2017年9月11日(月)
12月1日に公開される実写映画『鋼の錬金術師』で、ウィンリィ役を務めた本田翼さんと、アニメ版でエドとアルの声を担当した朴ろ美さんと釘宮理恵さんの鼎談が実現。映画公式サイトで全文掲載を前に、一部コメントと写真が解禁されました。
実写映画『鋼の錬金術師』は、2001年~2010年にコミック雑誌で連載された荒川弘さんによる人気コミック『鋼の錬金術師』を実写映画化したものです。
なお本鼎談の全文は、9月11日18:00より公式サイトで公開されます。
ウィンリィ役を務める本田さんは大の『ハガレン』ファン。『ハガレン』の魅力は数えきれないぐらいたくさんあると語る本田さんは、7月12日に行われた『ハガレン』ファンイベントで朴さんが好きなシーンとして挙げていた「一は全、全は一」というセリフだと明かし、「あれを初めて漫画で読んだ時、まだ子どもだったからよくわからなかったんです。でも大人になって、今回この実写映画をやる前に、原作を読み返したら、やっとその言葉の意味に気づけたというか。『ハガレン』って子どもはもちろん、大人になってからまた楽しめる作品なんだなって、改めて思いましたね。
兄弟愛も素敵だし、敵キャラクターも含めみんな魅力的なところも大好きなところです」と、時を経ることによって気づくことができること、そして個性豊かなキャラクターが魅力だとコメントを寄せます。
アニメ版『ハガレン』でエドの声優を担当した朴さんは「実写化と聞いた時にすごくうれしかったんです。実写化するんだ、どの監督さんがどういうふうに作るんだろうって思ってたら、曽利文彦監督だって聞いて、驚いて。曽利さんとは昔お仕事を一緒にさせていただいたことがあるんです。でもこれを実写化するのってすごく大変だろうなとも思ったんですけど、トレイラー第1弾を見せていただいた時、めっちゃくちゃいいじゃん! もうこのまま行っちゃいなよこの世界観で! って思いました」と、映画化決定の話を聞いた時の驚きと喜び、そして、本作の予告映像を見た時の気持ちを振り返りました。
一方、エドの弟であるアルのアニメ版の声優を担当した釘宮さんは「私も実写化と聞いてどうなるんだろうと思っていたんですけど、映像を見たら本当にリアルで。撮影が大変だっただろうなって思いましたし、愛情や労力のかけ方がひしひしと伝わってくる映像になっていたので、ありがたいなぁと思いました。懐かしい気にもなりますし、汽車のシーンから始まって、緑がバーっと広がっていくシーンはそのままでしたよね」と、本作に太鼓判を押しました。
(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会