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2017年3月30日(木)

『オルサガ』さくらイベントプレイバック“箱入り妖精と昔日の柵”

文:ライターM

 セガゲームスが配信するiOS/Android用アプリ『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-(オルサガ)』で3月28日まで開催されていた期間限定イベント“箱入り妖精と昔日の柵(しがらみ)”を振り返ります。

『オルサガ』

 今年もドルフ兄弟の季節がやってきた! ということで、3月21日~28日の期間にゲーム内でさくらイベント“箱入り妖精と昔日の柵”が開催されました。イベントでは、限定のさくらユニットが登場した他、イベントオリジナルストーリーを読むことができたワケですが……。

さくらイベント限定ユニット

『オルサガ』
▲UR“ジャクリーン”
『オルサガ』
▲SSR“ルーカン”
『オルサガ』
▲SR“へリア”
『オルサガ』
R“チェドルフ”

 『オルサガ』の期間限定イベントは、終了してしまうとシナリオを読み返すことができません。毎回かなりぶっ飛……おもしろいのにもったいない! そんなわけで、さくらイベントストーリーを画像とあわせて振り返っていきたいと思います。読み逃してしまった方は、必見ですよ!

『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』

さくらイベント“箱入り妖精と昔日の柵”プレイバッグ

 物語の主役はもちろん、ドルフ村の勇者チェドルフ&ルドルフ。今回は、過保護な母親が原因で幽閉状態の日々を送るジャクリーンと、彼女を桜の妖精と勘違いしたチェドルフの、奇妙な濃い物語(恋物語!?)が紡がれていきます。

『オルサガ』
▲物語のヒロイン・ジャクリーン。ある理由から窓もない部屋に閉じ込められて暮らしている。外出が許されるのは、年に一度という深窓のご令嬢。
『オルサガ』
『オルサガ』
▲ある日、お目付け役に“力”を使って館を抜け出したジャクリーンは、桜の木の下でチェドルフと出会う。
『オルサガ』
『オルサガ』
▲その名を知られる勇者でも、お目付け役のヘリアにしてみればただの不審者でしかないようで……。

 勘違いから始まったチェドルフの片思いはそれなりに重症で、ついには“チェ・ドルフ”の称号を手放すなどと言い出す始末。最初こそ恋のアドバイスをしていた兄・ルドルフも、事態を重く受け止めて主人公たちに泣きつきます。

 ちなみに、ルドルフの衝撃的なアドバイスをざっくりまとめるとこんな感じに……。

勇者ルドルフによる恋のアドバイス

「曲がり角を制す者が片思いを制す!」

『オルサガ』
『オルサガ』

 ある業界で有名な言葉として語り継がれる禁断の技。食パンをくわえながら曲がり角を全力疾走することで想い人に激突すべし!

【効能】ぶつかった相手は死……もとい、恋に落ちる
【範囲】学園(モノ)限定

 あいかわらずシリアスからお笑いへの振り幅も大きく、ヘリアの口からは「学園モノでしか通用しませんから!」とメタ発言も飛び出します。

『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
▲ルドルフに相談を受けたマリユスたちの反応もなかなかに辛辣。

 主人公たちがドルフ村を訪れると件の桜が枯れかけていたり、悪役然とした領主がジャクリーン親子の命を狙ったりと雲行きが怪しくなります。

 一族の不名誉な過去を封じるべく、ジャクリーン親子ともども桜を消し去ろうとする領主と、領主の娘でありながら、ジャクリーンを守ろうと身体を張るヘリア。

 さらには“出会いの桜”に宿る想いがオニとして実体化するなど、出会いの桜に端を発したチェドルフの片思いは思わぬ騒動に発展します。

『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
▲館を訪れた領主の目的はジャクリーン親子の口封じ。
『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
▲颯爽と現れたのは勇者チェドルフ……ではなく騎士ルーカン。おいしいところを持っていく彼の活躍で、領主の悪行については一件落着。
『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』

 一方、桜の木から現れたオニは、近づく者を無差別に攻撃する暴れっぷりで、主人公やドルフ兄弟も手を焼いてしまいます。このままでは被害が拡大するというところで、“出会いの桜”に縁のあるジャクリーヌが不思議な力を発揮。

『オルサガ』
『オルサガ』
『オルサガ』
▲ヘリアやチェドルフの声援を受け、ジャクリーンはオニをあるべき場所へと返すことに成功するのだった。

 結末はハッピーエンドだったものの、主人公たちは終始脇役ポジションという珍しいイベントでした。

 なお、本編は第三部3章の配信が始まって、ダーイラ帝国との戦いも本格化。新章記念の10連ガチャキャンペーンも開催中なのでお見逃しなく!

(C)SEGA / f4samurai

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