2017年4月26日(水)
タイトーのiOS/Android用アプリ『period zero(ピリオドゼロ)』で、ディレクターの清水勇也さんと対戦をしてきました。さらに初出しとなる情報もゲットしてきました!
本作は、さまざまなアビリティを持つカードを集め、5枚のカードでデッキを作って闘う“お手軽戦略カードゲーム”です。プレイヤーは池袋を中心とした仮想空間都市“ゼロ区”に招かれ、世界の命運を委ねた神々のカードゲームに巻き込まれることに。
4月上旬にはリアルタイム対戦を楽しめるPvPモード“アリーナ”も実装され、対戦型カードゲームとして一段と楽しめるようになりました。
毎日20:00~21:00ごろに、アリーナで全国のプレイヤーと対戦しているという清水さん。ここ最近、『ピリオドゼロ』を遊び始めて、「そろそろアリーナで対戦をしてみようかな?」と思いつつあった初心者プレイヤーのイズミンが挑戦してきました!
▲デュエル前ににらみ合う2人。火花が飛び散っています。 |
イズミンは、後衛カードの種族が妖精だと攻撃力が上がる“スプライト”を軸に、種族が妖精で後衛攻撃力が高いため相性バッチリの“シルフィード”、デッキに妖精がいると攻撃力が上がる“妖騎士タムレイン”と“種族:妖精”をテーマにデッキを構築。
▲イズミンのデッキ。余った枠には、クリティカルコアを与える代わりに相手の攻撃力を大きく下げる“マンモン”を投入。SPカードは、攻撃力を上げてくれる“絶倒の剣”をチョイスしました。 |
清水さんのデッキは、効果により大きく攻撃力を上げる“雷の娘アテナ”と“轟雷粉砕トール”、控えにあるユニットのAPを増やす“バッカス”、クリティカル発生でクリティカルコアを増やす“天照大神”、SPカードは相手からのダメージを大幅に軽減してくれる“戦女神の盾”という構成でした。
デュエルが始まると、イズミンは各ユニットをまんべんなく使用。ユニットの使用APが2か3のみということもあって、ほぼ毎ターンユニットの効果を発動させました。
対する清水さんは、“バッカス”の効果で“雷の娘アテナ”と“轟雷粉砕トール”のAPを、“天照大神”の効果でクリティカルコアを増やしていき、強力な攻撃の準備を進めていきます。
▲“バッカス”をセットする清水さん。 |
それに気づいたイズミンは「こいつはまずいぞ!」と“マンモン”を活用しダメージの軽減に努めますが、“雷の娘アテナ”と“轟雷粉砕トール”による強力な一撃が炸裂! あえなく敗北してしまいました……。
▲ダメ押しのクリティカル。合えなく惨敗……。 |
▲悔しがるイズミンと勝利を喜ぶ清水さん。 |
しかし、『ピリオドゼロ』は1試合が長くても5分程度、早ければ3分以内とカードゲームとしては速いテンポでプレイできるということから、まだまだ対戦していただけるということに。清水さんに感謝しつつ、早速リベンジマッチを行いました!
リベンジマッチでは、イズミンは“轟雷粉砕トール”を軸に、APを増やす“バッカス”、トールと一緒に出して攻撃力を上げる“シャイターン”、トールのAPが溜まるまで時間を稼ぐための“マンモン”という構築で挑戦。
▲“シャイターン”はLV10時点で前衛攻撃力120と、かなり高い攻撃力を持っています。しかし、“自分に100ダメージ”というデメリット効果も持ち合わせているので、運用には注意が必要です。 |
いざデュエルが始まると、清水さんも“シャイターン”を使ったデッキを使用していることが発覚。相手の動きを読み違えると一気に大打撃を受けてしまうという緊迫した戦いに!
“マンモン”によるダメージ軽減で、なんとかイズミンがダメージレースを制し勝利することができましたが、HPの残りはなんと20。手に汗握る戦いでした!
▲“シャイターン”一点読みで。“バッカス”を前衛に! |
▲なんとかリベンジ成功(汗)。先行が取れていなければ負けていました……。 |
その後もデュエルに熱が入り、最終的には1時間足らずで10試合近く清水さんと対戦。さまざまなデッキを使用してアリーナモードを楽しみました!
ちなみに、清水さんは毎日20:00~21:00ごろにアリーナで対戦をしています。公式Twitterでは対戦状況を確認できるので、腕に覚えのある人は、清水さんに挑戦してみてはいかがでしょう?
10試合以上の対戦の中では、『ピリオドゼロ』に関するトークも大いに花が咲き、アリーナ初心者へのアドバイスや人気カードに関するお話をお聞きすることができました。
トークの中では、手に入りやすい低レアリティのカードによる強力な組み合わせを聞くことができました。
▲オススメのカードや構成を聞き逃すまいと、メモを用意するイズミン。気合に満ち溢れています。 |
――アリーナをプレイするにあたって、初心者のユーザーがやっておくといいことがあればお願いします。
やはりカードをそろえることでしょうか。ストーリーなど、ガチャ以外でも基本セットのカードが手に入るので、そこからそろえていくと対戦でも勝ちやすくなると思います。
ユニコーンはレアリティが低いので手に入りやすく、強化値が高いので始めたばかりのユーザー様にもオススメです。また、ストーリー後半で手に入るシャイターンも低レアリティとは思えないくらいの攻撃力を持っています。
また、各カードのレベルを少しでも上げておくと、HPが増えるので負けにくくなります。ざっくりですが、だいたい4~5レベルくらいまで上げると速度が上がり、先行も取りやすくなるので、主力として使うカードは“速度を1上げること”を目標にレベルを底上げするのがよいと思います。
対戦中には、“MENU”から相手のデッキを確認できるので、相手のカードのAPがどれくらい溜まっているかを確認したり、相手がどのカードを出そうとしているのかを考えたりすると勝率が上がると思います。
▲“MENU”から相手の状態を確認できるので、活用すると読み合いがぐっと楽になります。 |
ガチャにはピーキーなカードが増えているので、「もっとひねくれたデッキを作りたいな」と思ったタイミングで挑戦いただだけたらうれしいです。
――アリーナでよく見たカードや構成を教えていただけますか?
“カーリー”は最近よく見るようになりました。“カーリーの前衛攻撃力+後衛の後衛攻撃力+10の合計を攻撃力に加える”という効果なのですが、“轟雷粉砕トール”と一緒に使うと攻撃力がものすごく上昇します。
また、“轟雷粉砕トール”と組み合わせて、高い攻撃力を上昇させる構成が多いです。自分のデッキだと“雷の娘アテナ”との組み合わせですが、この組み合わせで後攻を取ると、上昇した相手の攻撃力分アテナの攻撃力が上昇して、さらにその攻撃力分トールの攻撃力が上昇……とどんどん攻撃力が上がっていくんです。
SPカードは、最近は“戦女神の盾”が多いと思います。4、5ターン目になると、ライフが500近く残っていても、600くらいのダメージを受けてHPが0になってしまうことがあるのでその対策で使用されています。他には、Lv10だとゲーム終了時まで速度を+4する“落星の矢”ですかね。
相手のダメージを防いで勝つ方法か、速さを取って相手にやられる前にやるという戦法に分かれている感じです。
他にはスフィンクスと青龍の組み合わせが強力です。どちらも低レアリティのカードなのですが、スフィンクスの“相手の攻撃のたびに10ダメージ”という効果と青龍の“アビリティによって与えるダメージを+20~120”という効果のシナジーがエグイです(笑)。
“青龍”は最初に登場したカードで、スフィンクスが出たのは、そのしばらく後でした。そこまでシナジーを考えていたわけではなく、「こんなコンボが成り立つとは!」と驚きました。
――清水さんの好きな構成や、強いと感じたカードを教えてください。
個性的な動きをするカードや、流行っていないカードの使い道を考えるのが好きです。“アールキング”は、効果が“HP50回復。【条件:後攻】ゲーム終了まで、攻撃力+30”となっており、強化値が高いので、可能性があるんじゃないかと思って使ってます。
あとはバッカスが強いです! 控えたユニットのAPを3増やす効果なのですが、この上昇率が他のカードに比べて大きく使い勝手がいいです。また、相手に手の内にを見せないうちにユニットのAPを溜めていけるので、だいぶ悪さができるんじゃないかと思います。
こちらは“EX06”からの登場するカードとなっています。最初のカード追加では、場に出した時、場に出ているカードに効果があるというカードが多かったのですが、EXが続くにつれて、場に出ていないカードに影響をおよぼすものや、デッキに含まれているカードによって効果を発揮するカードが増えています。
なんと、今回の対戦企画では清水さんから“EX07【聖杯】-ark-”に登場する、2枚のURのうちの1枚“パンドラ”の情報を教えていただけました!
レアリティ | ★★★★★ |
イラスト(敬称略) | コタニ:トモユキ |
属性 | 水 |
種族 | 英雄 |
HP | 210 |
前攻 | 30 |
後攻 | 30 |
速度 | 8 |
アビリティ【災禍の箱】 | 消費AP4:SPチャージ+1。このユニット以外のユニットのAPをランダムに+1~+6。 |
清水さんからのコメント(原文ママ掲載)
本カードは新たなアビリティ効果として、SPチャージを増やす効果を持っています。3ターン目に発動すれば“絶倒の剣”を4ターン目に使うことも可能です!
セクシーな英雄を描いていただいたのはコタニ:トモユキさん! イラストのコレクションもカードゲームの楽しみですが、このイラストの自由さも『ピリオドゼロ』らしさかなと思ってます。なかなか攻めた(何をとは言わないですが)イラストでとても大人な雰囲気持ってます……ちなみに抱いてるのはカギですよカギ。
※画像はゲーム画面をキャプチャーしたもの。
(C)TAITO CORPORATION 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
データ