2017年7月29日(土)
【FGOフェス】織田信長、ニトクリス、セイバーオルタの水着イラストが初公開
iOS/Android用RPG『Fate/Grand Order(フェイト/グランドオーダー)』のリアルイベントとして、7月29日と30日に幕張メッセ国際展示場9、10ホールにて、“Fate/Grand Order Fes. 2017 ~2nd Anniversary~”が開催されています。
ここでは本日7月29日に開催されたステージイベント“FGO クリエイターズトーク”の模様をお届けします。このステージでは、『FGO』の新たな期間限定イベント“水着イベント2017”が、8月に開催されることが発表された他、サーヴァント3騎の水着イラストも公開されました。
『マンガで分かる! FGO』のぐだ子たちが、クリエイターズトークに登壇!?
“FGO クリエイターズトーク”は、『FGO』の開発・運営スタッフが、ゲーム制作の裏話や最新情報についてのトークを繰り広げるというもの。徳島で年2回開催されている“マチ★アソビ”をはじめ、『FGO』関連イベントではすっかりおなじみとなっている人気のステージです。
今回のステージでは開発スタッフを代表して、『マンガで分かる!Fate/Grand Order』の主人公(ぐだ子)、マシュ、セイバーの3名が登壇しました。
……というのはステージ冒頭のジョークで、会場内に出現している着ぐるみたちがサプライズ登壇したのでした。3体はこのあと着ぐるみステージに出演するということで、早々に立ち去っていきました。
着ぐるみたちと交代する形で、本来のゲストの皆さんが登場。FGO PROJECT クリエイティブディレクターの塩川洋介さん、マーケティングディレクターの石倉正啓さんという、ファンにはおなじみの2人に加えて、バトルCGなどを手がけている開発スタッフの安生真さんも登壇しました。また司会はアニプレックスの金沢利幸さんが務めていました。
まず最初のコーナーは“FGO 2周年振り返りトーク”ということで、サービス2年目に入った2016年8月からの1年間に、ゲーム内で開催された期間限定イベントを振り返ることに。
塩川さんが挙げたのは、この7月に開催された水着イベントです。これは2016年夏に開催された水着イベントの復刻版であるため、どれぐらいの人が遊んでくれるのか不安だったそうですが、結果的には1日のアクティブユーザーが過去最高を記録して、胸をなで下ろしたと語っていました。
またこのイベントでは、新機能“霊衣解放”が追加されて、マシュ・キリエライトが水着に着替えられるようになりました。
マシュは『FGO』の中でも特別な存在のため、塩川さんとしてはイベント用にマシュの別バージョンを用意したりするのは違和感があったとのこと。そのため今回、“霊衣解放”という新たなシステムを実装して、それをマシュから始めたいという思いがあったのだそうです。
一方、石倉さんが挙げたのは、エイプリルフール限定企画として、4月1日のたった1日だけでサービス終了したアプリ『Fate/Grand Order Gutentag Omen(FGO GO)』です。
159騎存在する“やせいのサーヴァント”を、聖晶石を投げて捕獲するというこのアプリは、『マンガで分かる!Fate/Grand Order』の作者であるリヨさんが、2016年のエイプリルフールに続いて、サーヴァントのイラストを大量に描き下ろしていることでも話題となりました。
塩川さんによると、このアプリを開発している途中には、聖晶石をスライドさせて実際に投げたり、投げられた聖晶石をサーヴァントが避けたりといった要素もあったのだとか。
また、サーヴァントを捕獲すると読むことができた、各サーヴァントのユーモアあふれる説明文は、実は『FGO』のシナリオライター陣を総動員して執筆されたものなのだそうです。
開発スタッフの心に残った宝具演出ベスト3とは?
続いてのコーナーは“開発スタッフに聞いた! 心に残った宝具 2017”です。これはタイトルの通り、この1年間に実装・改修されたサーヴァント全29騎の中から、特に宝具演出が印象に残るものを開発スタッフに聞いて、その結果をランキング形式で紹介するという企画です。
第3位に選ばれたのは、期間限定イベント“深海電脳楽土 SE.RA.PH”で登場した殺生院キアラです。キアラの宝具演出では、最後に宇宙を思わせる空間が広がりますが、これは宝具演出の完成直前まで存在しておらず、奈須きのこさんの提案によって急遽追加されたものなのだそうです。
続いて第2位は、やはり“深海電脳楽土 SE.RA.PH”で登場したメルトリリスです。彼女は宝具演出に限らず、ポーズが変わらずに滑るような動きを見せるため、慣性の表現が難しくてアニメーションの調整に苦労したという、開発スタッフにとっては思い出深いキャラなのだとか。
そして第1位は、第1.5部“亜種特異点I 新宿幻霊事件”で登場した新宿のアーチャーです。彼の宝具演出がステージのモニターに流れると、客席からも思わず「あぁ」という声が上がったほど、納得のいくセレクトでしょう。
ダイナミックな動きで激しい攻撃が繰り出される宝具演出ですが、カット数が多いため、完成直前までは5~10秒ほど攻撃の時間が長かったとのこと。そこで戦闘のテンポをよくするために少しづつ短くしていって、現在の完成形になったのだそうです。
織田信長、ニトクリス、セイバーオルタが水着イベント2017に登場!
フェスの会場で販売されているオフィシャルグッズの告知を挟んで、ステージの最後は“FGO 最新情報”のコーナーです。
このコーナーでは、7月に開催された復刻版の水着イベントとは異なる、2017年版の新たな水着イベントが、8月に開催されることが発表されました。
さらに、この水着イベントに登場するサーヴァントとして織田信長、ニトクリス、セイバーオルタの水着イラストが公開されました。
中でもセイバーオルタは、まるでメイド服のような水着を身につけて、手にはモップと銃を持っているという姿になっており、いったいどのような形で登場するのか想像が膨らみます。
▲水着織田信長。 |
▲水着ニトクリス。 |
▲水着セイバーオルタ。 |
さらに、水着織田信長の宝具演出動画も披露されました。かなりダイナミックな動きのアクションが繰り広げられており、プレイで実際に目にするのが楽しみです。
これらの新発表で客席は大いに盛り上がったのですが、ここで、明日7月30日に行われるステージでニコ生でも配信が予定されている“FGOカルデア放送局 2周年SP”に、塩川さんも出演することが告知されました。
これまでにも『FGO』の新発表を行ってきた塩川さんが出演するということは……!? 明日のステージもファンにとっては気になる内容となりそうです!
『FGOフェス』レポートまとめ
(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
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