2017年3月29日(水)
『ブルーリフレクション』と『FF15』の衣装コラボが決定。PS4/Vita版『乖離性ミリオンアーサー』コラボも
コーエーテクモゲームスは、3月30日に発売するPS4/PS Vita用ソフト『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の完成発表会を、同社・市ヶ谷事業所で行った。
『ブルー リフレクション』は、現代の日本の学園が舞台にした新規タイトル。人間の本質・絆をテーマにした、少女たちの等身大の青春を描いている。キャラデザを岸田メルさん、シリーズ構成を時雨沢恵一さん、五十嵐雄策さん、夏海公司さんが手がけている。
発表会には、ソフトを手がける開発陣に加えて、キャラクターに声を当てた声優陣が登場。また発表会の最後では、コラボについて発表があったのでまずはコラボについてお届けする。
謎とき体験ポータルスタジオ“なぞともCafe”と、“スペースクリエイト 自遊空間”とのコラボレーションイベントとして、作品の世界観で謎ときが楽しめる新コンテンツ“BLUE REFLECTION 光彩のリフレクター”が4月14日~7月17日に開催される。謎解きを通じてリアルに『ブルー リフレクション』の世界観を体験できる。
さまざまなコラボイベントを実施している“よだかのレコード”とのコラボとして、“BLUE REFLECTION 精神暴走フラグメント”が行われる。“世界で一番 透明な謎”をコンセプトに、従来のゲームファンならず、謎解きゲームファンも楽しめるような、体験型のゲームを目指すとのこと。公演は4月16日~5月7日の毎週金土日および祝日。
スクウェア・エニックスより配信中のPS4/PS Vita用RPG『乖離性ミリオンアーサー』と、『ブルー リフレクション』のコラボレーションが決定。PS4/PS Vita版『乖離性ミリオンアーサー』に『ブルー リフレクション』のキャラクターが登場する他、描き下ろしイラストとボイスつきのカードが当たる“コラボ限定ガチャ”も開催予定。
描き下ろしのイラストは現在、岸田さんが手がけており、出来立てほやほやが実装されるようなので期待しておこう。開催期間は4月14日~28日予定。
同じくスクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジーXV』とのコラボレーションが決定。このコラボでは、登場キャラクターのアラネア・ハイウィンドとシドニー・オールムのコスチュームを、それぞれ本作の登場キャラクターの白井日菜子と三井香織が着られるようになる“衣装コラボレーション”を予定。詳細な情報は、後日公式サイトなどで公開されるとのこと。
▲アラネア・ハイウィンド(『ファイナルファンタジーXV』) | ▲白井日菜子(『ブルー リフレクション』) |
▲シドニー・オールム(『ファイナルファンタジーXV』) | ▲三井香織(『ブルー リフレクション』) |
キャラクターデザイン・監修を行った岸田メルさん、細井順三プロデューサー、高橋梓ディレクターはこだわりのキャラモデルやBGM、カメラワークなどを説明。学園内ではさまさまなキャラとのコミュニケーションを楽しめるようだ。
戦闘はターン制のバトルが展開。MPに加えて“エーテルゲージ”という独自要素が存在し、バトルの肝になる。
ボス戦にあたる原種戦では、登場するコアを破壊するのが効率的に進めるポイントだという。原種は異世界ではなく現実世界で戦う。この際には異世界とは異なるメンバーがサポートするようだ。
ここで白井日菜子役の高田憂希さん、司城夕月役の高野麻里佳さん、司城来夢役の秦佐和子さんが姿を見せた。
開発メンバーは、白井日菜子は愛される正統派な主人公になることを心がけたという。元気いっばいではなく、もののげなカワイさがでるようにしたようだ。高田さんと開発陣はいろいろと相談をしたうえで、キャラを作っていったことを告白した。
キャラを作っていく際にさまざまな制服を調べていった岸田さんと細井さん。調べすぎたために、何がよくてダメなのかわからなくなることもあったようだ。
司城夕月は、日菜子と彼女をサポートする2人のうちの1人という関係性にしたいと最初から決めていたと、岸田さんはコメント。元気いっぱいなわかりやすいキャラは、高野さんの声にピッタリだったようだ。それどころか、声がつくことで予想以上にカワイく感じて、キャラモデルを明るくすることがあったという。絵に合わせるのではなく、声に合わせてキャラを作ることは珍しかったようで、声優陣も驚いていた。
司城来夢は、おしとやかな雰囲気だが、ニヒルなキャラ。開発メンバーはギャップを出すために、あえてこのようなデザインにしているそうだ。演じた秦さんも戸惑うことがあったようだが、見事に演じ上げたと細井さんは太鼓判を押した。
本作『ブルー リフレクション』は新規IP。音楽、画像、演技というゲームを構成するパートの中で、声優陣の力が作品作りには大きく影響していることを開発陣は説明した。
リフレクターver.の露出はキャラごとに異なるが、設定からこだわりがあると岸田さんは説明。デザインについてはいろいろ検討したようで、ベースになった日菜子は20パターンほど考えて、それをもとに他のキャラのデザインができあがったようだ。
また、日菜子のオッドアイについては、細井さんのこだわりだという。あえて違和感をつけて、見た人の印象に残るようにしたことを明かした。
役者陣、開発陣がこだわって開発した『ブルー リフレクション』。発売は明日なので、気になっている人は購入を検討してみては?
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MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
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