『ディシディアFF』公式全国オンライン大会2017決勝トーナメントレポート。鯨岡Dのインタビューも
電撃アーケードゲーム編集部がお届けする、現在絶賛稼働中のアーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の特別企画。今回は、7月16日(日)に行われた、“公式全国オンライン大会2017”決勝トーナメントの様子をお届けします。
ついに決勝トーナメント開幕!
6月からスタートした“公式全国オンライン大会2017”の決勝トーナメントが7月16日(日)に行われました。MCにブンブン丸さん、芦澤佳純さん、ゲストは高野麻里佳さん、ランズベリー・アーサーさん、そしてディレクターの鯨岡さんというメンバーとなります。
▲決勝トーナメントの生放送が行われた会場は、池袋のSTORIA。おいしいフードやドリンクを注文できました。芦澤さんとブンブン丸さんのオススメはフレンチトースト! |
決勝トーナメントのルール説明などの後は、決勝トーナメント出場チームの紹介動画が! 各チーム個性的な動画で、会場も大盛り上がり!! オンライン大会ということで、選手たちのいる店舗のマイスターさんからのメッセージもありました。その後、トーナメント表の発表があり、いよいよ試合がスタート!!
▲選手紹介では、どこのチームを応援する? という話題も。芦澤さんは、知り合いがいるチームと出身である東北のチーム、イベントで行った山梨のチーム。高野さんは、ティーダのいるチームすべて。アーサーさんは、知り合いのいるチームを応援しているとのことでした。 |
▲トーナメント表。左側は本戦、右側は敗者復活戦となっています。 |
▲プロデューサーの間さんはゲームイベント“EVO 2017”のため、アメリカに滞在しているとのことでした。写真は観光中の1コマ。 |
目が離せない試合に会場は熱狂!
第1回戦1試合目から、どちらが勝つかわからない接戦に。会場では「おお~!」や「わあ!」といった歓声や、拍手が起こっていました。その後、本戦を勝ち抜き、見事決勝までたどり着いたのは“すとりうむ道場門下生”チームと“古淵”チーム。お互い見事な連携で一歩も譲らない試合展開でしたが、“すとりうむ道場門下生”チームが勝利し、グランドファイナル出場となりました。
▲会場中の人が画面を食い入るように見つめて応援していました。 |
敗者復活戦では、本戦の決勝で敗れた“古淵”チームがグランドファイナルに進出! 再び“すとりうむ道場門下生”チーム対“古淵”チームという因縁の戦いになりました。
▲再び戦うこととなった2チーム。両者ともスピード、ヘヴィ、シューターというバランスのよい編成でした。 |
まずは、“古淵”チームが2本先取しリード! 見事な連携と先行召喚で試合を有利に進めて“すとりうむ道場門下生”チームを追い詰めました。そのまま、勝利かと思いきや今度は “すとりうむ道場門下生”チームが2本獲得し、最終試合で勝った方が優勝するという熱い展開に! そして、アツい戦いを制し見事優勝に輝いたのは“すとりうむ道場門下生”チームとなりました。
▲優勝した瞬間の“すとりうむ道場門下生”チーム。かけよって喜びを分かち合っていました。 |
▲優勝チームと決勝トーナメントに出場したチームには、称号がプレゼントされました。 |
▲決勝トーナメントに出場されたみなさんの試合はYouTubeなどでチェックできますので、ぜひ見てみてくださいね! プレイヤースキルの高さに驚かされること間違いなしです。 |
今後もイベントなど盛りだくさん!
決勝トーナメントの後は、イベント情報などが公開されました。また、8月から4カ月連続で追加されるキャラクターのシルエットの紹介も。
▲優勝を記念して、“すとりうむ道場門下生”チームが代表となったタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店でイベント開催決定! |
▲2位と3位になった店舗でも公式オンライン交流会が開催されます。詳細は後日発表されるそうですよ。 |
▲今回の会場であるSTORIAでのイベントも! 女子ディアと男子ディアに分かれているイベントで、いままでにない雰囲気で楽しめそうですね。 |
▲4人のキャラクターが重なったシルエットだそうです……。このツノのようなものはもしや…? 今後の生放送で発表されるそうなので、見逃せないですね。 |
最後に会場のみなさんと一緒に手を振り生放送は終了。帰り際に「楽しかったー!」や「すごかった。」などの声が聞こえました。
▲会場のみんなで集合写真を取りました! 和やかなムードはSTORIAならではですね。 |
ディレクターの鯨岡さんにインタビュー!
イベント終了後にディレクターの鯨岡さんにインタビューをしてきました。決勝トーナメントの感想や今後についてなども聞いてきましたよ。
――今回のイベントの感想をお願いします。
鯨岡:初のパブリックビューイングでしたが、観覧に来てくださっている方々が上位陣だけでなく女性も多く、しっかりと試合を見て熱を感じていてくれていたので、手応えの多いイベントでした。試合もすごくよかったですね! 今後もこのようなカタチのイベントもありだなと思いました。
――YouTubeのコメントでは海外の方も多かったようですが?
鯨岡:確かに多かったですね。ちょうど“EVO 2017”もあって、着実に『DFF』の輪が広がっていると感じました。いつか世界大会も開催できるかもしれないですね。
――今後の意気込みをお願いします。
鯨岡:4カ月連続のキャラクター追加はいままでにないことで、一気に環境が変わって新鮮な状態が続くと思います。その他の部分も随時調整などを行いますよ。PS4版の発売もありますがアーケード版に起こる変化はさらに凄まじいので、ぜひ遊んでください。これからもどんどん盛り上げていきますので、よろしくお願いします。
――最後に、間プロデューサー宛にひと言(?)お願いします。
鯨岡:今日の試合を生で見られなかったのは、もったいない! それくらいいいイベントになったと思います。あと、ヤ・シュトラの参考になるプレイヤーさんがいたよ、と教えてあげたいですね(笑)。
優勝した“すとりうむ道場門下生”チームにインタビュー
“公式全国オンライン大会2017”優勝チーム“すとりうむ道場門下生”の3名に突撃インタビューをしてきました。
▲優勝した“すとりうむ道場門下生”チーム。左から、Gomaさん、しんでれらさん、UMEさん。 |
――優勝した感想をお願いします!
UME:練習のときからそこそこ勝っていて、全国に出場するチームのなかでは安定したチームだったかなと思います。でも、危うい試合も何個かありましたね、グランドファイナルで2本先取されたときはかなり焦りました(汗)。そんななかでも、負けた試合のどこが悪かったのかを分析して改善できたことが、今回の優勝につながったのかなと感じます。
しんでれら:チームとしての精度がすごく高かったので、お互いを信用して言いたいことを言い合えるいいチームでした。仲もすごくいいですよ! 結果も付いてきてくれたので、うれしいし感謝しています。
Goma:言うことがないくらい、いい動きができたなと思いました。最後は、自分のポイントは全然取れなかったんです。でも、自分が止めてUMEさんが引き継いでくれて、しんでれらさんがHP攻撃を当ててくれたので、ポイントには出ていないけれど、いい動きができたなと思います。チームで勝利したという感じがします!
――印象に残った試合はありますか?
全員:“古淵”チームとの試合ですね!! すごくアツかったし、本当に強かった! 苦しめられました……。
――“古淵”チームとの試合でUMEさんがティーダに追われている展開で、堂々と凶斬りを放っていたのが印象的で、会場でも盛り上がっていましたね。
UME:完全に狙われている状況で、どうせ落とされるなら一矢報いてやりたい! という気持ちで打ちました(笑)。
しんでれら:そういう、いい意味での図々しさってすごく大事だよね(笑)。
Goma:メンタル面は求められると思いますね!
――それぞれの使用キャラクターで気をつけていることを教えてください。
UME:クラウドは、ヘヴィタイプのなかではかなり強いです。スラッシュブロウ攻撃の範囲も広いし、敵に読み合いを一方的に押し付けられるのが強み! ブレイブ攻撃を当てやすいキャラクターなので、2段止めなどをして味方に取ってもらうことも意識しています。動きとしては、ある程度前に出てタゲを引き、味方が動きやすい状況を作っていくといいかなと思いますよ。
しんでれら:今回、皇帝を使っているのは僕だけだったのですが、やりようによってはティナに有利を取れたり、ティナにできないことを皇帝ができたりします。立ち位置がすごく重要で、自分が位置を変えることによって敵が見えている画面も変わってくるんです。なので、例えばレッドソウルを出したらそれに向かってダッシュをすると、レッドソウルのなかに皇帝がいることになるので、敵に近づかれにくくなります。シューターを使ってみたい人はティナか皇帝がオススメなので、ぜひ使ってみてください!
Goma:ティーダはこのチームだからというのもあるのですが、サポートに徹しています! 固めるのを円滑に行うために、敵のシューターにちょっかいを出しにいったり、ステップを強要させたり、ジャマばっかりしていますね。味方が致死量のブレイブを持ったときに、誰に向かうかで悩むことが多いので、位置取りが少し難しいキャラクターかもしれないですね。
――グランドファイナルで“古淵”チームに2本先取されたときに、気持ちの切り替えができた理由などがあったら教えてください。
Goma:コーネリアで負けたとき、いままでの試合が先行召喚されて、そのまま負ける展開だったということに気が付きました。召喚コアを割らせてもいいから、敵を落とそうとしていたんです。なので、2人に話をして召喚コアの破壊を優先してもらいました。
UME:コーネリアで負けたことが大きかったです。実力があればなかなか負けないステージだと思うので、チームとして何かが欠けているんじゃないかと思いました。大会中に負けた原因をみんなで話し合って改善できたのが、よかったですね。
しんでれら:途中で動きを変えるのはすごくリスキーでしたが、うまくいきました。試合の間の時間は短かったけれど、チームにとって重要な時間でしたね。みんなの気持ちが折れなかったのも大きかった!
――ありがとうございました。
電撃オンラインでは、今後も『ディシディアFF』の情報を発信予定です。プレイレポートや番組情報など、さまざまな記事をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
データ
- ▼『ディシディア ファイナルファンタジー』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■ジャンル:オンライン・パーティ対戦型アクション
- ■稼働日:2015年11月26日
- ■プレイ人数:1~6人