2017年9月22日(金)

『コードヴェイン』のクセになるプレイ感に注目。秘められたアクションの一端を体験!【TGS2017】

文:ユート

 バンダイナムコエンターテインメントから2018年発売予定のPS4/XboxOne/PC向けタイトル『CODE VEIN(コードヴェイン)』。『GOD EATER』チームが手がける“ドラマティック探索アクションRPG”として注目を集める本作を、TGS2017会場で試遊できます。本稿では、プレイレポートをお届けします。

『CODE VEIN』

 まず、今回の試遊ではバディを連れ、暗い洞窟内のようなロケーションや、騎士のような姿をしたボスとの戦いがプレイ可能。試遊用の特別仕様として、洞窟内の探索を飛ばしてすぐボスに挑むこともできます。

 初期装備の武器は片手剣と両手剣の2種で、吸血牙装はオウガ。道中の宝箱からは武器の銃剣と斧槍が入手でき、メニュー画面から装備を変更することでこれらも体験できます。武器のアイコンにはもう1つ斧のようなものもありましたが、こちらが道中で入手できるかは確認できませんでした。

 錬血には一定時間防御力を高めるもの、自身の体力を消費してバディの体力を回復するもの、一度だけ攻撃を防ぐものなど7種類が存在。共錬血は、一定時間防御力が大幅に下がる代わりに、攻撃速度や回避性能が大幅に上がるものがセットされていました。

『CODE VEIN』

 筆者が体験版で使えた武器について、個人的な扱いやすさは片手剣>銃剣>斧槍>両手剣といったところ。

 片手剣は攻撃が速く、さまざまな状況に対応しやすいのが魅力でした。

 銃剣は通常攻撃は剣部分での攻撃ですが、強攻撃では冥血を1消費して遠距離攻撃を放つことができます。遠距離攻撃を繰り出す敵に対応しやすい他、敵がこちらに近づく前に撃破することもできました。

 斧槍、両手剣はともにリーチが長いものの、動作が重め。ただ、どちらも強攻撃ボタンを長押しで放てるチャージ攻撃の威力と攻撃範囲に優れ、敵を吹き飛ばすこともできるのがポイントです。

 乱戦時にはかなり役立ってくれました。個人的な扱いやすさが斧槍>両手剣なのは、通常攻撃が斧槍のほうが使いやすかった、ってところですね。

『CODE VEIN』

 全体的な遊び心地の部分では、かなりコアなアクションゲームといった印象が強いです。敵の攻撃がかなり痛いうえに複数で向かってくることが多い(遠距離攻撃で単体の気を引こうとしても近くの敵が気付く)ので、回避などを駆使してうまく立ち回らないとすぐ倒されてしまいます。銃剣を使って一緒に戦ってくれるバディをうまく利用するのも大事かもしれません。

 また、洞窟内では落下死もあるので、目の前の敵に気を取られすぎて……みたいなことも何度かありました。位置取り重要です。本当に。

『CODE VEIN』

 ただ、少し慣れてくると、チャージ攻撃などさまざまなアクションを駆使した戦いがクセになってくるはず。

 敵との距離を調整して吸血攻撃を当てる、状況に応じた錬血で対処する、バックアタックから特殊吸血を決めて大ダメージを与えるなど、本作ならではのアクションにはまっていきます。特殊吸血は成功時の演出がめちゃくちゃかっこいいので、プレイするなら必見です!

 ちなみに、バックアタック成功時に特殊吸血を狙う際のポイントを1つ。バックアタックに成功すると敵が動きを止め、そののちに画面に“吸血”の表示が出るという流れなので、バックアタック成功後は攻撃を続けず、背後で落ち着いて“吸血”の表示が出るのを待つといいと思います。

 個人的にすごく気に入ったのは共錬血。防御力が下がるというデメリットがあるぶん、回避が瞬間移動のようなモーションになる、攻撃がかなり速くなるなど上昇面のメリットがかなり強いです。敵の攻撃をヒュンヒュン回避しつつ攻めまくる爽快感はかなりのものでした。こちらもぜひ体験してみてほしいところ。

『CODE VEIN』

 物かげに隠れて待ち伏せしている敵がいたり、上からいきなり降って来たりする敵もいるなど、洞窟探索は中々の難易度。ボス戦も言わずもがなです。

 そのぶん熱中度はかなりすさまじく、プレイ時間の20分があっという間に過ぎ去ってしまいました。アクションが苦手な人にはやや敷居が高いかもしれませんが、東京ゲームショウ2017に行くなら見逃せないタイトルの1つだと思いますよ!

■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

データ

関連サイト