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2017年8月24日(木)

真夏の夜の悪夢! “『LET IT DIE』登頂するまで終われま1000”過酷な収録の裏話を電撃PSスタッフが語る

文:電撃PlayStation

 難攻不落の塔のはるかなテッペンを目指し、ひたすら登り続ける漢たちのためのPS4専用ゲーム『LET IT DIE』

 硬派なアクションやローグライクなゲームシステム、そしてPvP要素など、内容盛りだくさんなのに100円(+税)から遊べる、ゲーマーにとって夢のような本作。そんな本作のプロモーション用に、ある動画が撮影されました。その名も“『LET IT DIE』登頂するまで終われま1000”。

『LET IT DIE』

 現在公開中のこの動画の収録には、本作のディレクター・新英幸さんを始めとする開発陣に加えて、『LET IT DIE』の大ファンであるSIEワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平さんや、芸能界のゲーム好きで知られるアメリカザリガニの平井さん、マシンガンズの西堀さんなどスペシャルゲストが参加。また、本作の魅力に取り憑かれてしまったゲームメディア編集部も参戦し、収録を盛り上げました。

⇒“『LET IT DIE』登頂するまで終われま1000”視聴ページはコチラ

 今回は本企画に参加した電撃PlayStation編集部ライターの麦茶んと編集のあーやによる、7月28日(金)にガンホー・オンライン・エンターテイメント本社にて行われた収録の振り返り座談会をお届けします。

『LET IT DIE』
▲電撃PlayStation編集部から参加した3人。西岡編集長(上)、麦茶ん(左)、あーや(右)。

■~今回の企画ルール~

・複数のフロア間を移動できるエレベーターの使用はNG。エスカレーターのみ使用OK。
・プレイ中、装備品やアイテムの保管や補充するために拠点に戻ることはNG。拠点には戻れない。
・装備品の開発・強化は一切行ってはならない。
・装備品やアイテムは、プレイ開始時に引いたカードに記載されたものを持っていくことができる。
 どのカードを引くかによって、戦略やプレイスタイルが変わるため、運の要素も大きい。
 カードに記載の装備品は、10F、20F、30Fに到達するとグレードアップしていく。
 なお、プレイ中に拾った装備品は使用OK。
・ファイターに貼りつけるデカールは、
 「木野子會舘」の「スキルデカール購入」にてプレイヤー自身が選ぶ。
・敵に見つかった場合、必ずその敵を倒してからフロア移動すること。
 一時的に敵から逃げるのは問題ないが、倒してからでないとフロア移動はNG。
・ファイター死亡時は、入手した装備品やアイテムはすべて消失。
 プレイヤーを交代し、チェックポイントからの再スタートとなる。
 チェックポイントは、10F、16F、20F、25F、30F、33F、36F、40Fの計8か所。
・中ボスや大ボスを倒すたびにデスメタルやキノコなど、ごほうびアイテムがランダムでもらえる。
・プレイヤーはヘッドホンを着用。周囲の声が聞こえない状態でプレイ。

■それぞれの個性が出るプレイがおもしろい!

あーや:うおおおおレッド・ナパームのナイトメアがどうしたって倒せねぇよ!(ガッシャアアアアアアン※コントローラを投げる音)

麦茶ん:ちょっと! いきなりキレキャラで座談会始めるのやめてくださいよ。

あーや:あ、すみません。(コンティニュー画面から待合室に戻り)どうもお疲れさまです。

麦茶ん:お疲れさまッス。今日はあーやさんに「先日収録した内容がいよいよ動画になって公開されるそうだから、振り返り座談会をやるべ」っていわれて来たんですが、いやぁ思い返すといろいろ突っ込むところしかない企画でしたね。まずは収録時間。19時に集合して20時から収録開始、夜中の3時過ぎに収録が終わるスケジュールを計画した人はおかしいですよ!

あーや:『LET IT DIE』はゲームだけがおかしい訳ではなく、作った人も頭がおかしかったんだなって思い知らされたね。

麦茶ん:でも、現場にいた人に振る舞われたお寿司とかチキンとかのディナーは最高においしかったんで満足してます(笑)。

あーや:コイツ2秒で手のひら返しやがった!

麦茶ん:とくに、クア・アイナのハンバーガーが最高でした。ガンフェスの時に食べて感動したんで、正直今回も期待してました!

あーや:実際、ハンバーガーとしてはいいお値段だし、味も折り紙つきだよね。……って、このままだとパーティーに行っただけみたいになるから収録の話もしようか(笑)。

麦茶ん:パーティーはパーティーでもヘル・パーティーって感じでしたよね! 最初のプレイヤーは新さん。★2ファイターで10階層を登るのでサクサク進むかなと思いきや、超慎重なプレイで「“岐阜の虎”とは?」と心の中で突っこんでました。顔つきからしてやさしそうな人なんだろうと思っていましたけど、几帳面で丁寧な性格なんだろうなぁというプレイを見てニヤニヤしちゃいましたね。

あーや:このあいだ、新さんのテーマソングが発表されていて、それ曰く「出会った女は全員抱く」って言ってたけど。謎の多い人だよね……。それはともかく、当日は「帰れるか本当にわからない企画だからさっさと登ってくれ!」って全員が罵声を浴びせていたね。

麦茶ん:プレイヤーがヘッドホンをしていて聞こえないのをいいことに(というのは建前で本当は新さんだから)言いたい放題でした(笑)。

『LET IT DIE』
▲花火シューターの残弾を気にしてまとめてキノコと生き物を焼こうとするシーン。しかし、カエルだけを焼いてほかはそのまま回収するという謎の行動に。

あーや:2番手はアメリカザリガニの平井さん。ちょくちょく挑発(L1とR1同時押しで見られる)を挟んでアピールされていたのが印象的でした。

麦茶ん:ちょっとしたことでもすぐに笑いに変えられていて、さすが芸人さんって感じでしたね。僕もツボに入ってました。

『LET IT DIE』
▲41Fまで早く到達したい。でも、押す必要のないスタンプを押してしまう平井さん。

あーや:3人目の挑戦者はあの“吉P”こと吉田修平さんだったね。

麦茶ん:吉田修平さんは『LET IT DIE』のプレイ時間が800時間以上と、ものスゴイことに加えて、“あのSIEワールドワイド・スタジオ プレジデントのゲームプレイが見れる!”ということでみんな興味津々でしたね。プレイもアサルトライフルとスナイパーライフルの使い方が卓越していて、みんな「スゴイ!」って言いながら見てました。

あーや:状況判断も的確で、安定したプレイだったよね。とくにほぼすべての敵でヘッドショットを狙っていて、TPS、FPS系のゲームをかなりやりこまれていらっしゃるなぁと思ったよ。

『LET IT DIE』
▲この距離でも的確に頭を狙っていきます。スマート!

麦茶ん:そして4人目は満を持してあーやさんの登場! 

あーや:すげぇ緊張したし、最初からガヤガヤしてる雰囲気も伝わってくるしで妙な気分だった……。

麦茶ん:微動だにしなかったので「本当に動画? 静止画じゃない?」ってみんなに疑われてましたよ(笑)。

あーや:動画を見たら“地蔵プレイ”ってテロップに表示されてたのには笑った(笑)。後半は帰りたい一心で逆に無心になってプレイしてたからなぁ。

麦茶ん:ぶっちゃけ、途中からずっと赤レアメタルのマラソンしてるときの顔してましたよ。どんな顔かはあえて言いませんけど。でもまぁ、20Fのジャクソン戦から37Fまで進んだのは事実ですからねー。結構頑張ったんじゃないですか? 途中、絵面が地味すぎてアンクルさん寝てましたけど。

『LET IT DIE』
▲コントローラーを机の下に置くプレイスタイルがバカッぽいと言われたことに勘付くあーや。もしかして聞こえていた……?

あーや:えっ、なんか外が騒がしいと思ったことはあったけど、そんなこともあったの!? もう俺の話は傷つくからやめようよ……。次はブンブン丸さんにバトンパス。

麦茶ん:ボウリングクラッシャーは使い慣れていないのかな? とも思いましたが、すぐに使いこなしていて、ゲームプレイのセンスは「さすが格ゲーの鉄人!」という印象でした。

『LET IT DIE』
▲奪い取った武器も巧みに使い分けていました。

あーや:その時々の状況判断と適応力がハンパじゃなかったね。ブンブン丸さんのナイスプレイで40Fに無事到達。

麦茶ん:そして次なるプレイヤーはマシンガンズの西堀さん。ラストの40F大ボス、軍艦山太郎戦を残すのみだったので、心の中では正直「これは3時に撤収できるな。」と勝ちを確信しましたね。プレイを見るまでは……。

あーや:みんなで稼いだデスメタルが7個ぐらいあったからね。正直みんな同じ気持ちだったと思うよ。プレイを見るまでは……。

『LET IT DIE』
▲3連戦となる軍艦山の前哨戦の一番。パンイチファイターが相手なのに、なぜかいい勝負をしています。この辺りから会場に不穏な空気が……。

■変わったルールのゲームプレイもおもしろい!

麦茶ん:僕らが結果をここでバラしちゃうのも興がそがれてしまうので結末は動画で見ていただくとして、実際プレイしてみてどうでした?

あーや:これまでも“LET IT DPS”で高槻かなこさん、新さんといっしょに変わった縛りプレイみたいなこともしていたけど、今回のプレイは結構おもしろかったよ。普段は装備強化のために素材集めマラソンばっかりやっていたけど、今回はこの企画のためだけに調整されたルール・装備でひたすら塔を登ったからね。『LET IT DIE』のアクション・ローグライクとしての面白さを再確認した。限定バージョンをプレイできたという経験はゲーマーとしてはうれしかったな。ただ、帰れないのはツラかった。

⇒LET IT DPS 第1回配信レポートはコチラ

⇒LET IT DPS 第2回配信レポートはコチラ

⇒LET IT DPS 第3回配信レポートはコチラ

⇒LET IT DPS 第4回配信レポートはコチラ

麦茶ん:真面目だ……。地味に宣伝をはさみこんでいること以外は。

あーや:今後、ランダムにセットアップされた装備で挑戦して、登った階数に応じてデスメタルやキルコインがリワード箱に入る、みたいな遊び方も実装してほしいなぁ。

麦茶ん:ちょっと、勝手にあーやさんの要望垂れ流さないでくださいよ。あとせっかくですし、動画ではカットされてたことも言いましょうよ。

あーや:うーん……。収録はガンホーさんのリフレッシュルームで行われたんだけど、緑が多くて本当にリフレッシュできそうな空間だった、とか?

『LET IT DIE』
▲収録前の様子。空は青く、地面は緑。これで深夜までの強行プレイがなければ最高だったんですが……。

麦茶ん:いつも編集部でイスに座って寝ているあーやさんからしたら、さぞうらやましい限りでしょうね。

あーや:なんかさっきから辛らつじゃない?(笑) あとは、ボス戦をクリアしたあとに引いているカードは、毎回“LET IT クイズ”っていうLET IT DIEに関係するクイズに正解しないと本当は引けなかった、とか? あれ意外とキツかったなぁ。

麦茶ん:“嵐のメンバー5人を答えてください”って言われたときのあーやさん、マジで頭抱えてましたもんね。普通わかりそうなもんですが……。

あーや:普段ゲームしかやってないんだもん。最終的にはちゃんと答えられたからいいじゃん! まぁそのあとの引きは……お察しください。

麦茶ん:あーやさんが運がなさ過ぎて自分が代わりにカードを引かされることになったときは“この人策士だな”って思いましたよ(笑)。そういえば衣装ですけど、当日僕らとくに何も言わなかったのに、同じ『LET IT DIE』のWEGOコラボTシャツを着てきたのもおもしろかったですよね。

あーや:確かに。実はあれ、2人の私物なんだよね。俺らどんだけ『LET IT DIE』好きなんだよっていう(笑)。まぁ今後もアップデートは予定されているみたいだし、まだまだ『LET IT DIE』はプレイすることになりそうだね。9月7日(木)にはTDMがアップデートされるっていうし、今は9月7日までの期間限定で『GRAVITY DAZE 2』コラボを実施中。俺もしばらくはレッド・ナパームを倒して装備作るわ。(ゲームを再開しながら)……うおおおおおお『GRAVITY DAZE 2』コラボの限定デカール購入でまたダスティ引いちまったああああああ!(ガッシャアアアアアアン※コントローラを投げる音)

麦茶ん:ちょっと! いきなり説明なんだかキレてるんだかわからないコメントで座談会締めようとするのやめてくださいよ! というわけで、“『LET IT DIE』の登頂するまで終われま1000”動画、好評配信中です! ぜひ見てくださいね~。

⇒“『LET IT DIE』登頂するまで終われま1000”視聴ページはコチラ

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