2017年3月22日(水)

『theHunter:Call of the Wild』で癒しのハンティング生活をエンジョイ中【乃亜流ゲームコラム第17回】

文:乃亜

 現役のセクシー女優であり、コアなゲーマーとしても知られる乃亜様が、自らのゲームライフをつづる“乃亜流ゲームコラム”。

 第17回は、Steamで配信中のハンティングシミュレーション『theHunter:Call of the Wild』をお届けします。アクション系のFPSとは一味違った本作について、乃亜様はどんな感想を持ったのでしょうか。

森林浴を疑似体験しながら送るハンター生活がお気に入り

 ごきげんよう、乃亜です。

 爽やかな風が快く感じられる季節となりました。皆様いかがお過ごしかしら?

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 2017年の桜の開花予想、東京での満開は月末頃だそうですね。お花見を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

 桜の香りや色からは、リラックス効果やストレス発散といった健康によい影響を得られるそうです。自然の力ってすごいわね。

 Roger S. Ulrich先生の論文(View through a window may influence recovery from surgery)では、窓から自然環境が見える病室にいる患者のほうが、窓がレンガ造りの壁に面した病室にいる患者よりも、術後の入院期間が短く強力な鎮痛剤を必要としなかったそうです。

 術後の回復率も高くなるなんて、自然のパワーってすごいわ。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 窓を通した風景に限らず、モニター越しの自然の映像でも脳が活性化され、心身の疲労やストレスの低減に効果があるみたい。

 私は身体が疲労するようなことはXxXXくらいしかしていないけれど、ストレスは知らず知らずのうちに蓄積されているかもしれないものね。

 でも、蓄積されたストレスも怖くはないの。なぜなら、ここのところずっと森の中にいるから。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 『theHunter:Call of the Wild』はオープンワールドハンティングシミュレーションゲーム。

 プレイヤーはハンターとして、野生動物を追跡し、ライフル・ハンドガン・ショットガン・弓などでリアルなスポーツハンティングを楽しむことができます。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 オープンワールドゲームエンジン“Apex”によって描き出されたアーティスティックな大自然。風に舞い散る落ち葉、豪雨や濃霧の大気現象、ラグドール物理でユーモラスに果てる鹿、散歩してもハントしても癒されますね。

 森の声をBGMに抜群の没入感で森林浴を疑似体験しながら、AI鹿との追いかけっこを嗜んでいます。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 美麗なグラフィックで描かれた広大なワールドは50万マイルもの広さ。東京ドームで言うと2770万個分という、わけのわからない広さ。

 ファストトラベルできるアウトポストは数少なく、馬だとかの乗り物もないので、この世界を散策するだけでも長時間遊ぶことができます。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 森に住む野生動物は鹿、狐、熊、ヨーロッパバイソンetc。彼らはとても警戒心が強いので、気配を消して近寄らなければいけません。

 プレイヤーの臭いで野生動物に気付かれないようにコンパスの風向きにも気をつけながら、足音を立てぬよう中腰でソロリソロリと移動します。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 たまたま野生動物を発見できることもありましたが、基本的には足跡などの痕跡を辿ったり、鳴き声で大体の居場所をつかみます。

 狙った痕跡はハイライト表示される便利な初期設定のおかげで、追跡は難しいものではありません。

 呼び笛や匂いスプレーでおびき寄せ、双眼鏡でターゲットを確認。焦らず忍び寄り、姿勢を低くし身体を安定させ、shiftキーで息を止めて手ぶれを軽減。急所を狙い撃ちして仕留めます。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 一人称視点で銃を持っていると、ヘッドをショットしたくなりがちですが、頭は堅い頭蓋骨で守られているため弾が脳まで届かず致命傷にならない場合もあるので、ヘッドショットはオススメしません。立派な鹿の角を傷付けたくないし。

 狙うのは首の骨、心臓や肺などの重要な臓器。ロングショットは風向きや空気の密度の影響が反映され着弾がずれるので、小さな心臓よりは首の付け根あたりが狙いやすいかと思います。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 一撃で仕留められず半矢の状態で逃げられてしまった場合も、焦らず血痕を辿ります。出血量によっては近くで倒れているかもしれません。

 かすり傷で逃げられると数kmの追いかけっこが始まってしまうので、静かに追跡し、呼び笛でおびき寄せたりしながら止めを刺します。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 『theHunter:Call of the Wild』を始めたばかりの頃は、かすり傷の鹿を走って追跡していたため逃げられまくってしまい、一時間くらい追いかけっこしていました。AI鹿はタフで賢いです。

 ストーリーミッションはありますが、写真を撮ってこいだとか、指定の区域で狩れだとかのミッションが少し面倒臭いと思ってしまう解放感のせいでしょうか、あまり意識せずにのびのびとハンティングを楽しんでいます。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 獲物を仕留めると経験値と報酬が手に入るので、まずはお金を貯めて呼び笛や武器などを整えていくスタイルで遊んでいます。

 先日、コツコツ貯めたお金で初めての弓を買ったのですが、その後のアップデートで弓が値下がりし、弾丸が値上がりしていました。ショックですね。

 やはり暫くはミッションを放置して、値下がりした武器を揃えて使い方に慣れていきたいと思います。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 痕跡が表示されなくなったり、音が聞こえなくなったり、岩と岩の間を通ろうとしただけなのに即死してしまったり、さまざまなバグと出会うこともありますが、アップデートが頻繁に行われるようなので、あまり心配していません。

 嫌なバグはそのうち改善されるだろうから、『theHunter:Call of the Wild』のためにグラフィックボードを買い替えてみようかしら? というほどにハンター生活を気に入り、エンジョイしています。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

 そうそう、マルチプレイもあるのですが、Steamのフレンドもいないのでソロで遊んでいます。

 今回『theHunter:Call of the Wild』を購入するまで300日ログインしていなかったくらいの、実績のないユーザーですが、癒しの狩り散歩に付き合うよって方は声かけてくださいね。

 それでは。

乃亜流ゲームコラム『theHunter:Call of the Wild』

乃亜・プロフィール

セクシー女優として活躍しながら、コアなゲーマーとしても知られている。ゲームの嗜好はさまざまで、和ゲー・洋ゲーを問わずハードなゲームも好む。


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