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2017年3月23日(木)

『電撃Nintendo 5月号』が発売中。サバイバルACT『1000m ゾンビエスケープ!』の魅力に迫る!

文:電撃攻略本

電撃Nintendo 5月号』が好評発売中。本誌では、任天堂ハードで遊べるインディーズ作品(ニンディーズ)の魅力を、開発者インタビューとともに探る“インディーズ&ダウンロードタイトル最前線を連載中。

 今月は独特の歩き方でゾンビから逃げるACT『1000m ゾンビエスケープ!』を扱っているので、ここでその内容を紹介していこう。

『電撃Nintendo 5月号』

パーティ会場の外はゾンビだらけ! 救助ヘリまでたどり着け!

●街でゾンビに出会ったらこう逃げろ!

 本作の主人公は女子大生のグレイス。彼女がパーティ会場から出ると、街はなぜかゾンビだらけだった! 急いで逃げようとする彼女であったが、恐怖で硬直してしまい、体がまったく動かない。 迫りくるゾンビ! 動かない体! さぁ、どうする……! そうだ! 硬直した足の軸を替えて1歩ずつ進もう!

『1000m ゾンビエスケープ!』は、主人公の軸足をAボタンで左右に切り替え、”ぎこちない動き”でゾンビから逃げるACT。Aボタンを押す長さを変えれば、左右への方向転換もできる。このシンプルな操作でゾンビを避けながら、1000m先で待つ救助ヘリのもとへとたどり着こう。

●急いで逃げろ! てもアイテムはひろえ!

 ゾンビが発生しパニック状態におちいった街は、燃えている車、倒れた看板や転がったベンチなどの危険な障害物でいっぱい。しかし、その混乱のなかで誰かが落としたのであろう、道にはコインや火炎放射器がある。

 コインを集めれば、主人公の姿を変えられる”キャラクター”や、画面内のゾンビを一掃できる”ボム”と引き換えることができる。火炎放射器を取れば、付近のゾンビを燃やすことも可能だ。

『電撃Nintendo 5月号』
▲街中をフラフラと徘徊するゾンビたち。うまくかわしながらコインや火炎放射器などを回収しよう。
『電撃Nintendo 5月号』
▲ボムを使えばゾンビをまとめて倒せる。残りのストック数を考えながら「ここぞ!」というときに使おう。
『電撃Nintendo 5月号』
▲コインを使ってランダムで入手できるキャラクター。ロボットや恐竜など、キャラクターの種類や大きさもさまざまだ。
『電撃Nintendo 5月号』
▲キャラクターを変えれば軸足を替えた時の演出も変わる。これはスケボーに乗ったキャラクターだ。

ユニークなアクションが生まれたきっかけは?

 本作を手がけたオインクゲームズのプログラマー・金谷文洋氏に開発のきっかけについてお話を伺った(文中敬称略)。

――本作の開発のきっかけは?

金谷:うちの会社ではときどき“ダム会”というのを開いているんです。やりたい企画を温めている社員が、みんなの前でダムの水を放流するようにその内容を発表するからダム会なんですね。ある日、ディレクターがその会で人差し指と中指を下向きにして、コンパスで線を引くように交互に動かしながら「こんな動きを取り入れたゲームを作りたい」と言ってきたんです。

――キャラクターの歩き方そのものですね。試行錯誤の末にあの動きにたどり着いたわけではなくて、先に動きが決まっていたのですか?

金谷:ええ。ただ、開発の初期はキャラクターが人ですらなくて“回転する棒をタイミングよく止めて移動方向を決める”という難しい内容でした。完成したゲームでは、ゾンビへの恐怖で体が硬直したからあの動きになっているという設定ですが、キャラクターの形こそ違えど、最初のうちからあの動きはほぼ決まっていたんですよ。

『電撃Nintendo 5月号』
▲主人公のグレイス。開発中に主人公の独特の動きを説明する際は、たびたび”コンパス”を例に出していたという。

 ……では、なぜゾンビが出てくることになったのか? その理由は本誌をチェックしてみよう。発売中の『電撃Nintendo 5月号』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の表紙が目じるし!

『電撃Nintendo 5月号』

(C)Oink Games Inc.

データ

▼『電撃Nintendo』5月号
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2017年3月21日
■価格:本体593円+税
 
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