2017年7月12日(水)
任天堂は、Nintendo Switch用ソフト『ARMS(アームズ)』のVer.2アップデートを配信開始しました。
『ARMS』は、バネのようにのびるウデ“アーム”を持つキャラクターたちがパンチを繰り出し合って戦う格闘スポーツゲームです。Ver.2ではファイターや新ルールの他、スプリングマンとARMS協会会長“マックスブラス”が描かれた新タイトル画面も追加されます。
さらに、プレイデータを参考により快適にプレイできるよう、ゲームバランスの調整が加えられています。詳しい情報は、特設ページでご確認ください。
なお、Ver.2の更新データは、Nintendo Switch本体をインターネットに接続していれば自動的にダウンロードされます。更新されていない場合は、インターネットに接続した状態で『ARMS』を終了してから、再度起動してください。
Ver.2では、“グランプリ”モードのボスファイターであるマックスブラスが操作可能ファイターに加わります。
マックスブラスはたくましい筋肉が自慢のファイターで、チャージし続けることによって全身が大きくなる“パンプアップ”が可能です。5秒ほどでもとに戻ってしまいますが、パンプアップ中はアームがつねにチャージ状態になる他、パンチに怯みにくくなり、機動力も大きく向上します。
さらに、チャージを途中で解除すると相手のパンチをはじくショックウェーブが発動する他、残り体力が25%を切るとつねにパンプアップ状態になります。また、マックスブラスの参戦とともに、彼が愛用している3種類のアームも使用可能になります。
炎属性を持つグローブ型のアームで、チャージすると青色の炎をまといます。自動で対象を追尾する機能がまったくないので命中させるには繊細なコントロールが必要ですが、威力とスピードは類似のアームである“トースター”よりも少し上がっています。
爆発属性のアームで、チャージしてから相手に当てると爆発の追加ダメージがあります。本アームも追尾機能はまったくありませんが、その代わりにカーブ性能が非常に高く、曲げやすいアームとなっています。
爆発属性を持ったハンマーです。重さと直進性を生かして、相手のアームを打ち落とし、ガンガンダメージを与えていきましょう。
グランプリモードのラストに登場するステージ“スカイアリーナ”が使用可能なステージとして追加されます。スカイアリーナは、中央のリング部分が一段高くなっている以外はこれといったギミックのないプレーンなステージです。
ダッシュやジャンプといった基本的な身のこなしが重要になる、よりピュアな戦いの場と言えるかもしれません。本ステージは、バーサスや闘技場モードでも使えます。
ランクマッチのランクがこれまでの15段階から、20段階に拡張されます。また、戦績記録機能“レコード”も追加されました。
よく使うファイターやアーム、直近100試合の勝率など、これまでの戦いや最近の傾向を振り返ることができ、アームの発射回数や命中率も確認できます。“Ver.2”にはアップデートしてからの戦績が記録され、これまでの戦績は“Ver.1”として記録されています。
新ルール“ヘッドロック争奪戦”が追加されます。本ルールは、誰もがヘッドロックになれるという内容になっています。
“ヘッドロック争奪戦”ではバトル開始時のステージ中央にヘッドロックが入ったボールがあり、パンチでボールを壊して中に入っているヘッドロックを入手すると、6本ウデで暴れまわることができます。
しかし、相手のパンチを受けるとヘッドロックが外れてしまう他、装着後から一定時間経過するとヘッドロックは空に帰っていってしまいます。しばらく経つと戻ってくるので、再び奪い合いましょう。相手をK.O.したほうが勝利です。
シンプルに手数が増えるヘッドロックを装着すると圧倒的に有利になるので、いかに相手にヘッドロックを渡さないようにするか、奪い合いが楽しめます。なお、ヘッドロック争奪戦はオフラインのバーサス、オンラインのパーティマッチ、フレンドやローカル通信のパーティモードで遊べます。
『ARMS』では、先日開催された“オンライン公開スパーリング”のような、オンラインでの戦績を活用したイベントが今後も開催されていく予定です。
参加したい人は、Ver.2からメニューに加わる“イベント”の項目から“エントリーする”を選択してください。具体的なイベントの内容やスケジュールは、続報で発表されます。
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