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2017年7月20日(木)

PS4『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』シノブシ、ピアフォートレス、マージナルメイズの新ビジュアル解禁

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、9月28日に発売予定のPS4版『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の情報を公開しました。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 本作は、2016年6月に発売したPS Vita版をPS4向けに最適化したもの。“PS4 Pro ENHANCED”にも対応しており、PS4 Proではより高画質、滑らかな描画で遊ぶことができます。ジャンルはRPGで、プレイヤーは”人形兵”と呼ばれる多数のユニットを率いて、広大な3Dダンジョンの踏破を目指します。

 本記事では、プレイヤーの分身となる“妖路歴程”や謎の少年“ネルド”、物語の舞台となるルフラン市の人々、ダンジョン探索では欠かせない存在“ファセット”の紹介の他、ダンジョンで使えるスキルの情報なども掲載しています。

プレイヤーの分身“レキテイ”

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 正式名は“妖路歴程(ようろれきてい)”。かつて地下迷宮に挑み、その奥底から帰還した男が書き残したとされる伝説の書物。呪われた書物とも呼ばれており、長い間、その所在が不明となっていました。

 いずこから入手したのか、魔女“ドロニア”の手によって辺境の街・ルフラン市へと持ち込まれることに。本来はただの“いわくつきの書物”でしたが、ドロニアたちが街に到着する少し前、突如“何者かの魂”が書物に宿り、意思を持つ書物へと変貌。臙脂色の装丁が施されていた表紙には、目や口と思われる部位が発現し、意思とともにさまざまな動きを取るようになりました。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

地下迷宮で出会う謎の青年“ネルド”(声優:福島潤)

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「……僕を舐めるなよ、魔女ドロニア。これが最後の警告だ。今すぐ地下迷宮の調査はやめろ。」

 腰に刀剣をたずさえた銀髪の青年。ドロニア一行による地下迷宮の調査をこころよく思っておらず、対立することになります。刀剣術を得意とする武闘派。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

ルフラン市に住む人々

 物語の舞台となる都・ルフラン市には、さまざまな人々が住んでいます。辺境の街では魔女に対する差別が根強く、ドロニアと弟子のルカは旅の人形劇の一座を装いながら、街の住人達から探索に必要な物資や情報を入手していきます。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

ルフラン市の領主代行“ペトローネ”(声優:佐々健太)

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「おや、クラウス。 戻っておったのか? バーバ・ヤーガ様は……お、おお! もしや、あなたが……?」

 ルフラン市の領主(代行)であり、この街で大きな商店を営んでいるペトローネ商会の会長でもあります。地下迷宮の調査を稀代の大魔女といわれるバーバ・ヤーガに依頼した張本人。

領主代行に仕える執事“クラウス”(声優:森嶋秀太)

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「私の名前を覚えていただいて光栄です。今日は何かお探しですか?」

 ペトローネ商会で働く執事。物腰が柔らかく誰に対しても丁寧な言葉遣いで接する人格者。だが、そのためまわりの人間のわがままに振り回されることも少なくありません。

眼帯の修道女“マリエッタ”(声優:桑原由気)

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「申し遅れました。わたくし、この先の修道院に身を置いております、修道女のマリエッタと申します。」

 修道院に身をおく隻眼の修道女。普段は芋を主食とし清貧をむねとした生活を営んでいるが、神に仕える身でありながらも、機会があれば肉を食べ酒も嗜む破戒僧。

妖しげな雰囲気が漂う街、ルフラン市

 ルフラン市は王都から遠く離れた場所に位置する、他の都市との交流をほとんど持たない“忘れ去られた街”です。

 かつては地下迷宮の噂を聞きつけた探索者達の来訪で賑わっていましたが、あまりの難攻不落ぶりに今では挑戦する者もいなくなり、街の外からの訪問者は途絶えつつあります。

 人気(ひとけ)が薄れるも、ルフランの街では依然として住人達が生活を営んでいますが、その街の様子はどこかおかしく、奇妙な雰囲気が漂っています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲地下迷宮とつながっている“カラザの井戸”。井戸の外側にあるガゼボ(あずまや)の扉には鍵がかけられており、許可なく近づくことはできません。
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲王都からやってきたドロニアはルフラン市に存在する独自のルールや風習に違和感を覚えますが……。

“夕刻の鐘が三度鳴ったら、朝まで決して外に出てはいけない”

 ルフランの街には、この街だけの“ルール”が存在します。住人達は夕刻の鐘が三度鳴ると雨戸を閉め、朝まで外に出ることはありません。

 この街を訪れたドロニアたちも、ルールを必ず守るように住人から言い含められます。その決まりを破った者には、夜にのみ現れる“穢レ人”と呼ばれる存在によって死が与えられると伝えられています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲一見、夜間の外出を禁ずるためのおとぎ話のようにも聞こえるが、“穢レ人”という怪異は実在するのだという。

“夜”の犠牲者を知らせる“葬式告知人”

 ルフラン市の住人にとって、“葬式告知人”は朝の訪れを告げる身近な存在です。夜間に死亡した者の名を大声で読み上げながら巡回するという風変りな習慣は、領主代行ペトローネが始めたものと言われています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲葬式告知人をはじめとしたルフランの兵士たちは、瘴気を防ぐため香草を詰めたマスクを身に着けています。

ファセット紹介

 人形兵たちの個性を決定づけるもっとも大きな要素が“ファセット”です。ファセットとはいわゆる“職業”であり、全部で8種類が存在します。

 人形兵を作成する際には外見(ビジュアルタイプ)をはじめ、ステータスや性格、スキルなど、さまざまな初期パラメーターをプレイヤー自身が自由に設定できます。

 PS4版『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』では、PS Vita版からファセットのビジュアルとボイスのタイプが新たに14種類追加されます。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

迷宮の最奥を斬り拓く者 シノブシ

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▲シノブシ(男)▲シノブシ(女)。

 東の国の戦闘技術を習得した、戦いのプロフェッショナル。多くの武器を使いこなすことができるが、特に“刀剣”の扱いに長け、両手に装備すれば二刀流で手数を稼ぐことができる。耐久力は低いが回避力に優れており、敵から狙われにくい隠伏スキルを持ちます。

鉄壁の守り、絶対の防護要塞 ピアフォートレス

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▲ピアフォートレス(男)▲ピアフォートレス(女)。

 全身鎧で身を固めた、防御特化の重歩兵。“戦術甲”と呼ばれる武装を得意とし、守りこそ“最大の攻撃”を信条とした“防御”からの攻撃展開に秀でています。最前線で仲間を守りながら反撃のチャンスを作りだす、攻撃の起点的な役割を担うディフェンダー。

燭火掲げる暗路の案内人 マージナルメイズ

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▲マージナルメイズ(男)▲マージナルメイズ(女)。

 “ドナム”と呼ばれる術に長けたファセットで、カヴンに一人でもいれば、術の威力などに補正がつく優秀なスキルを有します。また得意武器である“蝕台”には焔、泥、霧の属性が付いている場合が多く、前衛後衛どちらでも活躍が期待できる万能型人形兵。

レキテイスキル“壁壊し”

 プレイヤーの分身である“妖路歴程”は、魔女ドロニアによってさまざまな能力“レキテイスキル”を授かります。その中でもっとも特異な能力が“壁壊し”。壁を破壊し隣接する通路や部屋への移動を可能にする、ダンジョンRPGの前提を覆すようなスキルです。

 この能力を使うことで、プレイヤーは自らの進路を自由に作り出したり、強敵から身を隠したり、閉ざされた秘密の部屋を見つけだすことができます。

 “壁壊し”は、“リインフォース”というポイントを消費して行います。画面左上に表示されているのはリインフォースの残量となります。

 概念としてはいわゆるMP(マジックポイント)などに近く、ダンジョン内で回復する手段は限られています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

“レキテイスキル”と“リインフォース”

 “壁壊し”をはじめとするレキテイスキルを使う際には、“リインフォース”と呼ばれる力の源を消費します。壁壊しの他にも、人形兵たちのレベルアップを促進したり、一時的な脱出口を作ったりとリインフォースの使い道は多岐に渡ります。限りあるリインフォースの使いどころを考えるのは、妖路歴程の重要な役割です。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲取得できる“レキテイスキル”はゲームの進行に合わせて増えていきます。

迷宮探索

 地下迷宮には、多くの宝箱やトレジャーが眠っています。人形兵たちの装備や換金アイテム、新たなカヴン結魂書……。いずれも地上ではお目にかかれない貴重なものばかりです。

 奥へ進むほど、また長くダンジョンに潜るほど、手に入るアイテムは多くなりますが、そのぶん危険も増加します。まだ見ぬ財宝を求めて、スリルに満ちた探索を楽しみましょう。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

装備品とレアリティ

 迷宮で手に入る装備品には“COMMON”、“RARE”、“EPIC”、“LEGENDARY”といった“レアリティ”が存在します。

 高レアリティな装備ほど性能がよく、当然入手は困難ですが、手に入れることができれば戦力を大幅に強化できます。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲高レアリティの装備には“二つ名”と、それに応じた性能が付加される。同じ性能の装備はほぼ存在しないと言えます。

ハック&スラッシュ

 高レアリティの装備を入手するには、より多くの敵を倒し、迷宮の奥底にある宝箱にたどり着く必要があります。もちろん、そうした探索を行うには、相応の準備と装備が欠かせません。

 ダンジョンの探索と人形兵の強化を繰り返し、さらなる強敵の撃破や高レアリティのアイテムの入手を目指す……、いわゆる“ハック&スラッシュ”も本作の醍醐味の1つです。

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▲高い能力を持つ“強敵”は通常の敵とシンボルの色が異なります。倒すのは困難ですが、貴重なアイテムをドロップすることが多い。

迷宮内で繰り広げられる物語

 魔女ドロニアと弟子のルカ、そしてプレイヤーの分身たる書物“妖路歴程”に、数多の人形兵たち。奇妙な魔女の一行が挑むのは、前人未到・人跡未踏と謳われる伝説の地下迷宮。

 瘴気に満ちあふれた地下迷宮は、ただの迷宮であるはずもなく、その内部はいくつもの“区域”に分かれ、あたかも“別世界”のような空間が広がっています。

 時に“人ならざる住人”と遭遇し、時に“独自の文化”で彩られた奇抜な空間に迷い出ることも……。

 ルフランの地下迷宮に眠る秘宝――あるいはその“正体”はいったい何なのか? 摩訶不思議な迷宮に秘められた“謎”を、ぜひ解き明かしてください。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

(C)2016-2017 Nippon Ichi Software, Inc.

データ

▼『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(限定版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■発売日:2017年9月28日
■希望小売価格:8,980円+税
▼『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■発売日:2017年9月28日
■希望小売価格:6,980円+税
▼『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(ダウンロード版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS4
■ジャンル:RPG
■発売日:2017年9月28日
■希望小売価格:6,980円+税

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