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『LoVRe:3』“第3回 天下一紅蓮会”を飛鳥☆が動画付きで振り返る!

2017-03-10 15:00

文:電撃ARCADE編集部

 みなさんこんにちは、飛鳥☆です。今回は3月4日に行われた“第3回 天下一紅蓮会”の決勝トーナメントのレポートをお届けします!

●天下一紅蓮会とは

 まず“天下一紅蓮会”とはなんぞや? という人もいらっしゃると思います。“天下一紅蓮会”とは、全国35店舗のタイトー系列店で開催された予選を突破した店舗代表の4人がチームを組んで出場し、1本先取の勝ち上がり方式で優勝チームを決める大会となっています。

 今回僕は、ギルドメンバーのロクさん、Tankmanさん、D.C.さんと組んで出場しました。3人とも全国大会出場経験のある猛者たちです。

■チームのデッキが決まるまで(デッキ詳細

 デッキの登録期日が2月15日。大会当日の2週間前が締め切りということで、最善の組み合わせにたどり着くためにグループLINEで相談の日々でした。

 当時の環境トップが“【炎剣】スルト”を軸にしたデッキだったのですが、このデッキはその完成形の強さゆえに序盤の脆さが目立つだけでなく、隣に荒らし系のデッキを置いた場合に足並みをあわせづらい、諸刃の剣のようなデッキでした。また、4人チームのデッキ構築のセオリーは、チーム全体で方向性を定めるというのがあるのですが、“【炎剣】スルト”のデッキはどうしても完成形に寄ってしまい、バランスがとりづらい。

 さらに、20コスト荒らしからの“【真愛】ミリア”と“【降誕】クロートー”でタワー戦を制するというデッキも組み合わせとして強いとの前評判があり、どう対策していくかが課題でした。そのなかで“【炎剣】スルト”デッキの相方として採用したのが“【最恐】アニュイ”。また、別パターンとして“【炎剣】スルト”デッキの根元を3枚にして“シルメリア”を採用し、相方の“ユダ”と足並みをそろえられるようにするという2パターンに決定。

 それぞれ“【最恐】アニュイ”と“シルメリア”の荒らし耐性が高く、かつ場合によっては荒らし合いもできる。完全に完成形の強さに寄せ切るのではなく、防衛能力の高い20コストを採用して両対応できるようにしたというイメージの組み合わせで落ち着きました。

■決勝トーナメント(トーナメント表

 今回動画を用意したのは“第3回天下一紅蓮会”の準決勝(D.C.さん視点)と決勝(飛鳥☆視点)です。

【LoV】電アケ的ランカー決戦vol.17(D.C.:綾小路ニャルラトホテプデッキ)

 準決勝は多少のリーグ格差のあるマッチングであるにも関わらず、相手チームの堅実なデッキ構成、プレイにより一方的な展開とはならず、試合終盤まで決め手のない展開に。決め手となったのは、残り141cのロクさんのリターンゲートでしょうか。視点では分かりづらいですが、すでにUSを使用した部隊の撃破に成功しています。

 また、残り96cの中央防衛の“ニャルラトホテプ”。この動きはかなり強いのですが、D.C.さんの主力使い魔を戦闘に向かわせないというのは罪悪感がヤバいと言ってました(笑)。たしかに、その間の戦闘は味方頼みになってしまうので、バーストで味方を信頼できるからこその動きでしょう。

 決勝は大阪の強豪チーム。じつは、動画の試合の前に幻の試合があって……。というのも僕が主人公の武器のジョブを間違えてしまい、試合開始時に気づいて報告したため無効試合とのアナウンスがあったのですが、別店舗の相手チームには伝わるはずもなくひととおり流れで終わりまで試合をしました。お騒がせして本当に申し訳ありませんでした……。

 その後の再試合が動画の試合になります。気を取り直して解説していきます。

【LoV】電アケ的ランカー決戦vol.18(飛鳥☆:【炎剣】スルトデッキ)

 相手のデッキ構成は危惧していた“【真愛】ミリア”がらみの荒らし構成。案の定めちゃくちゃ押されています。凡ミスで防衛の要である“シルメリア”まで落とす始末……。個人的にはこの時点で精神的にもかなりやられていました(笑)。

 そんななかでも、逆サイドは優位に進めたうえで“オニャンコポン”でフォローまでしてくれています。これはこちらのタワーがある程度は押されるのを予見して動いてくれていたとのこと。こちらが相手の荒らしに対して100%受けに回るのではなく、“シルメリア”と“ユダ”で多少なりともカウンターをしていたおかげでタワー戦の展開が遅れていて、“オニャンコポン”がワーニングエリアを気にせずにフォローに来られたのは好材料でした。

 その後、隣のD.C.さんもうまくリザレクションを使って部隊を完成させています。自分はというと……、いまだに“卑弥呼”の召喚もできていない状態……。このような展開になってしまうと根元3枚型の弱い部分が露呈してしまいますね。その後は逆サイドの2人に真ん中アルカナストーンを任せ、僕とD.C.さんで両サイドを管理する形に。

 ここは相手の降魔“~哀執の剣機~”を使った突破狙いに対して、D.C.さんと声を掛け合いながらうまく対応できたと思います。とくにこの日の5戦目ということもあり、根元の処理をすべて“ニャルラトホテプ”に任せるという動きも徹底。最後は“~哀執の剣機~”の魔神化時間を凌いでからのカウンターでギリギリまくって勝利することができました。

■総括

 あらためて振り返ると逆サイドのロクさん、Tankmanさんは全試合通じて安定して有利に進めてくれていました。2人の実力の高さ、選択したデッキの相性のよさなど、ほぼ完ぺきといえる内容だったのではないでしょうか。

 D.C.さんの“ニャルラトホテプ”。これも大活躍でした。彼のプレイスタイルは自身が壁になるような自己犠牲タイプなので“ニャルラトホテプ”は扱いづらいとのことでしたが、十二分に力を発揮してくれたと思います。決勝なんて10体以上倒してますからね。“ニャルラトホテプ”の活躍がなかったら確実に負けていました。

 自分は……、あまりいいところはなかったですね(笑)。武器登録のミスはするわ、序盤もやらかすわ……。唯一、こんだけやらかし続きのなかでも、部隊完成後の動きだけは最適解に近い動きができたことだけがよかったのかな……。

 そんな感じで優勝させてもらいました、本当にありがとうございました!

『LoV』
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 それでは今回はこの辺で、また次回☆

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