2017年3月24日(金)
フリューが6月22日に発売予定の3DS用RPG『アライアンス・アライブ』。9人の主人公が織り成す群像劇RPGである本作の、それぞれの主人公たちの物語の序盤を紹介します。また、新たに公開された2つの世界と、そこに登場するキャラクターたちにも注目します。
『アライアンス・アライブ』は、種族や性別、年齢、立場が異なる9人の主人公たちを操作し、視点を変えながら物語を進めるファンタジー群像劇RPGです。主人公たちの運命は次第に交錯し、やがて1つの物語に収束していきます。
1000年前に魔族が施した“大結界”によって“青い空”を奪われ引き裂かれた地上は、“黒き流れ”によってゾーンごとにまったく独自の文化を形成しています。それぞれ異なるゾーンから、オムニバス形式で主人公たちの物語が始まります。
9人の主人公は最終的に集結し物語も1つへとつながっていきますが、それまではまったく違う目的を持ち別々に行動しています。それぞれがどのような目的で動いているのか、各主人公たちの物語を紹介します。
●動画:『アライアンス・アライブ』2ndプロモーションムービー
プレイヤーが最初に操作することになるのは、雨の都・スヴァルナで生まれ育った少年・ガリルと、その幼なじみアーシュラです。
レジスタンス組織“夜鴉”に所属する2人は任務をこなす中で、最近見つかった“閉鎖美術館”と呼ばれる遺跡に“青い空の絵”があるというウワサを聞きつけます。
ガリル
アーシュラ
▲雨が降り続く都で生まれ育った2人は“青い空”を知りません。街の高台から厚い雲に覆われた空を見上げます。 |
▲2人は幼なじみで、ともに年齢は15歳です。ガリルは行動的なアーシュラの尻に敷かれています。 |
▲ガリルは“夜鴉”のリーダー・ワイアットから、ある届け物の仕事を頼まれます。アーシュラも一緒についていくと言い出し、2人の冒険が始まるのです。 |
ガリルとアーシュラの物語を進めていくと、途中でレンツォとバルバローザが合流します。レンツォは“早耳のレンツォ”と呼ばれるほどの情報通、バルバローザはワイアットに命を救われた妖魔の戦士で、2人とも“夜鴉”のメンバーです。
ガリルたちが“閉鎖美術館”で見つけた方鏡に刻まれた文字を解読するため、4人で“生きている森”に住むという言語学者を探しに行くことに……。
レンツォ
バルバローザ
▲閉鎖美術館で見つけた方鏡。とても古いもののようですが、一体どんな謎が隠されているのでしょうか。 |
▲レンツォ、バルバローザとともに、冒険者を襲う“樹人”の伝説が存在する森の奥深くへ足を踏み入れます。 |
▲“生きている森”の奥で4人が出会った言語学者・シトロ。人魔大戦時代の言語を読むことができる数少ない人物です。 |
雨の世界での物語を終えると、冒険の舞台は“燃える世界”に変わります。魔族の貴族の娘・ビビアンとその執事であるイグナス、“黒き流れ”を研究している“自称”教授のティギーの物語が新たに始まります。
ビビアンは歴史学者をしており、ある時ティギーが書いた“黒き流れ”についての文献を見つけます。文献の内容に疑問を持ったビビアンは、イグナスを従えティギーがいる機工都市・ギアズロックに向かうのです。
ビビアン
イグナス
ティギー
▲“燃える世界”はその名の通り、常に炎に覆われているゾーンです。溶岩がとめどなく流れるエリアなど、危険な地帯が多いようです。 |
▲忠誠心が高くビビアンのためなら命を投げ出すことも厭わないイグナスも、一緒に人間界へ向かいます。 |
▲ティギーと出会ったビビアンは、彼女の考えを知るためにフィールドワークに同行します。 |
▲燃える世界唯一のオアシスを拠点とし、水によるビジネスで燃える世界の経済を牛耳っている魔族・ブルー。ティギーとは知り合いのようです。 |
濃い霧に覆われた重苦しい雰囲気の“監獄世界”から冒険が始まるのは、魔族に従属する組織“印術ギルド”に所属している人間の術士・ジーンと、印術ギルドに雇われている傭兵・レイチェルの2人です。
魔族グロッサからレジスタンスの活動について調査を依頼されたジーンは、無理やり雇ってほしいとついてきたレイチェルとともに、妖魔バダが支配する雨の世界の都スヴァルナへ出向きます。
ジーン
レイチェル
▲あまり直情的な行動をしないジーンと、思い立ったら即行動するレイチェル。対照的な考え方ゆえ一緒にいるとよく言い争ってしまいます。 |
▲スヴァルナへやってきた2人と、彼らが追うレジスタンスであるガリルたち。主人公たちの距離がだんだんと近づき、クロスオーバーします。 |
▲雨の世界を支配する妖魔バダに、グロッサからの命令を伝えるジーンとレイチェル。規律を重んじるグロッサはレジスタンスの存在が気になるようです。 |
“大結界”により分断されたゾーンは、これまで紹介した3つの他にも存在します。主人公たちが訪れることになる、新たな世界を紹介します。
吹雪が吹き荒れる和風の世界です。人間たちは“白嶺城”という城を拠点に、ユキハ姫と家老のジュウザを筆頭に魔族軍に抵抗しています。
▲白嶺城の当主を務めるユキハ姫。17歳という若さで父である亡き先代当主の後を継ぎ、家臣や領民を守るために戦っています。 |
▲“雪うさぎ”というこの世界独自の生物が登場します。背中に乗って、ジャンプして氷山を越えていくことができます。 |
七色の結晶に包まれた上空に浮遊する世界。都市“エシュトルム”では、未来を占う預言者の一族の末裔“星教主”が、宗教的指導者として君臨しています。
▲“星教主”に仕える戦竜隊“ドラゴンガード”の隊長・マチルダ。堅い性格で、星教主への忠誠を重んじています。 |
▲結晶世界には飛竜が生息しています。ドラゴンガードたちは飛竜を自在に操って戦います。 |
※画面は開発中のものです。
(C)FURYU Corporation.
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