2017年6月15日(木)
PS4『スパイダーマン』の新情報が判明。マイルズについての質問に制作陣は?【E3 2017】
米国・ロサンゼルスにて開催されている“Electronic Entertainment Expo 2017(E3 2017)”のSIEブースにて、PS4用ソフト『スパイダーマン』の開発者によるメディア向けプレゼンテーションが行われ、新たな情報が明らかになりました。
この記事では、セッションで公開された『スパイダーマン』についての新情報を箇条書き形式でまとめてお届けしたいと思います。セッションで作品を解説し、取材陣の質問に答えてくれたのは、制作を手掛けるインソムニアックゲームズのJON PAQUETTE氏です。
▲本作ではストーリー制作に携わっているJON PAQUETTE氏。 |
・本作は“スパイダーマン・ユニバース”に属する作品のひとつで、既存の映画やゲームをベースにしたものではなく、ストーリーや世界観はゲームオリジナルとなっています。
・本作に登場するピーター・パーカー(スパイダーマン)は23歳。大学を卒業したばかり。ゲーム開始時点では、誰が悪者(ヴィラン)なのか彼自身はわかっていません。物語を通じて、ピーター・パーカーがスパイダーマンになっていくワクワク感を出すことも大事なことだと思っています。
・PVでコンテナを付けたヘリを追いかけているところは、プレイヤーが実際に操作して追いかけていきます。
・ゲームオリジナルのストーリーや世界観について、マーベルは私たちをバックアップしてくれました。そのことにおおいに感謝しています。
・ゲームエリアとして、マンハッタン島(ニューヨーク州ニューヨーク市の地区名)を作っています。
・大きなストーリーラインの中で、多数のサイドミッションを用意しています。
・最初にお見せしたPVは、アクション部分と、オープンワールド的な部分などを見せたいと思って作りました。
・ボイスキャストについてはまだ内緒です。映画とはつながっていません。
・カスタマイズ要素やキャラクターの成長要素はあります。
・ピーター・パーカーとしての生活とスパイダーマンとしての活動。大学を卒業した彼がどのようなバランスで過ごしていくのか、どういう人間になっていくのかがとても重要な部分になっています。
・アクションとストーリーの比率については綿密に考えて作っています。プレイヤーにはいろいろな種類の経験をしてもらおうと思っています。
・PVでスパイダーマンが通信している女性はユリ・ワタナベという警察官で、彼女が犯罪を見つけ、スパイダーマンと協力し立ち向かうことになります。心強い味方になってくれる女性です。(彼女はコミックでコスチュームをまとって“レイス”という名前でスパイダーマンと共闘していますが、この日のプレゼンテーションでは言及されませんでした。)
・PVではMr.ネガティブ(マーティン・リー)やキングピン(フィスク)の登場が示唆されています。他にもヴィランは登場しますが……今日は内緒です。
・デアデビルたち他のヒーローが登場するかについてですが、あくまで『スパイダーマン』にフォーカスしています。『スパイダーマン』だけでもぼう大な数のキャラクターが登場しますからね。
・本作のスパイダーマンは“第4の壁”を超えません。プレイヤーがピーター・パーカーになるゲームだからです。
・今のところ、VRについての展開は予定していません。
・物語の中に、我々が暮らしている現実世界の問題を盛り込んでいきたいと考えています。
・ストーリーの中にロマンスが用意されているのかについては、後日明らかにしようと思います。
・スパイダーマンのスーツは、ピーター自身が作っていますが、それについては物語で語られていきます。
・マイルズ・モラレス(PVの最後に登場する少年)がスパイダーマンになるのかは内緒です。ですが、この新しい世界において、マイルズが非常に重要な位置にいるのは確かです。
Spider-Man (PS4) 2017 E3 Gameplay
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