2017年6月23日(金)

『ポケモン GO』北米限定ケンタロスをゲットできるか!? E3取材の裏であった激闘レポ

文:kbj

 米国・ロサンゼルスで開催された“Electronic Entertainment Expo 2017(E3 2017)”。それに際して、『ポケモン GO』の編集部独自企画が行われていました。

『ポケモン GO』

 どうも、電撃オンラインのkbjです。先週開催されていた“E3 2017”でロサンゼルスに取材で行っていました。北米……北米です。『ポケモン GO』を日々プレイしているので、せっかくなら北米限定のケンタロスをゲットしたい!

 仕事のすき間に別の仕事を入れるわけで、自分でも「そんな頑張らなくても」と思えることですが、無理しないと入手できません。というわけで、ホテルと会場であるコンベンション・センターの行き来の間に起動して探してきたのでその模様をお届けします。

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▲お目当てのケンタロス。日本国内でジムで見かけたことがあります。

 なお、こちらの記事は『ポケモン GO』のケンタロスを入手する攻略記事ではありません。ゆるめの内容になっているので、そちらをふまえてご覧いただければ幸いです。

現地時間6月10日の模様

 6月10日に、成田エクスプレスで成田空港に向かいました。時差があるため、土曜の昼すぎに日本を出発すると、土曜の昼ごろにロサンゼルスにつきます。

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 成田空港の近くで「国内最後の『ポケモン GO』を起動しよう」と思ってアプリを立ちあげると、ポケストップにピカチュウのアイコンが。どうやら、ポケモンストア 成田空港店のようです。

 出国手続きを終えて飛行機に搭乗すると、10時間ほどでロサンゼルス空港に到着。いつもはここでレンタカーを借りるのですが、今回はkbjとてけおんが先に現地入りしているため、タクシーで移動することに。

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▲現地の初日、2日目は雲がやや多かったです。何回か渡米していますが、この時期にしては珍しい気候でした。

 ホテルにチェックインする時間より早かったので、そのままコンベンション・センターに向かい、イベントの受付をします。ここで、『ポケモン GO』を起動! すみません。空港についた直後、Wi-Fiがつながりにくかったので、後回しにしてしまいました。さて、どんなポケモンがいるのでしょうか!?

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 ……なぜ音量を変更しているのか!? 当時の自分に問いたいですね。結論から言うと、そこまで珍しいものは見つかりませんでした。まあ、初日ですしね。いきなりゲットできても、おもしろくないってものですよ。はっはっはっ!

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 無事にイベントのエントリーを行えたので、食事をしてからホテルに向かいます。タクシーの中では風景を楽しみながら、『ポケモン GO』でケンタロスの姿を探します。

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▲当然、簡単には見つかりません。

 チェックインを終えたので、ホテル周辺を探索しながらポケモンを探しました。

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▲セブン-イレブンがホテルの近くにありました。ホテルはコリア・タウンにあるため、ハングル語の看板が目立ちます。
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 ここで、サナギラスと遭遇。ヨーギラスは持っているのですが、バンギラスにするためのアメの数は足りていないので、思わずガッツポーズ。

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▲“our lady of the angles”の下で同じポーズをとる、てけおん。
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▲ホテルに戻ったら、国内で出会えたらうれしい、サンド、ブルー、デルビルを発見。

現地時間6月11日の模様

 2日目はコンベンション・センターで用事をすませた後、Xbox E3 ブリーフィングのためにガレンセンターに向かいます。タクシーで10ドルくらいとあっという間だったため、ポケモンは見つからず。

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 夜にホテルに戻ってからポケモンボックスをチェックしたのですが、手に入れた場所が“アメリカ合衆国 CA ロサンゼルス”と書いてあると、すごくレアな気がします。

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▲オニスズメ from ロス!
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▲ブルーは先日、国内で入手したばかりでしたが、もちろんゲット。これは残念ながらCPがやや低めですね。
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▲ツボツボは、日本国内であまり捕まえられていなかったので貴重です。

現地時間6月12日の模様

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 この日は、さまざまなタイトルが発表された“PlayStation E3 MEDIA SHOWCASE”がありました。移動も多いので、ケンタロスを狙いたいところ。

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 車の中から、Wi-Fiと携帯電話の電池を気にしつつ、サーチします。しかし、信号で止まった時くらいしか、狙えないのが歯がゆいです。

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 また、渡米当時はジムは以前の仕様だったため、ユーザーのポケモンが配置されていました。

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 ホテルや会場のまわりにジムが見当たらなかったので参加できませんでしたが、日本同様に、カイリューやバンギラス、ハピナスなどが目立ちました。

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 ポケストップのアイコンをクリックすると、ポケストップがある場所の名称を確認できます。いつもと違う旅先などではアイコンを見ているだけでも楽しいです。

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 スターバックスのアイコンを見ると、「ポケモンGOフラペチーノ」という文字が。そういえば、コラボドリンクを用意していることを思い出しました。

 スターバックスに行く機会はあったのですが、その際に思い出せなかったのは残念です。カロリーがすごそうですが、日本国内では飲めないのでせっかくなので頼んでみたかった!

現地時間6月13~15日の模様

 この日からE3 2017がスタート。いままで以上に忙しくなるうえに、ホテルと会場が活動の中心となります。

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▲ホテルを出る前に『ポケモン GO』をチェック。
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▲開場前の様子。仕事を楽するつもりはありませんが、ケンタロスも欲しいので両方頑張ります!

 こまめに『ポケモン GO』を立ちあげてチェックしているのですが、めぼしいポケモンは出ず。当然ですが他の仕事があるので、ポケモン探しだけをしているわけにはいかないのがつらいところ。

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▲ビリリダマは会場の入り口にいたので捕まえられました。
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 このころから、ほのおタイプのポケモンが多くなりました。日本国内と海外では出現率が違うのかと思ったのですが、ゲーム内イベント“熱闘!冷闘!エクセレントスローを狙え!”が開催されていたためでした。

 こうなると、海外でプレイしているメリットが少なくなるのでさみしいです。

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 個人的にうれしかったのは、エアームドとコイル。どちらもCPが高いうえに、“とても強い”&“こうげきが際立っている”のもナイスです。

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 食事で会場の外に出る際には、もちろん『ポケモン GO』。アップデートで追加された“ちかくにいるポケモン”機能を使えば捕まえられるはず。出てくれ、ケンタロス!!

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 ホテルに戻って、朝まで作業……している最中も思いだしたら『ポケモン GO』をプレイ。このころには、すでに諦めかけて「残りは最終日に少しある観光の時だけだな!」とか思っていました。

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 E3最終日がスタート。渡米して6日目ということで疲労もピークですが、仕事をしながら『ポケモン GO』のために歩きます。

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 何度もアクセスしてアイテムをもらった、コンベンション・センター入口のポケストップ。エアームドもこのあたりで出たので、わずかに期待していたのですがケンタロスの姿を見ることはできないまま、E3は終了となりました。

 最終日には、イベント終了後に国内E3班へのお土産を買うため、サンタモニカに向かいました。そう、これがケンタロスゲットの最後の希望です!

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 メインストリートでサーチしたのですが、ケンタロスは見えず。よし、それならばと、桟橋にある有名なパシフィック・パークに向けて出発。

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 ドラマや映画などで舞台になっているため、有名なパシフィック・パーク。夕暮れ時には他では見られないような光景が広がります。

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▲多くの人が撮影をしていたサンタモニカのサンセット。
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 パシフィック・パークではこれまでに見れれないようなことがありました。今まで6日間いて、ルアーモジュールが使われているポケストップは1つしか見られなかったのですが、多くの場所で使われていました。さすが観光地!

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 ルアーモジュールが使われているのですが、ここでもケンタロスは出ません。夕飯後に他のメンバーと再度来た時もひたすら探したのですが、やはり出ませんでした!

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 ニューラは出たのですが……涙をこらえながら、ホテルに戻り、最後の仕事をしましたね。

現地時間6月16日の模様

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 この日は、朝起きたらレンタカーを戻して、そのまま空港から帰国。移動中にもコマめにアプリを見ていたのですが、現れるのはよく見たメンバーばかり。

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 レンタカーショップから空港に向かうバスの中でもひたすらチェック。しかし、そもそも移動速度が速いためか、ポケモンの姿が見えず……。

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▲空港が近くなると、見たことのないような道が!
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 空港で搭乗手続きの際にトラブルがありつつも、何とか終了。飛行機に乗るまでの自由時間もスマートフォンをいじります。

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 ギリギリまでねばったのですが、残念ながらケンタロスにはあえませんでした……来年、E3の海外取材班になるかわかりませんが、持ち越しとなりました。

 帰国時はロサンゼルスを金曜の昼に出て、日本に土曜の夕方に到着するため、1日損した気になります。そういえば、日本国内と記事のやり取りをする際には、ずっと公開日時で混乱しっぱなしでした。

 約1週間探しましたが、ケンタロスの影をおがむこともできませんでした! ……と書いたものの、特に落ち込んでいるわけではありません。

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 アジア限定のカモネギは、これまでに見つけた数は11。今、ちょうど原稿を書いている時に編集部の近くにいたようですが、1カ月に1回、出会えるか出会えないかくらいの頻度なわけです。

 1週間いて出会わないのは、驚くことではないのです。といいつつ、ちょっと悔しいのですが(笑)。

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 多数のポケモンが集まったのですが、先ほど記載したように世界的なイベント期間だったこともあり、該当するポケモンを多く入手する結果となりました。その中でも、“とても強い”ワンリキーはなかなかの収穫でしたね。

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 改めて思ったことは、このような知らない場所に来た際に、『ポケモン GO』に限らないのですが、土地と連動したアプリは楽しさが増すということです。ゲーム内の目的地にあわせて、移動するきっかけになるので、普段であれば行かないような場所を見ることもできます。

 また今回のように、地域限定のポケモンを集めることは単純なモチベーションにもなります。記事的には最終日に見つかるのがおいしかったのですが、ぶっちゃけてしまえば初日に見つかっても個人的には大喜びしたと思います!

 他に印象的だったのは、コミュニケーションツールです。E3会場でプレイしていた際には、「Oh! Pokemon!!」と声を出す人もいました。言葉は違えどゲームという共通のことによって、コミュニケーションが生まれる可能性があるのはすばらしいと思います。

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 一方で、社会的にはユーザーの事故が気になるようです。パシフィックパークにも、ユーザーに注意をうながすポスターが張ってありました。遊ぶ時は周囲の状況をよく確認しましょう!

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▲自分も注意される側。気をつけながらプレイしました。

 ユーザーとしては、基本的に車で移動する場合は、ポケストップでアイテムを集めたり、移動中にポケモンを探したりということにはやや向かない印象でした。ちょっと歩けばポケストップがある日本と比べると、アイテムを補充するのはやや大変。実際に、国内から持っていたアイテムは5日目には尽きかけて、ホテルからアクセスできるポケストップには足しげく通いましたので。

 ここに関しては慣れるか、アイテムを購入することで解決できる問題なので、大きな問題ではありませんね。

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 向こうで入手した10キロタマゴからは、クヌギダマが出現しました。アジアにはあるようですが、北米にもあるのかな、クヌギって。

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 ちなみにクヌギダマの英語名は“Pineco”。松かさを意味する“Pinecone”から来ていると思われます。松かさは自然にある着火剤としてもおなじみ。アップデートで『ポケモン GO』の人気に再度に火が付くことを願って、記事をしめたいと思います。それではよき『ポケモン GO』ライフを!

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