2017年5月31日(水)
モノビットは、KDDIが発表したモバイルネットワークを介した複数人参加型次世代コミュニケ―ションVRプロジェクト『VR appli(仮)』に、リアルタイム通信エンジン“Monobit Unity Networking 2.0”および“VR Voice Chat 2.0”を採用します。
同アプリでは、モノビットの製品であるリアルタイム通信エンジン“モノビットエンジン”を利用することにより、複数人で体験できるVR空間での音声会話や3Dアクションスタンプ(キャラクターのモーション)などを使ったマルチコミュニケーションの実現を目指すものです。
KDDIは、6月3日以降モバイルネットワークを介して、複数人が同時に参加し、コミュニケーションが可能な新しいVRが体験できる特設ブースを期間限定で設置します。
設置されるVRブースでは、音楽や映像による融合空間、共有スペース、シアター(360度コンテンツ、静止画、動画)などの目的にあわせたVR空間を楽しめます。
なお、複数人が参加できる共有スペースでは、好みのキャラクターに扮して友人や知人などと、VR空間で会話や3Dアクションスタンプなどを使用した新しいコミュニケーションを体験できます。
詳細は、紹介トピックスをご確認ください。
VRコンテンツにおける″リアルタイム・コミュニケーション″の必要性が高まっています。
“VR Voice Chat”は、VR空間内で複数人による物理同期やボイスチャットを手軽に実装できるUnity専用のアセットです。
自分の動きや声をネットワークで通信し、リアルタイムでVR空間を共有することで、VRコンテンツの新たな楽しみ方や深い没入感を創り出すことができます。
さらにゲームだけではなく、さまざまな業種で制作されるVRコンテンツにもVRボイスチャットを簡単に搭載できます。なお、“VR Voice Chat”はモノビットエンジン公式サイトで、無料でダウンロードできます。
“Monobit Unity Networking”はUnity専用の無料アセットで、クライアントプログラムだけでマルチプレイゲームを簡単に実装できます。
さらに新製品“Monobit Revolution Sever”の新コアが採用され、2.0へバージョンアップが行われています。なお、“Monobit Revolution Sever”はモノビットエンジン公式サイトで無料でダウンロードできます。
“Monobit Unity Networking”の新たな特徴 |
クライアントプログラムだけでマルチプレイを実現 |
通信コアにMRSが採用され、大幅な高速化を実現 |
標準サーバのソースコードが公開され、カスタマイズ可能 |
C#、C++言語でサーバにコードを記述することが可能 |
TCPに加え、UDP/RDUPも正式サポート |
Unetインターフェースにも対応予定(今夏予定) |
自動冗長化の仕組みを提供予定(6月予定) |
“Monobit Unity Networking 2.0”基本性能 |
対応プロトコル:TCP/UDP/RUDP |
対応言語:C#(クライアント)、C++、C#(サーバ) |
対応ゲームエンジン:Unity(Unity Networking/IPv6)、Unet(順次対応予定) |
対応プラットフォーム:iOS/Android/Windows/MacOS/Linux/HTML5/PS4(順次対応予定)/Nintendo Switch(順次対応予定) |
“Monobit Revolution Server”は、オンラインゲームやネットワークアプリの開発・運用に利用できる高性能な通信エンジン&総合サーバーパッケージです。
Linux/Windowsサーバで動作し、あらゆるジャンルのマルチプレイ要素をスムーズに開発することができます。
“Monobit Revolution Server”は『オンラインゲームを支える技術』の著者でもあるモノビットCTO中島謙互氏設計のもと、ネットワークエンジンのエキスパートが開発を手がけ、導入や開発、高スループットと高レスポンスに加えて柔軟な開発・運用を実現しています。
なお、“Monobit Revolution Server”はモノビットエンジン公式サイトで無料でダウンロードできます。
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