2017年4月13日(木)
バンダイナムコエンターテインメントは、2017年発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』の新情報を公開した。
本作は、2015年3月に発売された『デジモンストーリー サイバースルゥース』の世界観やゲームシステムをベースに新しい物語が展開する『サイバースルゥース』シリーズ新作だ。
この記事では、タイトルの内容ボリュームや世界観、登場キャラクター、ゲームシステムを紹介しよう。
本作では、前作『サイバースルゥース』のゲームシステムや世界(マップやダンジョン)は共有されつつ、新たなキャラクターたちによる新しい物語が展開していく。新規のシナリオ&クエストは前作と同等のボリュームが用意されている。
さらに登場デジモンの総数は約320体となり、育成の幅が広がっている。また、世界観が共有されているため、前作と共通したマップが約60登場するが、新たに30のマップが追加され、総数は90となる。
前作未経験のユーザーのために前作の内容もパッケージに収録され、『サイバースルゥース』シリーズの世界を、すべて本作で堪能できる。なおPS4版は国内初登場となる。
・イベント数:メインシナリオChapter1~20、サブクエスト:約70(キークエスト:32、フリークエスト:39)
※DLC含む。
※ファームクエストは含まない。
・登場デジモン数:247体(231体+DL配信7体+初回特典9体)
※前作欧米版初回特典2体と、育成不可な“イグドラシル_7D6”は数に含まない。
・マップ数:74種類(サイバースルゥース専用14種類)
※専用マップの数は『ハッカーズメモリー』のゲーム調整で変更される場合がある。
・イベント数:メインシナリオChapter1~18、サブクエスト約70(キークエスト:約30、フリークエスト:約40)
※ファームクエストは含まない。
※前作になかった新しいゲーム要素も加わり、クエストのジャンルも豊富になっている。詳細は今後公開予定。
・登場デジモン数:約320体(前作登場デジモンに新たに73体が追加)
※前作欧米版初回特典2体も数に含まれる。
※本作『ハッカーズメモリー』で追加された新規のデジモンは、本作パッケージに含まれる『サイバースルゥース』の中でも育成が可能。
・マップ数:約90種類(追加約30マップ+前作と共通マップ約60種)
※前作との共通部分もあるが、ダンジョンはギミックの追加や出現デジモンの変更が行われ、新たな攻略体験を楽しめる。
※共通マップの数はゲーム調整で変更される場合がある。
本作は、『デジモンストーリー サイバースルゥース』で描かれた出来事の裏側で起こっていたもう1つの物語が新たな主人公の視点で描かれる。
現実と電脳空間の境界線が希薄になった近未来の東京で、プレイヤーは電脳空間で発生したAIを持つコンピュータウイルス“デジモン”を使役する新世代のハッカーとなり、敵対するハッカーたちやデジモンの巻き起こす事件を解決していく。
本作の主人公は、世界を救うために選ばれた英雄(ヒーロー)ではない。
世界の危機に直面し、今までの常識や価値観が大きく変化する中で、必死に自分の仲間や家族、そして大切な居場所を護ろうと足掻いていく。
よりSF要素が強まったサイバーパンクストーリーが展開する。
電脳空間へのアクセスキーであり、自身の身分証明ともなる“EDENアカウント”。天沢ケイスケは自身のEDENアカウントをハッキングされ、身に覚えのないアカウント狩りの濡れ衣を着せられてしまう。
潔白を訴えるも証拠はなく、居場所をなくしたケイスケは、無実を証明するために、デジモンを入手し、単身ハッカーたちのたまり場へと乗りこむ。
ハッカーたちに囲まれ、ピンチに陥ってしまうが、同じくアカウント狩りの調査をしていた電脳空間のトラブルバスター“フーディエ”のリーダーに助けられる。
ケイスケのデジモンを使役する能力を認めたリーダーは、単独でアカウント狩りを追う危険を心配し、チームへと招き入れる。こうしてケイスケは“フーディエ”のメンバーとして電脳空間のトラブルを解決しながら、自身をを陥れたハッカーの正体を探っていく……。
初期パートナーとなるデジモンたちは以下の3体だ。
▲左からゴツモン、ベタモン、テントモン。 |
フィールド中の鉱石データをまとい、強力な防御力を持つ鉱石型のデジモン。やんちゃで陽気な性格で、システム内を跳ね回る元気者。必殺技は、超硬度の鉱石を頭頂より射出する“アングリーロック”。
四足歩行をする両生類型デジモン。性格は温厚で、おとなしいデジモンだが、ひとたびベタモンを怒らせると体から100万ボルト以上の電流を発し敵を攻撃する“電撃ビリリン”を放つ。
硬い甲殻を持つが、まだ攻撃性の低い昆虫型デジモンの原初タイプ。中肢は人間の手並に器用に物を掴むことができる。必殺技は、羽で増幅させた静電気を飛ばす“プチサンダー”。
近未来の東京を舞台に、電脳空間で起こるさまざまなトラブルを請負い解決する“ハッカー”となり、デジモンとともに“現実世界”と“電脳空間”の2つの世界を行き来し、さまざまな事件へと挑んでいく。
フィールドやダンジョンを回り、情報やアイテムを集めて、敵対するハッカーたちやデジモンの巻き起こす事件を解決しよう。
ダンジョンに潜むたくさんのデジモンをバトルで“スキャン”し、解析データを取得。データがたまったら、デジタル世界の施設“デジラボ”でコンバートし、実体化させ育成することができる。デジモンは“進化”させることで、より強力な形態に成長する。
レベルアップすることで習得するスキルを変更したり、時には退化させたりすることで“才能”のパラメータを上昇させ、新たな進化を可能にするなど、育成の仕方でさまざまなデジモンへと成長、進化させることができる。
またデジモンを預けられる“デジファーム”では、預けたデジモンは時間の経過でレベルが上がったり、トレーニング器具を設置することでステータスが上昇したりするなど、自ら成長していく。
デジモンの素早さや技にあわせて攻撃の順番が前後する“アクティブターン制”でバトルは進行する。通常攻撃“アタック”やSPを消費して発動する“スキル”攻撃など、コマンドを使って攻撃を組み立て、バトルする。
また、デジモンには“種族”と“属性”があり、それぞれに相性での有利不利があり、相性にあわせて攻撃相手や技を選んだり、味方の攻撃ターンをつなげたりすることで発生する“コンボ”で大ダメージを与え、敵を一掃するなど、戦略性のあるバトルが楽しめる。
本作では、新たなデジモンやサポートスキルが増え、さらにバトルの幅が広がる。
(C)本郷あきよし・東映アニメーション
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