2017年9月21日(木)
東京・都内で行われたKingstonのゲーム部門&ブランド“HyperX”記者説明会の模様をお届けします。
まずはHyperXブランドについて、アジア太平洋地域マーケティングマネージャーのスーザン・ヤン氏から説明がありました。
▲スーザン・ヤン氏。 |
Kingstonは、1987年に創立し今年で30周年を迎える会社です。主要なビジネスとしてメモリとフラッシュを扱っています。高い品質が好評とのこと。
また、もともと高品質の製品をさらに高性能のものに作っていくことに力を入れています。
さらに2002年からは、HyperXとしてゲームブランドを立ち上げました。プロゲーマーとともに製品を開発するなど、ゲーマーに向けた製品の開発に注力しています。
2014年からゲーミングデバイスの展開を開始。2015年には数多くの賞に輝くCloud IIとFURYマウスパッドを投入しました。
ゲーミングデバイスのフルラインナップをそろえるのに時間はかかったものの、これには品質に対するこだわり、ゲーマーのニーズを考慮した結果だといいます。
また、初出荷より3年足らずでゲーミングヘッドセットの出荷が200万台をこえました。この短期間で成功をおさめた原因は、ゲームチームと連携を密にとりながら開発を進められたことが一因になったそうです。
▲『League of Legends』や『Counter-Strike』などで有名なチームも多く見受けられます。日本のDeToNatorも挙げられています。 |
HyperXは、各種SNSでも積極的に活動しています。ユーザーと密接な関係を築くことも重視しているそうです。
今年は東京ゲームショウ2017に初出展するため、これを記念して著名なプロゲーマーを招いてイベントが開催されます。興味のある方は、足を運んでみましょう。
最後にスーザン氏からはPCのみならず、さまざまなプラットフォームのゲームをサポートしていきたいとコメントがありました。
直近のHyperX製品については、アキラ・シー氏より説明がありました。
▲アキラ・シー氏。 |
これまで同社が展開してきたクラウドシリーズの新作である『Cloud Alpha』が2017年9月に登場となります。
▲『Cloud Alpha』。 |
特徴としてはスタイリッシュなデザインの他に、取り外しが可能なインラインコントロール&マイク、PS4/Xbox One対応などが挙げられます。
また、50mm アルミチャンバーを使用し、通常のヘッドホンとは違うデュアルチャンバードライバーを搭載。これにより、従来のシングルチャンバードライバーよりも、高音質を実現しています。
さらに低反発クッションと、柔らかい拡張ヘッドバンドにより長時間ゲームをプレイする際の快適性を実現。高耐久性を誇るアルミフレーム製を採用しています。
続いて紹介されたのはキーボード『ALLOY ELITE』です。104キーの英語配列となる本製品には、キーボード上部に発光パターンを調節できるアクセスボタン、メディアをコントロールできる専用キーなどが搭載されています。
USBポートもあるため、マウスを差したり、資料の転送をしたりといったことも可能。取り外し可能なリストレストも付属しているので、長時間のゲームプレイによる疲れも軽減されます。
W、A、S、D、1、2、3、4キーの交換用キートップについては、おもにFPSなどに用いるものになります。こちらは金属になっているのは、耐久性を高めるためとのこと。
キーに関してはも、赤軸、茶軸、青軸の3種類が用意されており、好みによって選べるようになっています。
世界中のゲーマーにアプローチを続け、成長し続けるHyperX製品。気になる方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
(C)2017 Kingston Technology Far East Co. Ltd (Asia Headquarters)