2017年7月20日(木)
【ハード番長】『ステレオヘッドセット エンペラフックHDP』レビュー。イカしたデザインと機能が両立
押忍! 周辺機器や電子機器など、さまざまなものを雑多に紹介する【ハード番長】。今回はホリから7月21日に発売される『ステレオヘッドセット エンペラフックHDP for Nintendo Switch』をレポートします。押忍!!
『ステレオヘッドセット エンペラフックHDP for Nintendo Switch』は、『スプラトゥーン2』ゲーム内に登場するギア“エンペラフックHDP”を再現したステレオヘッドセット。ゲーム音とボイスチャットを同じヘッドホンから聞けます。
チーム内の連係だと感じている人や、同じゲームを楽しんでいる人と会話しながら遊びたい人は、このようなタイプのヘッドセットを待っていたのでは? また、公式ライセンス商品でゲーム内のギアをデザインしているのもファンにはうれしい要素です。
箱にはヘッドセットとマイクパーツ、リモコンとコード、イヤーカップと説明書が入っています。構造は簡単なので、説明書を見れば問題なく組み立てられそうです。
▲イカしたデザインのリモコン。こういう遊び心はたまりません。 |
ヘッドセットのコードをリモコンに接続。続いてリモコンから出ているコードを、Nintendo Switchとボイスチャットで使うスマートフォンにつなぐだけです。
▲イカしていないモデルでスミません。 |
ゲーム音はSwitch本体で調整できるのですが、手元のリモコンでも調整可能。同じく、チャットの音量もリモコンで変更可能。プレイしている時にはいじりにくいのですが、バトルの合間に微調整するのにリモコンが便利です。端末でおおよそセットしておいて、手元でもあわせるのがいいかもしれません。
Switchへの接続コードは通常のものに加えて、2.5メートルの延長ケーブルが付属。Switchをモニターの下に置いている人も安心の長さです。また、モニターのヘッドフォン端子から音を拾うこともできるため、ゲーム本体をテレビ台の下に入れている場合や、モニターのヘッドホン端子の方が刺しやすい位置にある場合、ヘッドフォン端子に挿しても使用できます。
ヘッドセットの重さは約130gで、耳に当たるイヤパッドにはやわらかい合皮素材が使われています。今回、1時間ほどプレイで使用したのですが、重さを意識することはありませんでした。マイクも声を問題なく拾っているようで、送信先から声が聞こえないと言われることはありませんでした。
ヘッドバンド部分がメガネと干渉する場合、ヘッドセットを一度軽く浮かせることで解決できます。今回テストのために、何度か装着してみたのですが、そこまで気にはなりませんでしたね。
値段が安めにもかかわらず音質は悪くないと感じたのですが、ヘッドフォンとしては安価な部類に入るので、長期で使う人、とにかく音質にこだわる人はもう少し高価格なタイプを選んでもいいかもしれません。個人的にはデザインを含めての商品価値であると感じているので、世界観を楽しみつつ、チャットしたい人には向いていると感じました。
イヤーカップを変えられるのもポイントの1つ。カップ部分をひねるように回すとパカッと取れて、変更できます。つける時は逆の流れで行えばOK。
また、いろいろな使い方ができると感じたところも魅力です。7月21日よりiOS/Android用アプリ『Nintendo Switch Online』が配信され、プレイヤー向けゲーム連携サービス“イカリング2”を使用できます。ただ、それ以前から使っているSkypeやLINE(ライン)などでももちろん使えます。
ボイスチャットをしない場面やゲームであればマイクを外して普通のヘッドフォンとして使用することもできますし、ゲーム音はモニターから流れていればいいという人は、チャット音だけを流すことも可能です。個人的には、ゲームを遊びながら曲やラジオを聴くことがあるため、そのような場合にも向いていそうだと思いました。
個人的には機能に大きな不満はなく、デザインもイカしていて、値段以上の魅力があると感じたこちらの商品。現在、やや品切れとなっているようですが随時出荷していくようなので、気になる人は予約したり、手にとったりしてみたりしてはイカがでしょうか?
(C) 2017 Nintendo
※写真と本品は多少異なる場合があります。
※本品の仕様及び外観は改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。
※Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
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