2017年6月22日(木)
ついにベールを脱いだ、『モンスト』のXFLAGが贈る新作アプリ『FIGHT LEAGUE(ファイトリーグ)』。ティザームービーを見て、てっきり2対2のアクションゲームだと思っていましたが、いざゲームを始めてみてビックリ。これは……どうやって遊ぶの? ジャンルはナニ?
というわけで、本作を一足先にプレイしたゴローが、遊び方の解説を交えながらプレイの感想をお届けします。システム解説は“将棋”をたとえに出していますが、わかりにくかったらごめんなさい。
最初に受けた印象は、駒をキャラクターに見立てた将棋でした。実際にも、将棋の盤面のようにマス目が敷かれたフィールド(縦4マス×横3マス)があり、金将や香車のような有効範囲を持つファイターを配置して戦います。
▲これが『ファイトリーグ』の戦場。上下の台座にいるのがお互いのリーダーです。 |
勝利条件もシンプルで、相手のリーダーのHPを先にゼロにすれば勝ち。ただ将棋と違って、リーダーを含めたすべてのファイターはフィールド上で動かせません。では、どうやって戦うのか?
『ファイトリーグ』は、基本的にファイターのアーツ(有効範囲)を軸に戦略を練るゲームです。ファイターをフィールドに置いた時、アーツ内に敵がいれば攻撃を仕掛け、味方がいれば、その味方が自身のアーツに連鎖して攻撃を行う“チェインアーツ”を発動します。つまり、複数の味方といかにしてアーツを連鎖させるかが重要なのです。
▲各ファイターのアーツは、周囲8方向のうちのいずれかになります。 |
●連鎖の例(やられパターン)
▲右上、右、右下にアーツを持つファイターをマップ左上に配置され……。 |
▲ファイターを攻撃しつつ、自身のファイター3体とチェイン! |
▲チェインしたファイターが攻撃を開始! さらに別のファイターにも連鎖し……。 |
▲リーダーを追撃! |
▲配置した味方をせん滅させられて大ピンチに!! |
理想的な勝ち方としては、敵リーダーを味方で囲んで連鎖させまくってフルボッコ! になりますが、配置できるファイターはあらかじめ作成したチームの中から自由に選べるのではなく、毎ターン、ランダムに登場する2体のファイターからどちらかを選ぶ仕組みになっています。
▲バトルで使用するブランドは10体のファイターで構成。各ファイターの持つスキルとの相性を考慮して編成しましょう。 |
▲自チームのターンになると、ブランドの中から2体のファイターが無作為に登場。右側の2体は、パートナーが選択できるファイターになります。 |
▲次のターンにどのファイターが出てくるかわからないので、自分みたいな脳筋プレイヤーでも格上に勝てる可能性があるわけですよ! |
肝心なことを言い忘れていました。本作は将棋と大きく違い、2対2のタッグ戦になります。チーム内で1回ずつファイターを配置したらターン終了となるので、先手と後手をどちらが担当するか、連鎖させるにはどこに何を配置するべきかを相談しながらゲームを進めていきます。
対戦中は相手の手札が見えませんが、使用しているブランドの種類である程度の予測はできます。というのも、そのブランドに所属するファイターは、アーツの方向が多く連鎖させやすい、状態異常攻撃に特化しているなどの特徴があるからです。
【ブランド】十八番街
特徴:攻守のバランスが良いファイターたちが属するブランド。フィールドにいる味方ファイターが多いと真価を発揮するスキルが特徴!
【ブランド】GGG
特徴:長射タイプのファイターが多く、味方の能力を高める支援型スキルが豊富! チェインするほど真価を発揮する連携力に優れるテクニカルなブランド。
【ブランド】アスリートクリーチャーズ
特徴:全ブランド随一の超攻撃力を誇る! チェインアーツは苦手だが、驚異的な爆発力が魅力の速攻・攻撃特化型ブランド。
【ブランド】Justice Professionals
特徴:高いHPとチェインしやすいファイトアーツが特徴のブランド。ピンチになると、その力は強化され、一気に勝負を決することができる!
【ブランド】TOYS of the DEAD
特徴:高い攻撃力と長射タイプを合わせ持つが、HPが低めな攻撃的なブランド。代償と引き換えに強大な効果を発生させる、トリッキーなスキルが特徴!
さらに、ブランドごとに一発逆転の可能性を秘めた“ファイティングバースト(FB)”という必殺技も。こうした戦術に深みを増す要素が複数ある中で、プレイヤーは20秒という制限時間内に毎ターン最善手を考えていくのです。
▲FB発動時はカットインとともに派手な演出が。 |
▲Justice ProfessionalsのFBは、リーダーの代わりに一定ダメージを受けてくれるプロテクターを展開するというものです。 |
ここまでいろいろな要素を紹介してきましたが、ルールとして最低限押さえておきたい連鎖がナビゲーション付きなので、複雑には感じませんでした。ゲームに慣れてきて、1手先や2手先のことを考えられるようになると、より白熱した対戦ができそうです。
▲ファイターを配置しないままキープしておくと、そのマスに置いた時に誰を攻撃して誰と連鎖するかが丸わかり! 誰でもすぐに馴染めるハズです。 |
すでにサービスが開始されているので、とりあえずゲームを遊んで連鎖の爽快感を味わってみてください。チーム編成やFBの使いどころといった勝つための工夫は、ゲームに慣れてきてからでよいかと。この記事を読んで少しでも気になった人は、パートナーを探してみてはいかがでしょうか。
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