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2017年8月7日(月)

『ぷよクエ』細山田Pに大型アップデートについてインタビュー! ぶっちゃけ★7はどのくらい強い?

文:電撃オンライン

 8月8日に実施されるiOS/Android用パズルRPG『ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)』の大型アップデートについて、『ぷよぷよ』シリーズ総合プロデューサーの細山田水紀さんにインタビューを行いました。

『ぷよクエ』
▲細山田プロデューサー。

 7月15日に放送された『ぷよクエ公式生放送 ~大型アップデートスペシャル~』で詳細が明らかになった、今回の大型アップデート。

 ギルドタワー攻略の際の“おうえん参加”や、“農園”を実装した経緯、そして気になる★7の強さについて細山田プロデューサーに伺いましたので、ぜひご覧ください!

“ギルドタワー”は“おうえん参加”するだけでも報酬がもらえる!

ギルドタワー

 ギルドメンバーと協力して、マルチプレイでタワーを攻略していく。フロアをクリアすると、ギルドメンバー全員に初回クリア報酬をプレゼント。ギルドメンバーのプレイを観戦できる“おうえん参加”も用意されている。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

――今回のアップデートで“ギルドタワー”をリファインした理由を教えてください。

 実は『ぷよクエ』のサービスをかれこれ4年以上やっていて、一度も刷新していなかったんですよ。『ぷよクエ』において家族や友達、ネット友達と一緒に遊んで盛り上がれる“ギルド”はかなり重要なものと考えていまして、以前やっていた“ギルドバトル”とは異なる、ギルドを主軸とした遊びを作りたいと思っていました。

 4人で同時プレイが可能なマルチプレイをギルドに応用できないかなと考えて、それで今回のギルドタワーの形になりました。

『ぷよクエ』

――ギルドタワーの“おうえん”に参加すると、やる気やまりょくを消費するのでしょうか?

 消費はしません。やる気を消費してギルドタワーに挑戦するともちろん経験値がもらえるんですが、やる気を消費しない“おうえん参加”でも経験値以外のアイテムやコインといった報酬がもらえます。ですから、レベルが高くてギルドタワーに参加できないという方は、おうえん参加で入ってひたすらおうえんし続ける、というのもアリだと思います。

 ギルドタワーは予約機能があるので、みんなで時間を合わせて行こうということもできます。もちろん1人でもタワーにはチャレンジできますよ。1人だと大変かもしれませんが……! 報酬がもらえますので、誰かがやっているなってわかったら気軽に入って参加したほうがお得だと思います!

――ちなみに、おうえん参加は途中からでも参加できますか?

 途中参加はできるようにします。でも、ぜひみんなで時間を合わせて行く形をご検討ください!

――1人のおうえんと複数人のおうえんでは、パラメータに変化などはあるのでしょうか?

 いま、おうえん参加への参加人数については絶賛調整中です。ただ、おうえん人数によるパラメータの変化はありません。純粋におうえんするだけです。

 プレイする人数が増えるとパラメータボーナスが付くので、タワーの攻略はなるべく4人で行ったほうがいいんですが、おうえんは基本関与しません。でも4人が頑張れば、おうえんしている人たちは見ているだけでお土産がもらえます!

 現在“ギルド応援キャンペーン”も展開していますので、この機会にぜひギルドに入っていただいて、みんなでワイワイやる楽しさを体験していただけるとうれしいですね。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

ギルドメンバーと一緒にコツコツ遊べる“農園”

農園

 自分専用の畑で“ぷよ野菜”を育てる農園機能。定期的に水やりをすることで、24時間で収穫できる。ギルドメンバーの水やりを手伝ったり、収穫した“ぷよ野菜”を交換したりすることも可能。収穫時、たまに“野菜どろぼう”が出現することも。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

――発表された時にかなり反響があったと思うのですが、今回“農園”の要素を入れた理由を教えていただけますか。

 実はユーザーアンケートを取った際、『ぷよクエ』が好きな理由の上位に“ギルド”が入っていまして、「ギルドメンバーと何かをするのが楽しい」と答えている方が結構いらしゃったんですね。一方で「コツコツ遊びたい」という意見も多くいただいておりまして。

 新しい要素を入れようとなったとき、案はいろいろあったんですよ。“運動会”とか“文化祭”とか。……発想が学校なんですけど(笑)。その中に“農園”というのがあって、ギルドメンバーと一緒に遊べて、メンバーのお手伝いもでき、こつこつ遊べるということで、“農園”がいいんじゃないかなと。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

 仕様はそこからいろいろと決めていきました。“農園”では、24時間で育つ“ぷよ野菜”をみんなで水やりしながら育てていきます。そこで育てた“ぷよ野菜”を使うと、“とっくんボード”でキャラクターを強化したり、“へんしんボード”で★7にへんしんさせることもできるようになります。

 この辺りは、キャラクターの育成要素ですね。ただガチャで★7を引いて終わりではなく、キャラクターを愛してくださっていてそのキャラを育てたいと思っている方に、育成を楽しんでいただきたくて“とっくんボード”や“へんしんボード”を追加しました。


とっくんボード

 ★5以上のキャラクターをとっくんできる。とっくんできる内容は、パラメータアップ、ダメージ耐性アップ、スキルの強化などさまざま。

『ぷよクエ』

――“とっくんボード”や“へんしんボード”では、“ぷよ野菜”がかなり必要になるのでしょうか?

 そこそこ必要になります。ある程度コツコツと育てて集めていただかないといけないので、すぐに★7にできるというわけにはいかないと思います。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

――育てた“ぷよ野菜”のトレードは、任意でできるのでしょうか?

 等価バランスはありますが、ギルド内のメンバーと交換できます。ですので、ギルド内で「自分はこれを育てるから、あなたはそっちを育てて」みたいなコミュニケーションを図れたらいいかなと思っています。他にもレアな“ぷよ野菜“というものがありまして、それは別途交換という形式になります。

 キャラクターごとに必要となる素材が異なるので、手に入れないといけない素材も変わってきます。そこでいかに効率よく集めるのが重要になってくるのかなと思います。

――育成には絶対に24時間かかるのでしょうか。例えばアイテムや魔導石を使用することで時間を短縮できるということは?

 現状、時短はありませんね。必ず24時間かかります。水やりをしないと、さらに時間がかかります。水をやらなくても枯れることはありませんが、育ちません。

『ぷよクエ』

――“野菜どろぼう”はタッチで撃退できますか? それともぷよバトルで撃退するのでしょうか?

 撃退はぷよバトルです。“野菜どろぼう”はチャンスボス的な存在ですね。どろぼうですけど、チャンスです! どろぼうなのに30分いてくれて、レアな“ぷよ野菜”という落し物までしてくれます(笑)。

『ぷよクエ』

――親切な泥棒ですよね(笑)。

 “野菜どろぼう”は、“どろぼうバナナ”というレアな“ぷよ野菜”を落とすんですけど、それが“野菜どろぼう”からしかゲットできないので、実は重要だったりします。もはやどろぼうと言っても、どろぼうじゃないんですけどね(笑)。

 “どろぼう”という名称にも賛否両論ありました。かといって、“かいとう(怪盗)”もちょっと違うかなと思いまして。やはり野菜は“どろぼう”だろうと。

気になる★7の強さはどのくらい?

へんしんボード

 アップデートのタイミングで、“ぷよ野菜”のほかに“ワイルドさん”というへんしん用のカードが登場。こういった必要素材を集めることで、★7にへんしんが可能に。★7にへんしんできるキャラクターは、順次追加されていくとのこと。

『ぷよクエ』

――ぶっちゃけた話、★7の強さはどれくらいになるのでしょうか?

 ★7は……まぁ強いですね。ただ極端なことを言うと、★7になったばかりのものは、最上級まで育てた★6より当然弱いですし、コストも高いです。この辺りは、キャラクターをどう育てるかユーザーさんによって変わってくると思います。

 今回、レベル上限が100から120になりまして、★6をへんしんではなく“とっくんボード”で育ててLv120にすると結構強いんですよ。そういう育て方もあるということですね。

『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』
『ぷよクエ』

――★7の実装は、もともと想定されていたのでしょうか?

 当然、将来的にはどこかで入れないといけないとは思っていました。ただ、パラメータを上げるだけだと、強さがインフレするだけなんですよね。あとガチャだけに依存するのも避けたかったので、“へんしんボード”という形になりました。

 でも、ガチャで引けたほうがいいという方もいらっしゃると思うんですね。将来的にはどうなるかわかりませんが、現状は既存の魔導石ガチャを生かしながら、1人でコツコツと育成することで、★7キャラクターを育てようという形で楽しんでもらえるような遊びを提供させていただきます。

 直近では、★7にへんしん可能な“剣士アミティ”、“魔導学校シリーズ”、“初代ぷよシリーズ”、“すずらん+αシリーズ”が登場するスペシャルセレクトガチャもご用意しています。★7にへんしんできるキャラクターは、順次増やしていく予定ですので、楽しみにしていてください!

『ぷよクエ』

(C)SEGA

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