2017年7月29日(土)
『プリンセス・プリンシパル』をより楽しむための必聴番組『プリプリ秘密レポート』の魅力を直撃取材!
TOKYO MX・KBS京都・サンテレビ・BS11・AT-X・ニコニコ動画・バンダイチャンネルなどで放送&配信中のアニメ『プリンセス・プリンシパル』。このアニメと連動して、毎週日曜深夜に配信されているWebラジオ『プリプリ▼秘密レポート(▼はハートマーク)』の収録現場を、密着取材してきました。
▲パーソナリティを担当する大地葉さん(左)と今村彩夏さん(右)。 |
『プリンセス・プリンシパル』は、19世紀末の架空のロンドンを舞台に、5人の少女たちがスパイ活動を繰り広げる、完全オリジナルのガールズスパイアクションアニメです。
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』PV第1弾
Webラジオ『プリプリ▼秘密レポート』は、アンジェ役の今村彩夏さんとドロシー役の大地葉さんのお2人が、パーソナリティを担当。『プリンセス・プリンシパル』に関するもろもろの秘密を赤裸々にお届けする、“秘密の情報バラエティ”となっています。
▲今村さん演じるアンジェ(上)と大地さん演じるドロシー(下)。 |
今回はラジオ第4回の収録に密着。その模様をご紹介します。さらに、今村さんと大地さん、そして湯川淳チーフプロデューサーのミニインタビューもお届けしますので、お楽しみに。
アニメ本編の疑問点に、キャストの2人が鋭く迫る!
『プリンセス・プリンシパル』の放送や配信を見た人なら、本作には次回予告が存在していないことに気がついたことと思います。実は本作の次回予告は毎週、Webラジオの冒頭で行われているのです。
もちろんラジオなので映像はなく音声のみですが、次回の展開をどこよりも早く知ることができるので、まだ聴いたことがないという人はぜひチェックしてみてください。
サンテレビにて『プリンセス・プリンシパル』のご視聴ありがとうございました!
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』 (@pripri_anime) 2017年7月23日
WEBラジオでは第4話の次回予告と第3話の疑問を解消するコーナーを配信してます!
アニメをさらに楽しむことができますよ♪https://t.co/CkIMyaOXtv#pripri pic.twitter.com/HNHvNZ6QJ2
さてレポートに戻りましょう。アニメ本編を思わせるシリアスな雰囲気は、残念ながら(?)この冒頭の次回予告まで。「プリプリ、秘密レポ~ト!」というタイトルコールが流れると、今村さんと大地さんのお2人によるハイテンションでノリノリのトークがスタートします。
今村さんと大地さんがコンビを組んでフリートークをするのは、この番組が初めてだそうなのですが、相手が何か言うたびに合いの手を入れたり、鋭いツッコミが飛んだりと、息の合った掛け合いが繰り広げられています。まだ数回しか収録していないなんてウソのようです。
今村さんと大地さんのトークは収録本番だけでなく、収録前の打ち合わせや合間の休憩時間でも、とどまることなく続いていたのですが、本番中もそれ以外も、ほぼ変わらないノリとなっていました。正直、取材しているこちらも「ん? 今って本番じゃないですよね?」と確認してしまうほど。
そんなこちらの番組ですが、最初のコーナーでは、その週に放送された『プリンセス・プリンシパル』のストーリーを今村さんと大地さんが振り返ります。このラジオは、最速放送であるTOKYO MXでの放送後に最新回が配信されるので、“アニメの最新回を見る→直後にキャストの方々の感想を聞くことができる”というワケです。
アニメに限らず、映画だろうと舞台だろうとイベントだろうと、“体験した直後”というのはだいたいそのコンテンツに対しての熱が一番高いタイミングですので、その時に同じ作品を見た人の感想を共有できるって、結構うれしい仕組みだと思います。個人的には、このラジオでもっとも楽しんでもらいたい瞬間のひとつですね。
また、このラジオは地上波のリアルタイムでなくWeb配信であるというのもいい点のひとつだと思います。『プリンセス・プリンシパル』は、キーマンインタビューでも触れられている通り、何度でも見られる作品であり、見るたびに発見がある作品でもあります。
ですので「じっくりと見て、自分の中で消化したうえで人の感想を知りたい」というタイプの人でも、安心して好きなタイミングで楽しめるわけです。
さらに、その回の物語でよくわからなかった点や、難解な用語の意味などをスタッフに質問して、その回答を紹介する“今週の素朴な疑問”のコーナーも用意されています。プロデューサーや監督が自ら解説してくれるため、ファンの皆さんもこれを聴くときっと新たな発見があるはず。
なかでも、設定の考証などを担当しているリサーチャーの白土晴一さんは、難解な用語を長文で解説してくれるため、今村さんも「リサーチャーってカッコイイ!」と語っていました。
“任務遂行プリンシパル”のコーナーで、今村さんに衝撃的な展開が!?
いわゆる作品とひもづいているタイプのアニラジって“作品世界をより楽しむため”という側面と、“出演声優陣がどんな人なのかを知るため”という側面があるんじゃないかと思っています。
上で触れた、次回予告や最新話の感想、用語解説など部分が前者だとすれば、ここからは後者の側面を楽しむ時間です。
まずは、リスナーの皆さんからのお便りを紹介するコーナーです。1つめの“クロトカゲ星☆入国審査”は、「スパイは嘘をつく生き物」というアンジェのセリフにちなんで、小粋な嘘をつくというもの。
ウィットに富んだ嘘だと今村さんに認定されると、立派なクロトカゲ星人として“貴族院”の称号がもらえます。
2つ目のお便りコーナーは、大地さんが審査する“お色気▼口だけ番長”です。こちらは、リスナーのセクシー武勇伝を披露するというものなのですが……あくまで“口だけ”なので、「ただし○○」とオチをつけるのがお約束になっています。
こちらの投稿が大地さんに気に入られると“惚れたぜ裏番”の称号がもらえますが、逆にダメ出しされると“風紀委員会”に呼び出されてしまいます。
どちらのコーナーも評価の基準となるのは“今村さんor大地さんのツボにハマるかどうか”。このあたりのさじ加減は、バックナンバーを聞けばわかるんじゃないかと。
次は、実現不可能そうなミッションに今村さんと大地さんが全力でチャレンジする“任務遂行プリンシパル”コーナーです。取材した第4回の収録では、“ムチャ振りスゴロク”にチャレンジしていました。
これは通常のスゴロクの要領で、サイコロを振って出た目の数だけコマを進めて、止まったマスに書かれているムチャ振りを、必ず実行しなければいけないというもの。スタジオにちゃんとスゴロク盤が用意され、収録中には実際にスゴロクをするというガチなプレイが繰り広げられていました。
ちなみにこの“ムチャ振りスゴロク”は、バンダイビジュアルのアニラジでは伝統になっていて、毎回ドラマチックな展開が巻き起こっているのだとか。アニラジをよく聴くリスナーの人は、記憶にあるかもしれません。
今回の対決では、順調にコマを進めていく大地さんに対して、今村さんはサイコロの出目のおかげで衝撃的なムチャ振りを実行することになってしまいます! その内容がどんなものなのかは、ぜひ第4回の放送を聴いて、確認してみてください。
今村彩夏さんと大地葉さん、湯川CPのミニインタビューをお届け!
その他、フツーのお便り、いわゆる“ふつおた”のコーナーや、各種告知のコーナーなどもあり、第4回の収録は無事終了。収録のあいだずっと、スタジオのお2人はもちろん調整室のスタッフさんたちも常に笑いの絶えない、楽しい雰囲気で終始進行していました。
収録を終えたところで、『プリンセス・プリンシパル』の制作を担当しているバンダイビジュアルの湯川淳チーフプロデューサーにインタビューを行いました。
湯川チーフプロデューサーといえば、公式Twitterなどで下記のように本作の設定やウラ話などを明かしてくれるありがた~い人。
コーンウォールは共和国側の領土になります。王国と共和国の境界線は第1話のアバンタイトル に出ていますので、チェックしてみて下さい。BV湯川 #pripri
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』 (@pripri_anime) 2017年7月23日
このドレスを汚して入れ替わるアイデアは大河内さんのものですが、この染料の設定の提案は白土さんです。BV湯川 #pripri
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』 (@pripri_anime) 2017年7月23日
番組公式サイトで配信を実施するなど、一般のアニラジよりもアニメ本編に寄り添った感じがする『プリプリ▼秘密レポート』ですが、湯川チーフプロデューサーがどんな意図でこのラジオ番組を企画したのか? その辺りをうかがってみました。
ミニインタビュー:湯川淳チーフプロデューサー
――このラジオ番組の、基本的なコンセプトを教えてください。
湯川:『プリンセス・プリンシパル』はシリアスなお話なので、そのアフターフォローという位置づけです。日曜の夜にアニメ本編を見終わったあと、このラジオを聴いて心を明るくしていただいて、月曜日を爽やかに迎えてもらいたいというのが、基本的なコンセプトです。
とはいえ、ただ楽しいだけでは意味がないので、アニメ本編に沿った内容も用意しています。
キャストの皆さんも放送された話数に対して、視聴者の皆さんと同じような意見や感想を持っていると思います。その意見や疑問点をお2人に語ってもらって、それに対してプロデューサーや監督から回答するといった形で、アニメ本編をより深く楽しめるような番組になればいいなと思っています。
――アニメの次回予告が、本編の最後ではなく、このラジオで行われているのはなぜですか?
湯川:アニメが放送枠のギリギリまで時間を使っていて、次回予告の時間も本編に回しているので、それならラジオで次回予告をフォローしよう、という形になっています。次回予告を聴いたあとも番組も最後まで聞いてもらえたら嬉しいですね。
――このラジオの聴きどころは、どういったところでしょうか?
湯川:パーソナリティの今村さんと大地さんは、もう何年もコンビを組んでいるかのように息の合ったコミュニケーションができあがっているので、そこは聴いていてすごく楽しいと思います。
お互いに合いの手を入れたりする2人の軽妙なやり取りが、一番の聴きどころですね。また、各コーナーも2人の人柄がよくわかる内容になっていますので、そういったところにもぜひ注目してもらえればと思います。
我々としては、リスナーの皆さんとできるだけコミュニケーションをとっていければと考えています。アニメ本編についての質問に、このラジオでプロデューサーや監督が回答するということもやりたいと思っていますので、ぜひそういった質問も送っていただければと思います。
――ありがとうございました!
湯川チーフプロデューサーに続いて、今村さんと大地さんにも番組の手応えや今後の意気込みを聞いてみました。続けてご覧ください!
ミニインタビュー:アンジェ役・今村彩夏さん&ドロシー役・大地葉さん
――『プリプリ▼秘密レポート』の手応えはいかがですか?
大地:番組を聴いた知人から、「やかましいラジオだね」って言われました(笑)。アニメ本編とテンションが違いすぎて、とまどっている人が続出しているみたいですね。
今村:でも、楽しいラジオになっているんじゃないかなと思います。
大地:アニメ本編のズンとくるような重いテンションを、このラジオを聴くことで一回忘れていただいて。
今村:月曜日を楽しく迎えられるようにするための、リセットボタンだと思ってもらえるといいんじゃないでしょうか。でも、日曜日の深夜にこのラジオを聴いたあとは、テンションが上がりすぎて眠れないかも(笑)。
大地:逆にドッと疲れて、深い眠りにつけるかもしれない(笑)。
今村:しゃべっている側もドッと疲れますからね(笑)。
――ラジオのファンに向けて、一言お願いします。
大地:アニメ本編で難しい言葉が飛び交っていますので、その補足説明なども、しっかりやらせていただいています。その一方で、ふざける時は思いっきりふざけるという、めちゃくちゃメリハリのついているラジオになっています。
『プリンセス・プリンシパル』を楽しんでいただけるように、私たちもがんばりますので、お便りをいっぱいいただけたら、とってもとっても嬉しいです。これからもよろしくお願いします!
今村:アンジェやドロシーに会えると思ってこのラジオを聴いた方は、「この人たちはいったい誰!?」って思うかもしれないですけど、作品に沿ったこともちゃんとやっていますので、『プリプリ』が気になっている人が周りにいたら、ぜひこのラジオも薦めていただけたらと思います。
このラジオで『プリンセス・プリンシパル』のことをより深く知ってもらって、アニメやこの番組、そして私たちのことを、よりいっそう好きになってほしいなと思います。最後までちゃんと聴いてくださいね!
パーソナリティのお2人も語っているとおり、このWebラジオを聴けば、『プリンセス・プリンシパル』のアニメとその出演者の皆さんのことが、よりいっそう好きになるはず。アニメ本編を見ている人は、ぜひこのWebラジオも聴いてみてください!
『プリンセス・プリンシパル』注目記事一覧
TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』
【放送・配信情報】
TOKYO MX:7月9日より毎週日曜 23:00
KBS京都:7月9日より毎週日曜 23:30
サンテレビ:7月9日より毎週日曜 25:00
BS11:7月11日より毎週火曜 24:30
AT-X:7月14日より毎週金曜 20:00
※リピート放送 毎週月曜 12:00/毎週水曜日28:00
ニコニコ生放送:7月16日より毎週日曜日 22:30に見逃し配信
ニコニコ動画、バンダイチャンネル他:7月12日より毎週水曜正午に最新エピソードを配信
Webラジオ『プリプリ▼秘密レポート』:毎週日曜日 23:30に更新
【スタッフ】(※敬称略)
監督:橘正紀
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクター原案:黒星紅白
キャラクターデザイン・総作画監督:秋谷有紀恵
総作画監督:西尾公伯
コンセプトアート:六七質
メカニカルデザイン:片貝文洋
リサーチャー:白土晴一
設定協力:速水螺旋人
プロップデザイン:あきづきりょう
音楽:梶浦由記
音響監督:岩波美和
美術監督:杉浦美穂
美術監修:池信孝
美術設定:大原盛仁、谷内優穂
色彩設計:津守裕子
HOA(Head of 3D Animation):トライスラッシュ
グラフィックアート:荒木宏文
撮影監督:若林優(T2 studio)
編集:定松剛(サテライト)
アニメーション制作:Studio 3Hz、アクタス
【出演声優】(※敬称略)
アンジェ:今村彩夏
プリンセス:関根明良
ドロシー:大地葉
ベアトリス:影山灯
ちせ:古木のぞみ
スマートフォンアプリゲーム同時展開中
『プリンセス・プリンシパル』のスマートフォンアプリゲームの事前登録を実施中。登録者数が増えていくことによって、ゲームスタート時にもらえる特典が豪華になるのでお見逃しないように!
【ご報告】事前登録数が1万人を突破いたしました!これで「★5 ちせ+ダイヤ250個」プレゼントが確定です。皆様ありがとうございます!
『プリンセス・プリンシパル GOM』公式 (@pripri_game) 2017年7月20日
次の目標は2万人突破!引き続き皆様のご登録をお待ちしております!!https://t.co/GtV8rXfw6F#pripri #prigom pic.twitter.com/benSRs0lpP
(C)Princess Principal Project
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