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2017年3月23日(木)

復讐、依存、妄想、恋心──『追放選挙』の登場人物たちに隠された裏の顔。選挙に利用するべきか否か

文:りえぽん

 日本一ソフトウェアが4月27日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『追放選挙』。本作に登場する人物たちの、隠された過去や思わぬ事実について公開されました。

『追放選挙』

 『追放選挙』は、12人の少年少女が参加する“追放選挙”を描いたデスゲームアドベンチャーです。物語の舞台は、荒廃した世界に存在する遊園地“アリスランド”。主人公・一条要は妹を“追放”した9人の参加者に対して復讐を果たすため、“選挙”を利用します。

『追放選挙』

 プレイヤーは一条要となり、3日に1度開催される“選挙”に向けて、参加者との交流を深めつつ、人間関係、思惑、弱みなどを探ります。選挙では集めた情報を駆使して舌戦を繰り広げ、より多くの票を集めることができれば勝利となります。

『追放選挙』

 敗北した選挙の対戦相手は、人間を喰らう“化け物”が闊歩する遊園地の外の世界に追放され、“化け物”の餌食となってしまいます。

『追放選挙』

選挙の参加者たちに隠された裏の顔

 一癖も二癖もある選挙の参加メンバーたち。一条要は選挙に勝ち抜くための情報収集を目的として、彼らと交流し思惑などを探ります。

『追放選挙』
『追放選挙』

 また、“選挙”が進むにつれて追放された参加者を取り巻いていた人間関係が変化し、思わぬ事実が判明することがあります。交流を通じて垣間見える、参加者たちの隠された過去とは……?

CASE1:蓬茨苺恋の場合

「だから、私は要を信頼している。誰よりも」

『追放選挙』
▲蓬茨苺恋(声優:遠藤ゆりか)。

 幼なじみである要に対して、絶対的な信頼を寄せる苺恋。その信頼は“幼なじみへの愛情”を越えて、要には絶対服従する“異常な依存”と言えるほど。これには、彼女たちの過去が関連しているようですが……。

『追放選挙』

CASE2:姫野実乃璃の場合

「それは……その、絵といいますか……そんな感じのものを……」

『追放選挙』
▲姫野実乃璃(声優:白城なお)。

 男性同士の“一線を越えた”友情を好み、弟・勇璃とその親友・道宗を暖かく見守っています。つねに持ち歩いている日記には、勇璃と道宗のカップリングを筆頭に“一線を越えた”妄想を書き連ねています。

『追放選挙』

CASE3:姫野勇璃の場合

「……み、みました?」

『追放選挙』
▲姫野勇璃(声優:藤原夏海)。

 女の子と間違えられるほどのかわいらしい容姿をしており、親友・道宗への想いを秘めています。その親友は姉に想いを抱いており、親友の恋路を応援したい気持ちと、自らの親友への気持ちの間で葛藤しています。

『追放選挙』

CASE4:石動道宗の場合

「……いや、ほんと勘弁してください」

『追放選挙』
▲石動道宗(声優:井上雄貴)。

 つねに親友の勇璃とその姉・実乃璃とともに行動しており、実乃璃に対しては淡い恋心を抱いています。その2人を守ることだけを最優先としていますが、若さゆえに考えが至らず空回りすることが多いようです。

『追放選挙』

CASE5:蓼宮アーシャ・カーシャの場合

「そんなことはありませんわ。白秋様の恋人は、私ですわ」
「いえ、白秋様の恋人は、私です」

『追放選挙』
▲蓼宮アーシャ(声優:松田利冴)。
『追放選挙』
▲蓼宮カーシャ(声優:松田颯水)。

 アーシャ・カーシャともに自分だけが白秋と結ばれることを望んでおり、お互いの存在を邪魔に思っています。2人とも常軌を逸した倫理観を持っていて、白秋を独占するためなら他人を傷つけることも厭わないのです。

『追放選挙』

CASE6:伊純白秋の場合

「二人の本質は、全く同じだ。その残虐性も、異常さも」

『追放選挙』
▲伊純白秋(声優:土岐隼一)。

 アーシャ・カーシャが起こしたとある事件によって、双子に対して強い復讐心を抱いています。つねに双子とともにいて復讐の機会をうかがっているのですが、毎回失敗に終わってしまうようです。

『追放選挙』

CASE7:絢雷雷神の場合

「心配? そんなんじゃねえよ。ただ、お前は絶対に俺を裏切る」

『追放選挙』
▲絢雷雷神(声優:八代拓)。

 過去の出来事から、極度の人間嫌いになってしまった雷神。基本的に議論などへは参加しませんが、本心としては興味があるため盗み聞きをすることも。要から協力関係を持ちかけられても、信用できずにいます。

『追放選挙』

CASE8:忍頂寺一政の場合

「よければ、君も一緒にどう? これ、ちょうどさっき焼きあがったばかりなんだ」

『追放選挙』
▲忍頂寺一政(声優:河西健吾)。

 孤立しがちな雷神・志歩理をまとめようとしますが、その試みはあまりうまくいっていないようです。人を喰らう“化け物”に対して異常なまでの興味を示し、アリスとともに生態調査を行っています。

『追放選挙』

CASE9:百合園志歩理の場合

「今、とてもいい気分なの」

『追放選挙』
▲百合園志歩理(声優:今村彩夏)。

 他人に対して一切の興味がないのですが、なぜか要に対して興味を抱き、一方的に接触を試みます。その度に苺恋に制止され、両者の関係は険悪なものに……。

『追放選挙』

楽園の外で待つのは残酷な怪物──追放イメージPVが公開

 『追放選挙』の舞台である遊園地“アリスランド”の外に広がる荒廃した世界。そこには人を喰らう“化け物”が闊歩しており、アリスランドから出た者には食い殺されてしまう未来が待っています。

 そんな残酷な“外の世界”と、デスゲームに敗北し追放された者の末路をイメージしたプロモーションムービーが公開されました。

●動画:『追放選挙』追放イメージPV

 『追放選挙』の不条理な世界観を象徴しながらも、どこか幻想的な映像をぜひ確認してみてください。

『追放選挙』紹介記事

(C) 2017 Nippon Ichi Software, Inc.

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