『LoVRe:3』5月16日アップデートでアルデバランなどに調整が! 飛鳥☆のイベント大会考察も!
スクウェア・エニックスが贈る、オンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオンRe:3(以下、LoVRe:3)』。
この記事では5月16日(火)に行われるアップデート情報と5月19日から行われるオンラインイベント大会“救急魔療病棟”の飛鳥☆さんによる考察を掲載!
●アップデート情報(Ver3.514)
・不具合修正
■アビリティ“ロードオブラウンズ“(対象:【朋】キング・アーサー)がスマッシュ以外の攻撃でも追加ダメージを与えてしまう不具合の修正
・使い魔のバランス調整
■使い魔アビリティ関連
▼アビリティ“ハイドレインD”の防御力上昇値を下方修正(対象:【烈心】安倍晴明)
▼アビリティ“プレアデスフリーズ”の攻撃力上昇値と防御力上昇値を下方修正(対象:アルデバラン)
▼アビリティ“ロードオブラウンズ”のカルマ5の時の追加固定ダメージおよび移動速度上昇値を下方修正(対象:【朋】キング・アーサー)
●オンラインイベント考察
お久しぶりです、飛鳥☆です。
今回は明日行われるバージョンアップについて軽く触れつつ、さらに5月19日から始まるオンラインイベント大会“救急魔療病棟”の考察をしていきたいと思います。
まず、バージョンアップで修正された使い魔から見ていきましょう。
どちらも下方修正が入っていますね。先月末に新カードとして追加されて以降、その扱いやすさと弱点のないデザインにより使用率の高かった2枚ですからね。
今回アビリティまわりで下方修正されていますが、この2枚の特徴は召喚時の能力の高さに加え、50コストながら後半も役割を持ちやすいという点。
とくに召喚時の能力の高さはデッキ構築の際に、50コストのアタッカーやディフェンダーを採用する場合、この2人はデッキの構成が種族の制限に引っかからないかぎりは今後も第一候補にあがる使い魔といえるでしょう。
そして、ついに“アルデバラン”本体のスペックにも下方修正が入ります。流行しているデッキの相方となる“【粛醒】ムー”が降臨の弱体により脆くなったあとも第一線で活躍し続けている使い魔なので妥当といったところでしょう。
おそらく今回の調整で使い物にならなくなるということはないはずです。注意すべきはATKの低下よりもDEFの低下で、“アルデバラン”が死滅しやすくなるというのは“【粛醒】ムー”の脆さと相まって、いま以上に丁寧な立ち回りが要求されるようになります。
以上の3枚が今回のバージョンアップで修正された使い魔になります。
修正3枚だけかよ! 少ないよ! っていう方も多いかと思いますが、緊急の不具合修正アップデートのついでに環境で目立っている使い魔を下方修正してくれていると考えるとこんなところなのかなと。
せっかく苦労して手に入れた新カードがめり込むくらい叩かれてしまっても悲しいですからね。実際に僕もキャンペーンに結構いい金額をかけましたし……(笑)。
ここからはオンライン大会の考察をしていきます。
まずは大会特殊ルールの戦闘に関わる部分を確認!
・マナモンに変わり、倒すことで10マナに加えて倒したユニットのHPが100回復する“ヒールモン”が登場します。
・転醒力ゲージが0で固定されます。
・アルティメットスペルはキュアオールのみ選択・使用できます。
・マナタワーへ駐留及び、ゲートへ帰還すると、通常時よりも大幅に早いスピードでHPが回復します。
・大会特別ルールの関係上、ヴァルトラウテ、モート、降臨使い魔は使用できません。
どうやら今回は“ヒール”が主題の大会となっているようです。とはいえ、ルールで一番重要なのは前回のMANAX大会と同様、“降臨・降魔・転醒”禁止という点でしょう。
さらにマナ加速もないため、さながら『LoV3』初期の戦闘バランスのようなコンパクトな感じになるのかなとぼんやり想像しています。もちろん使い魔単体の性能は当時とは段違いなので、ヘラ風神雷神デッキが活躍するとかそういった意味ではありません。デッキのコスト割とかムーブは参考になると思いますが。
ではでは今の話を頭の片隅に置いておいてもらったうえで、どんな使い魔が活躍するか考えていきたいと思います。
まずルールを見て真っ先に思い浮かんだのが“ウラヌス”“【剛】タロス”。
タワー戦において圧倒的な安定感を誇る“ウラヌス”に加え、普段よりもコンパクトな戦場における“【剛】タロス”の存在感はかなりのもの。
今回テーマとなっている“ヒール”とも相性がよさそうですよね。
同様の観点で“ユダ”“ハデス”の組み合わせもわかりやすく強そう。“ハデス”と“【剛】タロス”のどちらもタワー妨害が目立ちがちですが、その強固なボディとタワー内のヒール速度上昇を組み合わせたタワー防衛も間違いなく強いでしょう。
次に紹介したいのが“クトゥルフ”や“ウエソヨマ”のような高コストのマジシャン使い魔。テーマである“ヒール”とも相性がよく、タワー戦を安定させる相方さえ見つかればトップメタになる可能性も十二分にあるでしょう
その相方候補も最近台頭してきている“【追憶】ハイド”を筆頭として“キャンサー”や“真紅”なども十分に役割を果たせのではないかと考えています。
そうなると今度はここら辺の低コスト+高コストの組み合わせに対して強い使い魔ってなんだっけ? というお話になるわけですが……。
それはズバリ40コスト使い魔!
昨今の降臨環境では採用されづらかったコスト帯の使い魔ですが、今回の大会では降臨禁止。つまり低コスト始動の相手に対してぶっ刺さればそれだけで試合を終わらせてしまう可能性を秘めています。
具体的に候補を挙げるとするならば“グートルーネ”や“エラン”、“風間仁”などでしょうか。
このほかにもある程度の防衛能力を備えている使い魔ならば十分候補に入るでしょう。“【悠久】アナンタ”とか高コスト使い魔を骨抜きにできますからね、かなりおもしろいんじゃないかなと。
そして50、60コスト帯。今までの話を総合すると器用貧乏のように感じてしまうこのコストの使い魔ですが、決してそんなことはありません。
今の環境で一番多いであろう、直で50、60コストを出すような構成はもちろんよろしくないでしょう。
ではどうすべきか。答えは簡単で、冒頭で触れたような“20・50・50”のようなコストの構成にしてガンガン先手を取れるようにしてしまいましょう。“韋駄天”や“シルメリア”から“オニャンコポン”や“増長天”を相手タワーに押し付けるムーブなんかは想像に難くないと思います。
それ以外にも“ソエル”はルールのおかげで実質デメリットなしなので強いでしょうし、相方の“ステラ”もCHANGEのマナ0化で使いやすくなっています。“【咲】コノハナサクヤ”を添えてオシャレな3ジョブなんていかがでしょうか。
さらにさらに“サボテンダー”なんかはめちゃくちゃ高性能になってるし、“テティス”も普段どおり活躍できるかと。デッドマナもつなぎとしては十分でしょう。
こんな感じで“降臨・降魔・転醒”禁止となると、一昔前に活躍していたが降臨との相性がよくないがために使われなくなってしまった使い魔たちはふたたび日の目を見るのではないかと予想しています。
とまぁ、ここまで書いておきながら、とりあえず“【朋】キングアーサー”、“【烈心】安倍晴明”、“【咲】コノハナサクヤ”あたりから始める構築ってのも間違っていない、というか普通に強いと思います(笑)。
召喚時から強いので、初手で間違いになることが少ないですしね!(笑)。
はい、気を取り直して最後に根元使い魔。ここは“USの代わりになる効果”を持つ使い魔が注目どころです。
USがキュアオール固定となるため、疑似的にその他USの効果を発揮できる根元使い魔は普段よりも貴重ということになります。
一例として、現在環境でも流行っている“クリーピィ”はリターンゲートの効果。“クイミ”も限定的ではあるが効果的でしょう。
“アマイモン”や“バアル”で疑似クイックドライブも便利ですね。“レナ”の味方強化もコンパクトな戦場においてはさながらプチパワーライズといったところでしょうか。
そのほかにもルールとマッチした使い魔が居るかもしれません。執筆時はこれくらいしか思い付かなかったので、もしほかにも強い使い魔を発見した人はこっそり教えてください(笑)。
といったところで今回はこの辺で。それではまた次回☆
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- ▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:オンライン/カード対戦
- ■稼働日:2015年11月19日
- ■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
- ■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(200円・税込)が必要
- ■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
- ■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります