2017年6月28日(水)
『MHF-Z』新コンテンツ“狩煉道”レポート。カギとなる“狩煉道スキル”や報酬について解説
7月5日に10周年大型アップデートを控える『モンスターハンター フロンティアZ』。アップデートに先駆けて、メディア向けに狩煉道クエスト体験会が行われたので、レポートします。
狩煉道クエストの内容とは?
まず宮下輝樹プロデューサーと砂野元気アシスタントプロデューサーの2人が、10周年大型アップデートの概要を説明。10周年記念モンスターや新たな辿異種モンスターなどの新要素に加え、性別変更機能、穿龍棍の入手条件緩和といったリファイン内容を説明しました。
▲宮下さんと(写真右)と砂野さん(写真左)。 |
10周年記念モンスターとなる灼零龍(しゃくれいりゅう)エルゼリオンと、エルゼリオン素材から生産できる武具。武器には、火と氷を併せ持つ複属性・灼零がついています。
あわせて、登場する辿異種や性別変更、穿龍棍の入手条件変更も改めて公開されました。
その後、“狩煉道クエスト”の内容が明らかに。狩煉道クエストは以下のような内容になっています。
■狩煉道クエストの主な特徴
●各ステージに出現するモンスターを連続で狩猟していくクエスト
●参加はGR1から。出現するモンスターのステータスもG級相当以上
●出現モンスターはランダムで決定。2つの選択肢からどちらかを選んで狩猟
●アイテムの持ち込み不可。消費アイテムは狩煉道ネコから“Gm”を使って交換可能
●ラスタやパートナーなどのNPCを連れていくことはできない
●元気のみなもと、魂の再燃や、アシストコースによるダメージ軽減効果も無効
●ダウン回数はプレイヤー別にカウント。3回ダウンしたハンターのみがクエスト終了となり、残りのメンバーでクエストを続けていく
●“狩煉道スキル”という独自のスキルでハンターを強化することができる
●主な報酬は“狩煉道ポイント”と“ギルド勲章メダル”。希少なモンスター素材やイベント限定装備生産アイテムと交換可能
イメージとしては、モンスターを連続で狩猟する“航路クエスト”に、“天廊クエスト”のアイテムシステムやランダム要素をミックスしたような内容。アシストコースなどのダメージ軽減効果も無効となるため、ハンターの力量が純粋に問われるクエストになっています。
試しにソロで挑戦したところ何とか2ステージまで突破。しかし、3ステージまでにGmを使い切ってしまい、ジリ貧になってしまいました。武器が穿龍棍だったことも要因ではあるのですが、思った以上に砥石の交換レートがキツかったという印象。交換アイテムや装備、スキルの選択も重要になりそうです。
Gmは最初に支給される2000Gmに加え、ステージクリア後や部位破壊成功時に既定のGmを獲得。このGmをどうやりくりするかが本コンテンツの醍醐味の1つです。
続いて4人パーティで挑んでみると序盤はテンポよく進行。途中、チャチャブーのみのボーナスステージや、狩煉道専用の高難易度ステージも選択肢に。リターンを取るか、安定を取るかという選択も重要になりそうです。
ボーナスステージではギルド勲章メダルも獲得できます。
高難易度ステージは10ステージごとに発生するとのこと。危険度は増しますが、獲得できるGmも多くなります。
モンスターのステータスもステージが進むごとに強化されているようで、ステージ10前後が1つのハードルになっているようです。
ステージ進行で“番人”への挑戦権も
狩煉道クエストを進めると狩煉道スキルの装備が可能に。狩煉道スキルは天廊遠征録のタワースキルに相当するスキルで、攻撃力アップや属性耐性アップなどの効果を付与することができます。また、前述のボーナスステージ遭遇率アップといったユニークなスキルも用意されていました。
“ボーナス遭遇増加”の効果はパーティで重複。全員が最大レベルのものを装備した場合、スキル発動率は目に見えて上昇するようです。
気になる報酬は狩煉道ポイント(狩P)と、ギルド勲章メダル。狩Pは採取素材や希少なモンスター素材などと交換できます。また、交換回数に制限のある希少なアイテムや、武具が入手できる“超特殊アイテム”など、コンテンツ限定のアイテムも用意されています。ギルド勲章メダルは天廊遠征録と同様のアイテムと交換できるようです。
また、累計進度(狩煉道クエストで進んだステージ数の累計)によって“緊急討伐依頼”の受注権利が発生。天廊遠征録に出現した“番人”は、この緊急討伐依頼で挑戦することができるようです。
純粋なハンターの力量が問われるやり込み系コンテンツ
やり込み系のコンテンツとして追加される狩煉道クエスト。4人プレイの後には「モンスターがランダムなので武器は無属性のほうがいいかも」や「“範囲ガード”や回復を使えるランスがいれば……」などの声が上がっていました。
即興のパーティでどこまでいくのか、装備やパーティ編成をしっかり考慮したメンバーで挑戦するのか、いろいろな遊びができそうです。
クエスト挑戦のコストもなくダウン回数が個別カウントということもあり、気軽に参加しやすいのも特徴の1つ。腕に覚えのあるハンターはもちろん、G級に上がって間もないというハンターもぜひ仲間を募って挑戦してみてください。
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