能だ。キャラクターのボイスも選択できる。
ホームで“公式戦”を選択すると、ランダムでマッチングが行われ対戦が開始される。対戦人数は6~8人で、最大人数はマップによって異なる。
攻撃手段はBIM(ビム)と呼ばれる爆弾のみで、正式開始時は5種類が実装。さまざまな効果をもった“スキル”を装備でき、使用することで戦いを有利にできる。装備して使用できる“アクティブスキル”にはバリアなど防御技もある。
公式戦のルールは、原作と同様に“チップを集めること”。制限時間内に規定枚数のチップを集めきるか、終了時に多く持っていることで勝利となる。
チップの集め方は、相手を倒す、Cデータから生成する、金の物資を回収するの3つ。戦わなくてもCデータをうまく集めれば1位になれるケースもあり、それがこのゲームの最大の特徴となる。
公式戦で上位になると、“ケース”が報酬として手に入る。ケースからは、B玉(仮想通貨)やティラノキャッシュ(ゲーム内通貨)、スキルユニットが入手できる。ケースを開けるには時間がかかり、ランクによって必要な時間が変わる。
入手したスキルユニットをスキルセッティング画面でセットすると、スキルが使用できる。スキルのセッティングはちょっとしたパズルのようになっている。
“電源”にスキルユニットをつなげて電気を通電させることで、ユニットが有効となる。スキルは公式戦のステージによって出てくるものが異なる。
これまで“半島”や“採掘場”などのマップが公開されてきたが、正式リリース版より“市街地”と“監獄”という2つのマップが新たに登場する。
市街地は、半島の次に広く開けているが、車や建物の影など隠れる場所はいろいろある。建物の上にも上れるので、高い所からの狙い撃ちなども可能だ。
監獄は、ジャングルの中にあるため視界が悪く、高低差もない。BIMで破壊できる壁が無数にあるので、それを使った戦略がカギとなる。
正式リリース版より新たなアバターが登場。原作キャラクターの“サカモト”と“ヒミコ”の他に、原作者の井上さん描き下ろしのオリジナルデザインアバターが続々と登場予定とのこと。
ゲームにも登場するアニメキャラクターの声は、豪華キャストをそのまま起用。坂本竜太役は本郷奏多さん、ヒミコ役は三森すずこさん、鷹嘴役は高橋名人がそれぞれ担当する。
また、プレイヤーキャラクターのボイスは、逢坂良太さん、照井春佳さん、子安武人さん、徳井青空さん、杉田智和さんから選択可能。対戦を盛り上げるゲームサウンドは、ノイジークロークの蛭子一郎さんが担当する。
2016年12月に開催された期間限定のβテスト。今後、ここで上がった要望などを改善していくことが明らかになった。
また、今後のアップデートでプレイヤーを補助するサポートキャラクター機能“オペレーター”が実装されることも発表。見た目を自由自在にカスタマイズでき、自分だけのオペレーターを作れるという。
オペレーターは、バトル中にボイスナビでプレイヤーをサポートしてくれる他、“支給品”を豪華にしてくれる“スポンサー”を探す役割も担う。オペレーターに関する機能は今後も拡充予定とのこと。
トークセッションでは、原作者の井上さんや高橋名人らが『BTOOOM!オンライン』についてトークを展開した。
井上さんは、連載第1話のOKがなかなか出ず、300ページくらい描き直したという苦労話を披露。「何度も描き直して試行錯誤を繰り返しながら作り上げたシステムが、今回そのままゲームになったので、頑張ってよかったなと思います」と感慨深そうに語った。
漫画家になる前は、ゲームメーカーに勤めながらゲームを作っていたという井上さん。好きなゲームジャンルはシューティングで、「1日何時間くらい遊ぶ?」という質問には、「ゲームは1日1時間……で!」と高橋名人の顔を見ながら返答。その高橋名人は、最近FPSを遊ぶことが多いとのことで、「今は1日4時間くらいゲームで遊んじゃうかな!」と笑顔で話していた。
▲野生爆弾のくっきーさんが高橋名人の似顔絵を披露。なかなかの出来に高橋名人もご満悦。 |
▲ヒミコの衣装をまとった五木あきらさんは、ポイントのネクタイについてこだわりを語った。 |
▲登壇者によるデモプレイでは、半島マップでボンバーアクションバトルを展開。半島と市街地を舞台に2戦行われ、どちらもくっきーさんが1位を獲得していた。 |
発表会の最後には、林プロデューサーから衝撃の発表が。『BTOOOM!オンライン』がアプリ国内売上ランキングの5位以内に入ったら、アニメ第二期を制作することが明らかになった。
はたして、アソビモ一社提供でアニメ第二期が作られるのか!? 今後の展開に期待が高まる。
(C)井上淳哉/新潮社・「BTOOOM!」製作委員会
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