『三国志大戦』今バージョンの流行について電アケ“たつを”が語りつくす!
こんにちは、電撃アーケードゲーム編集の“たつを”です。
2016年12月に稼働開始してから3カ月が経過した『三国志大戦』ですが、絶賛プレイ中の自分はプレイ数がついに1200戦を超えました。そんな感じで相も変わらず熱中している本作について、気の向くままに語っていきたいと思います。
■現環境の流行
というわけで、スタートはこちらから。とくにおもしろみのない内容ではありますが、とっつきやすいネタということでご容赦を。
現バージョンはまず、槍撃や突撃のダメージが減少したということや、弓兵の弓攻撃のダメージ間隔短縮に加えて、騎兵の突撃オーラ中に受ける弓ダメージ増加といったこともあり、弓兵が流行るのでは? というのがプレイヤーのあいだでのもっぱらの予想でした。
とくに、最初のバージョンから猛威を振るい続けているRトウトンやR太史慈なんかは、今回のバージョンアップで調整がなかったため、トップメタになるんじゃないかなと。
そしてフタを開けてみると、これらを絡めたデッキはもちろん流行。なかでも、Rトウトンをよく見かけるといった感じです。
Rトウトンのサンプルデッキは
▲Rトウトンワラデッキ |
▲Rトウトンバラデッキ |
あたりでしょうか。下の5枚型は、もんぎゃは団さんが使用していたのが広まっていった感じですね。古参として正直な感想を言うと、独創的なデッキを作るもんぎゃは団さんのデッキが『三国志大戦』で流行するって、けっこうスゲーなって思いました(笑)。
呉を交えたデッキの場合、SR孫策かR太史慈のどちらかはかなりの確率で入っているとは思うのですが、R太史慈はバージョンアップ前の予想よりは大流行していない感じはしますね。普通にいる、ってくらいのレベルかなー……。
そして、そんな強い弓たちが流行ると、必然的に出てくるのが騎馬単なわけです。というわけで、今大流行しているのが覇者求や神速デッキ。若干、覇者求のほうがよく見かけるかなといった印象です。
▲覇者の求心(覇者求)デッキ |
騎馬単が流行した理由としては、もちろん弓兵が相対的に強くなったことでの対策、ということもあるとは思いますが、ほかにもSR馬超やSR諸葛亮の弱体化が大きかったのでしょう。
自分も、最近は騎馬単覇者求を使用したりしていますが、苦手な武将というのはあまりいない感じがしますので、かなり環境はいいはずです。とはいえ、大事なところで槍兵に刺さると負ける、というのは往々にしてよくありますが……。
今バージョンはこのあたりで落ち着いて、騎馬単とRトウトンが流行かなと思っていたのですが、まあそうはさせませんよ、という感じに新しく台頭してきたのがR虞氏の“飛天の舞い”。R王桃との組み合わせが対騎馬単メタとしてかなり強力なため、ひそかに流行り始めてきました。
▲R虞氏 | ▲R王桃 |
飛天に関してはサンプルデッキというよりは、もうこの2枚に征圧2以上の騎馬を2枚入れておけばなんでもいいかなって感じはしますね。騎馬単に故郷を滅ぼされたって人はSR馬超とか入れておくといいと思います。この組み合わせだけは騎馬単覇者求を使っていて、“マジで無理だ!“と思わされました(笑)。
ただ、槍兵に守られた弓兵から舞姫を守るのが難しく、Rトウトンがしんどいので、上記の3系統のデッキが3すくみ状態になっている感じはします。
ほかには、メイン武将の弱体化を喰らった蜀でいうと、追加されたR関興がなかなかに強力なため、R関興を絡めたR甘夫人やSR劉備のデッキをときどき見かけますが、めっちゃ流行っている感じはしないですね。
▲R関興の将器は“突破術”がオススメ |
上位陣がどんなデッキを使っているのかは、こちらの“STORIA”で行われた電撃杯をチェックしてみてください。
■電撃アーケードゲームイベント『三国志大戦』in STORIA 電撃杯
■注目武将は?
というわけで現環境について軽くまとめてみたのですが、ここで終わってしまうとちょっと味気ないので、大流行ってほどではないけれども、強いなと思う武将を紹介して行きたいと思います。
●SR孫堅
“天啓の幻”の効果時間と武力上昇が上がったこともあり、ちらほらと見かけるようになったSR孫堅。とくに強力なのが、呉の【魅力】の多さを生かした開幕のカウンター天啓です。高いラインで使用された“天啓の幻”は士気があまりなく、足並みもそろっていない状態では止めるのは不可能です。
ここで、少なくとも50%くらいは攻城ゲージを削れるので、あとは再起の法を使用してそれを守り切ってもよし、思い切ってもう一度ラインを上げて城を落としに行くもよし、と強気に戦うことができます。デッキパーツはあまり決まっている感じはしませんが、【魅力】持ちの武将を3枚は欲しいかなと。
●R丁奉
正直、あまり紹介したくないのですが、使用者こそ少ないものの非常に強力なデッキとして恐れられているのが、6枚弓単麻痺矢デッキ。
UC韓当の将器“攻撃力上昇”のおかげもあって、6枚ながらもなかなかの戦闘力を持っています。騎馬単が怖いのでは、とか思っていたんですが、神速デッキなどは武力上昇と効果時間の違いもあってか普通にやれるようです。
■総括
ここまでいくつかデッキを紹介しきましたが、“天啓の幻”をのぞくとどれも“連環の法”との相性がいいという点があげられます。“増援の法”の弱体化もあってか、今バージョンの兵法は正直“連環の法”の一強だと思います。
前バージョンまでの兵法選択率が90%以上“増援の法”だった自分が、今バージョンはほぼ“連環の法”を使用しているというあたりからも察してもらえるかと思います(笑)。
主効果が唯一、敵軍に弱体効果を与えるということや、法玉の“再起”、“正兵”、“再建”、“知略”などが強力にかみ合っていることが理由の1つでしょうね。
そんなわけで、デッキを組む際に流行デッキを意識するのはもちろん大事ですが、それに加えて流行している兵法なんかも意識してみると、よりよいデッキを作れたりするのではないかなと思います。
今回はこんな感じで締めたいと思います。次はあるかもしれないし、ないかもしれないし。すべては見てくれる人がいるのかどうかということで(笑)。
(C)SEGA
データ
- ▼『三国志大戦』
- ■メーカー:セガ・インタラクティブ
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:リアルタイムカードアクション
- ■稼働時期:2016年12月21日